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アイリーン・カッシーニ
別に「宇宙飛行士になりたい」とか「なる為に努力をしよう」とは微塵にも思わず日常を行く！でも心意気だけは船長にて，日常航海中。
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2006/08/20
カテゴリ： 美しい生活について
「去年は大阪行ったよね～。今年どうする？」
ハイ、計画性ゼロです(^^;)
何にも決まってないのなら資金・体力ともども温存しときゃ良いんであります。
ですが「日帰りでも」と旦那がレンタカーのみリザーブ。
こうなったら、ガツン！と勢いに乗っていざスタートですね。
では、ここから先は旅行記になります(^^)。
1．行き先決定まで
ある日の夜、私達夫婦は熱い議論を戦わせていた。内容は、
『レンタカーを1日借りたが一体何処へ行ったらよいか』
についてである。
しかもいつ出かけるかと言うと、次の日なんである。
旦那「最果て感が欲しいんだよね～。なんかこう、孤独な感じっての？」
アイ「それじゃ海の方がいいわけ？でも千葉はもうドライブ行ってるじゃん。」
旦那「自然の中で自分のちっぽけさを感じられる･･･そんな旅を･･･ブツブツ」
アイ「日帰りでかなり無茶だねそれ。あ～あ、何かいいプランないかなぁ。」
面倒臭がりで、直前にならないと外出予定を立てられない。そのくせ一旦行くと決まると凝り性ならではのこだわりを発揮するのが、私達夫婦のパターンである。だから一向に決まらないのだ。車で行くと決まっているのに 「最果てといえば島だ！どこかの島に行こう」 と血迷ったプランまで出現し、議論の終結は困難を極めた。途中からすっかり日帰り旅行という制限を忘れて夢を語っていた、なんと愚かな自分達である。(島など、飛行機か船の席がとれなきゃムリなのに･･･。)
ついに私は「最果て感」を捨てる決心をした。
大体車で気軽に『ハ～イ明日いきなり出かけましょう』の範疇に休日を楽しむに足る孤独感などあるわけが無いのだ。観光地でもなんでもない寂しい場所は探せばあるだろうが、それは盆休みのイベントとしてはいかがなものか。かといって『リゾート向きの最果て感』をあと数時間で決定する事が、結局無理な話なのである。
で、私が提案したのは 『富士サファリパーク』 である。
♪ホントにホントに、ホントにホントに、ライオンだ～！♪ そんな 串田アキラの熱すぎる歌
私も幼い頃からこの歌のかかるＣＭを観て育っていた。
しかし連れて行ってもらった事は、今までなかったのだった。
「ＣＭでは頻繁に見るけれど結局行った事の無い行楽地」 。
それは 『伊東のハトヤ』 と同じ位置づけで私の中に存在していたのである。
最果て感は無くとも、自分を騙せばアフリカにでも行った気になるであろう。
「キミがサファリを押すなら、僕は美術館を押したいところだ。」
旦那が言っているのは 『箱根彫刻の森美術館』。
小さな頃行ったが殆ど内容を覚えていないというのだ。
広大な庭に、ごろごろと前衛的な彫刻が並べられているという。
これも関東人にはＣＭでおなじみであるが、私は行った事が無い。
なかなか面白そうである。
これで話は決まった。あとは寝るだけである。
(次回につづく)
ハイ、計画性ゼロです(^^;)
何にも決まってないのなら資金・体力ともども温存しときゃ良いんであります。
ですが「日帰りでも」と旦那がレンタカーのみリザーブ。
こうなったら、ガツン！と勢いに乗っていざスタートですね。
では、ここから先は旅行記になります(^^)。
1．行き先決定まで
ある日の夜、私達夫婦は熱い議論を戦わせていた。内容は、
『レンタカーを1日借りたが一体何処へ行ったらよいか』
についてである。
しかもいつ出かけるかと言うと、次の日なんである。
旦那「最果て感が欲しいんだよね～。なんかこう、孤独な感じっての？」
アイ「それじゃ海の方がいいわけ？でも千葉はもうドライブ行ってるじゃん。」
旦那「自然の中で自分のちっぽけさを感じられる･･･そんな旅を･･･ブツブツ」
アイ「日帰りでかなり無茶だねそれ。あ～あ、何かいいプランないかなぁ。」
面倒臭がりで、直前にならないと外出予定を立てられない。そのくせ一旦行くと決まると凝り性ならではのこだわりを発揮するのが、私達夫婦のパターンである。だから一向に決まらないのだ。車で行くと決まっているのに 「最果てといえば島だ！どこかの島に行こう」 と血迷ったプランまで出現し、議論の終結は困難を極めた。途中からすっかり日帰り旅行という制限を忘れて夢を語っていた、なんと愚かな自分達である。(島など、飛行機か船の席がとれなきゃムリなのに･･･。)
ついに私は「最果て感」を捨てる決心をした。
大体車で気軽に『ハ～イ明日いきなり出かけましょう』の範疇に休日を楽しむに足る孤独感などあるわけが無いのだ。観光地でもなんでもない寂しい場所は探せばあるだろうが、それは盆休みのイベントとしてはいかがなものか。かといって『リゾート向きの最果て感』をあと数時間で決定する事が、結局無理な話なのである。
で、私が提案したのは 『富士サファリパーク』 である。
♪ホントにホントに、ホントにホントに、ライオンだ～！♪ そんな 串田アキラの熱すぎる歌
私も幼い頃からこの歌のかかるＣＭを観て育っていた。
しかし連れて行ってもらった事は、今までなかったのだった。
「ＣＭでは頻繁に見るけれど結局行った事の無い行楽地」 。
それは 『伊東のハトヤ』 と同じ位置づけで私の中に存在していたのである。
最果て感は無くとも、自分を騙せばアフリカにでも行った気になるであろう。
「キミがサファリを押すなら、僕は美術館を押したいところだ。」
旦那が言っているのは 『箱根彫刻の森美術館』。
小さな頃行ったが殆ど内容を覚えていないというのだ。
広大な庭に、ごろごろと前衛的な彫刻が並べられているという。
これも関東人にはＣＭでおなじみであるが、私は行った事が無い。
なかなか面白そうである。
これで話は決まった。あとは寝るだけである。
(次回につづく)
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