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2010年04月05日
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カテゴリ: works

うむうむネット通信 第3回 「あの人に会いたい」


冒険あそびの森 代表 内田幸一さん

 大人からもこどもからも“うっちゃん”の愛称で親しみを込めて呼ばれている内田幸一さんは、およそ30年前に飯綱高原に移住し「子どもの森幼児教室」飯縄高原ネイチャーセンターを設立。
 現在、飯綱にあるネイチャーセンターを拠点に、幼児、児童の自然体験の推進や、親子関係に関する講演など自然教育や環境教育を軸とした活動をされています。
 2009年度オープンした「冒険あそびの森」の一角にある木遊び館でお話をお伺いしました。


なぜ、自然教育なのか・・自然は、人を育てる



 学生時代、自然が好きな自分は、飯綱をはじめ長野や山梨、関東近郊の自然豊かな場所を何度も訪れ、登山など通じて自然の中でかけがえのない体験をしました。

自然の一員である人間は自然を通じて成長しますし、進化をしてきた生き物でした。

自然の中で沢山の活動をしてきたことと専門である幼児教育を結びつけたのは、


この30年間の様々な活動は、その直感を検証するためだったようにも思っています。



自然体験というと特別なことを考えがちですが、ただ、じっと花を観察したり、虫の様子に見とれたり、木に登ったりといった誰でもがごく当たり前にすることから始まります。

自然の中で遊ぶことで坂を登ったり、木にぶらさがってみたり、
飛んだり、ころげまわるうちに身のこなしが良くなります。

手や足の先まで意識が届いて動くと
自分の身体はことのほか心地よいものとして感じられます。

そんな一瞬に達成感や充実感を感じるものです。それはある種の喜びの感情であり、
その喜びは必ず次の行動を呼び起こします。

自然の中で多くの子どもたちと過ごしてきた私は、
子どもたちの自然の中で見せる様子を数多く見る機会に恵まれました。

天候の変化や人の力の及ばない自然の中で、


自分を柔軟に変化させ自然の力に逆らうこと無く適応するその姿は素晴らしいものです。

子どもたち自身に成長の可能性があるのはもちろんですが、自然環境がそのきっかけを作っていることは明らかです。

自然には人が用意するものとは違った、子どもたちを成長させる教育的な可能性があると私は確信しています。





自立とは、自分の人生を幸せに生きる力を持つこと



子どもは成長します。

成長とは、子どもの年齢、時間軸によってそのとらえ方は変わっていきます。



そして、親の役割は、子どもが自立できる力をつけるための援助者といったところでしょうか。

では、自立とはどんな力でしょう。

私は、自分の人生をより良く生きるための力だと考えています。
自己を肯定し、卑屈にもならず、過大評価でもなく、
自分の裁量や能力を正しく把握し、自ら望む方向へ進んでいける力。

積極的に人とのコミュニケーションをとりながら
人との関係、物事との関係を自分の意思や考えで判断し、
向き合い方や自分の生き方を自分で決断できる力。

問題が生じても、どうしたらその問題を解決できるかを判断し、
対応していくそんな力を身につけることではないでしょうか?



過去においては、日常生活の中で知らず知らずのうちに
身につけることができた人として必要な技能や知恵は、
現代社会ではなかなか育むことが難しくなっています。

そうしたものは実体験の中で多くは育まれてきました。

人としての基礎が築かれることなく、
更にその上を築くことは難しいでしょう。

自立した一人の人間を育てるためには
その基礎となるところを育てることを意識しなければなりません。

自然の中での活動や多くの子どもたちが交流し様々な関わりをもつ活動は、
子どもたちのそうした人としての基礎を育てる機会になるでしょう。

心も身体も実体験の中で成長していくことを
どうぞ知っていただきたいと思っています。





子どもの自立のために大人が、できること、心がけること

~安心感が成長を引き出す~



まずは、子どもを信じましょう。

もちろん成長に即した対応や付き合い方は必要です。
基本的に大人は子どものやること、選ぶことを穏やかに見守ります。

危険からは守らなければなりませんが、
出来るだけ子どもの自由にまかせます。

親が理解できること­、大人のものさしに合うことだけを褒めるのではなく、
その子のそのままを受けとめることが大切です。

お子さんはいつも親が大好きでどんな親でも認めているのに、
大人の方は条件を出して子どもに様々なことを一方的に要求してしまいます。

子どもと大人の信頼関係を崩しているのは
大人の方からという事になるかもしれません。



大人が自分を認めているという安心感をもったとき、
子どもは自分から動き出します。

自分が決めたことを行動に移し認めてもらえる経験を積み重ねた子は、
自分を肯定でき自己に対する信頼を増すことが出来ます。

自分を肯定的にとらえる子は、
他者に対しても積極的に働きかけ新しい人間関係を
構築していくことが出来ます。

また、自分との違いについても寛容であり対応もできます。

こうした子どもを肯定した信じる形の
大人の子どもに対する向き合い方により、
子どもはその子自身の持つ力を最大限に活かし、
自分の可能性にチャレンジする力を発揮するものです。



「子どもの自立」をサポートするためには、
  まず大人が自立する



子どもの自立を見守る大人が、まずは自立していなければと思います。

大人の自立とは、親として大人としての自分の立ち位置を明確にすること。

自分の考え、生き方をはっきり示すことが出来るか、

相手を理解できない、意見が違う時も、怒りといった感情ではなく、相手の意見や話を聞き入れる余裕があるか、自分の言った言葉に責任を取れるか、
約束を守れるか、一人の人としての在り方、その姿勢を持つことだと思っています。

その場しのぎの子どもだましではなく、
ぶれない大人の生き方や感性が大人に求められているのだと思います。

子どもは大人の嘘を見抜く力を持っています。

子どもからはその事は言ってきませんが、感覚的本能的に受け入れられないものとして、
大人の本性を見ぬくものです。

ですからことのほかこのことは私たち大人側が、
意識して正していかねばならないでしょう。
そうでなければ、この悪しきことを子どもたちは学んでしまうことになります。




☆ご案内

今回、お話を伺った内田さんの活動拠点を紹介します。
私たちの街、ナガノにはこんな豊かな財産『自然』がある。親子でイイヅナを遊びつくそう!



☆冒険あそびの森 ~自然は子どものミュージアム~



街中や自宅ではなかなかできない遊びや活動が一年中行える野外体験施設です。

ツリーハウスや、ダイナミックなロープでの遊び場のほか、キャンプ施設・幼児用トイレ・オムツ交換台もあります。

●入場料:小学生~大人:500円・幼児・300円・2歳以下は無料


問合せ先:飯綱高原 ネイチャーセンター 電話 026-239-3301



☆ ツボミ子育てサロン

~よちよち自分の足で歩き出したら、イイヅナの自然が両手を広げて待ってるよ~

 1歳6ヶ月からの未就園児とその保護者対象。懐の大きいあったかいスタッフたちが、親子ともに受け止めてくれ、親子で一緒に、自然を”感じる”体験ができます。今回、”うっちゃん“の話を伺った大日方も、当時1歳10ヶ月の娘と2年間、お山(ツボミ子育てサロン)へ通いました。長靴姿で思い切り笑って、遊んだ親子の時間は、私たち親子の原点です。







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最終更新日  2010年04月06日 01時10分11秒
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青森県の出身の私の最大の不満。
それは都会での子育て。
便利さや就職面を考えると都心で育てるメリットはあるのでしょうけれど、できれば自然のなかで自然に育てたい。
時々帰る実家でする土仕事で息子の成長が目覚しいことを考えると、親の都合を捨てて長野や青森など自然豊かな環境で子育てしたいなぁ。

オビオビオさんの記事でまた切に思いました。
良い文章ありがとう。 (2010年04月11日 23時27分17秒)

Re:長野住みたい!(04/05)  
obiobio さん
快適からだ案内人♪みきことヨガしませんか?さん
>自分のブログなのに、ほったらかしている間に、
>みきこさんから
>ウレシイコメントをいただいていたとは!!スミマセン。

>学生時代、わずかですが都内に住んで
>自分の生活ベースはやはり、ナガノだと強く感じました。
>子供も、大人も、人は自然の中で、
>深く呼吸できるとき、ヒトという生き物として、
>ぐーんと成長することができるのではないか・・・
>と感じています。
>青森というベースがあるみきこさん、
>往復はきっと大変でしょうが、
>限られた息子君の幼児期に、できる限り
>ご自身の育った環境で過ごす時間を、チャンスを
>たいせつに作ってあげてくださいね

>青森県の出身の私の最大の不満。
>それは都会での子育て。
>便利さや就職面を考えると都心で育てるメリットはあるのでしょうけれど、できれば自然のなかで自然に育てたい。
>時々帰る実家でする土仕事で息子の成長が目覚しいことを考えると、親の都合を捨てて長野や青森など自然豊かな環境で子育てしたいなぁ。

>オビオビオさんの記事でまた切に思いました。
>良い文章ありがとう。
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(2010年05月25日 00時32分44秒)

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