ちょっと気ままなNYライフ

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2007年01月28日
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日本人役者による日本語の映画ながら、クリント・イ-ストウッド監督の作品、なおかつアカデミー賞候補ということもあり、超満員。観客は30-50代のアメリカ人がほとんどだった。

映画は期待を裏切ることなく、素晴らしかった。アメリカ人の監督がここまで自分の国「日本」を見せてくれることに感動。

また従来のハリウッド映画が日本人としての配役を、日系人を起用して済ませる(たとえば「カラテキッド2」とか)といったお粗末なものでなかったため、日本人にとっても感情移入しやすい。

登場人物の葛藤、家族への思いは特に大切に描かれている。中でも捕虜の米国人との心の交流。米国人にも自分たちと同じように家族がいる。敵味方でありながら家族への思慕を共有する一瞬。

同じ戦争映画「SAVING PRIVATE RYAN」でも、捕虜ドイツ人との交流が描かれていたが、最後は結局、「敵は敵」でしかないかのように描かれていたのとは対照的だ。

ジャニーズの二宮和也君は評判どおり、素晴らしい演技。容貌がちょっと幼いのと(とても「お父さん」には見えない)、せりふがぎこちない部分もあるが、アップのときの、なんともいえない表情や、困惑したような瞳に何度も引き込まれた。

かつでワシントンDCの観光に連れて行った母が、アーリントン地区にある記念碑(擂鉢山に星条旗をかかげようとする兵士の像)を観て、

「何でこんなもの建てたんだろうね。いいよ、ここは写真とらなくって」


そんな母にはお勧めではないが、一般の若い人にはぜひ見てもらいたい。
そしてこれは過去の出来事でありながら、今なお世界のどこかで続く戦争=罪のない人の死について、改めて考える機会となってほしい。





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最終更新日  2007年01月28日 14時42分28秒
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