てまり - ねこ の独り言

てまり - ねこ の独り言

2003年09月27日
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カテゴリ: 過去
中学に入り、部活は音楽系と決めていた。


でも、先日買った文庫本、さだまさし「精霊流し」の中に答えは載っていた。

さださんと、バイオリンのコンクールで出会った人との対談があり、その後二人は意気投合し、対談相手の女性バイオリニストと飲みに行く。
その中で、彼女は「私ねえ、母が大好きなの。その母はヴァイオリンが好きなのね。だから私はずうっと、母のために弾いたわ」
「私、母の代行者としてヴァイオリンを弾いてきたんじゃないかって、ときどき思うのよ」
そして、彼女は「ラスト・リサイタル」と題したコンサートを開き、1ヵ月後、34歳で癌で逝く。

私も母の期待にそえるよう必死で、すべての事を行ってきた様に思う。
部活に吹奏楽を選んだのもその結果だったのだ。

しかし、私は合唱にはむかない。
他の人は、歌が好き。これで入っている。
つまり、歌うというレッスンを本格的には行っていない。

私のピアノの先生は厳しかった。
弾きながら歌えといつも言われた。これは声を出して歌うと言う事だ。
また、この先生だけのレッスンで、現役、音大合格者も何人も居た。だが、先生は生徒に音大入学目標!とは絶対言わない先生だった。あくまでも、本人の意思で、進路は決まる。

また、クラシックのピアノ練習曲には声に出して歌うようには作られていない。それを、声に出して歌いながら弾く。息継ぎをどこでするか。ピアノの音に合わせた声で歌わなければいけない。
小学校高学年にもなれば、授業の音楽の時間に、先生の代わりにピアノを弾かされる事もある。

学校の音楽コンクールの課題曲の伴奏を、頼まれる事もある。
そういう時はまず、ピアノの先生に相談する。
本来のレッスンとは別に、それらの曲のレッスンもしていただいた。

ピアノは伴奏なので、メロディーを弾かない事も多い。
つまり、弾いている内容と、歌う内容は別になる。
声が出なければ、ピアノの先生に叱られる。

結果として、ソロなら良いが、合唱となれば、一人だけ声の大きさが違い、突出し、周りとあわなくなる。これは既に自覚していた。

吹奏楽に入り、楽器はバリトンだった。

ホルンが歌で言うメロディーなら、バリトンは引き立て役。
かといって、バスのように低音・・・これはチューバの役目だ。

初めての人は音を出すのに苦労すると言う先輩の話。
しかし、音を出す事は難しくなかった。
音階も楽にマスターできた。
しかし。。。ここで自分は他と違う事に気づく。

1曲吹くのは別に困らない。
しかし、2曲続けて吹き終わったときに・・・
途中で苦しくなってきた。息が切れる。
2曲目が終った瞬間、目の前が真っ暗になった。
3曲目が始まる。皆、演奏に集中しているので、気がつかない。
音を出さずに、指だけ真似をしていた。
3曲目が終った頃、苦しいのも、息が切れるのもおさまっていた。

この時はなぜ、そうなるか不明だった。
しばらくして、体力測定。
足を使う事は全て苦手。いわゆる、とろい、鈍い、ぐず。。。
その様に言われていた。

まあ、見た目は普通だし、その頃はドクターストップも無かったので普通に行ってきたが、先天性股関節脱臼の為、無理は禁物だった。体育の先生は理解があったので、他の人が体育の授業をしている間、私は腹筋、腕立て伏せ等、先生の組んでくれたメニューをこなしていた。その時も変化は無かった。

そして、体力測定の日、一部の物は判定外(悪すぎ・足のため)
一部の物は、腕立て等やっていたおかげで男子並(笑)
そして、問題は。。。

肺活量だった。通常、女子の平均値は2500~3000、男子は3500くらい。しかし、私の肺活量は・・・1000だった。
並みの半分。後日これだけ量り直しになる。その時は800だった。
小学校入学前に結核をやっていた。私自身、それが理由と思っていた。そして、吹けない理由も自分の中では、これが理由と気が付いた。

子供を産んでから、これが喘息だったと知らされるが、この時は学校の先生も、何も言わなかった。
吹けない事も、私は誰にも言わなかった。

1年生の部活は全員参加。
週に1日部活の日と言うのがあり、この日は絶対に参加しなければいけない。
そして、5月連休過ぎに、部活が決定したら、1年間は変更不可能。自分が吹けない事実に気づいた時は6月近かった。

結果として、部活から足は遠のく。
当然、担任からもいろいろ言われるわけだが・・・
この先生とは、話し合いなど不可能。
一方的に、参加は義務だからと言われる。
私はこれに関しては、おとなしく、
ハイ。わかりました。と答え、これは返事だけ。

1年生が終る頃、1年間の部活を振り返って。。。と題して
クラス全員の前で発表させられた。(これはクラス全員だった)
この時私は何を言ったのかは覚えていない。
しかし、一人の男子生徒が、胃の具合が悪い事を皆知っていた。
彼の発表は。。。卓球部で、具合が悪くつらかったと発表。
その時、先生は、そういう理由なら、相談すれば。。。と言った。

誰も何も言わなかったが・・・
終了後、クラス全員で憤慨していた。
そもそも、相談など成り立たない先生なのに・・・よく言うよと。

私は、吹奏楽部としては、3ヶ月持たずに幽霊部員になりました。
だが、しばらくの間、別のグループで気まぐれにやはりバリトンを吹いていたのだが。。。
今思うに、あの時続けていれば。。。ほんの少しだけ後悔。
別のグループとは。。。これは明日。。。





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最終更新日  2004年08月12日 22時02分32秒
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