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巨椋修(おぐらおさむ)

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2005年05月10日
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カテゴリ: 撮影奇譚
休憩時間のときに、助監督アベがそっとオレにつぶやいた。
















「カメラのバッテリーが、無くなりそうなんです!」















なんでも、朝充電しておいたバッテリーがなぜか急速に減り、あと5分くらいしか持たないというのだ!


撮影予定は、まだ3分の2くらいしかこなしていない。

オレは自らを励ますようにいった。








「で、でも予備のバッテリーはあるだろ?」







「あ……、ある……、と、思います……」








「思いますって……」


「多分入れたと思うんですけどね……」


「じゃあ確かめてください」


「カメラバックは、フリースペースの中に置いてきているんです。

それに……」


「それに?」








「予備バッテリーは、充電していなかったかも……」







「ま、まあどうせ屋内撮影だから、コンセントがあればいいよね」









「コンセントは、荷物になるので家に置いてきました!!」
ここだけキッパリ!







「す……、すると、いまのバッテリーがあがってしまうと……」


「今日の撮影は、これまでということになります」


「し、信じよう、きっと予備のバテリーはあるさ」


「し、信じましょう、きっと予備のバッテリーは、ありますよ。しかも充電した状態で」



オレと助監督アベは、パッピーを司る星に向かって、手を合わせてお祈りをした。


お祈りの文句は、今回の映画の題名(仮題)である。











「大丈夫 だいじょうぶ」








ダンスレッスンが終わると、残りわずかなバッテリーを使い切るギリギリまで、インタビューをすると、慌ててフリースペースへと歩いた。


予備バッテリーは……





























それも、充電してあった。














オレたちはその後、予備バッテリーを使って、夜の食事会を撮影し、さらにインタビューを撮ったのである。


撮影は無事終了した。


バッテリーの急速な減りは、新しく購入したマイクが、大量の電気を消費するということらしい。


そして我々は確信した。





この映画は、 「大丈夫 だいじょうぶ」 なのだ。







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Last updated  2005年05月23日 12時09分18秒
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