不登校・ひきこもり・ニートを考える

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巨椋修(おぐらおさむ)

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カテゴリ: 総合
わたしは観ていないんですけど、少し前にテレビで『長田塾』という、ひきこもりの若者を更正させるのがウリの私塾の特集をやっていたそうです。


その塾の塾長は女性で、ひきこもっている若者はもちろん、その親も口汚く罵り、ヒステリックな口調で、親に子どもを殴れなんて命令することもあるらしいんですね。



わたしもニュース番組でときどき見かけたことがあるのですが、正直あまり気持ちのいい場面ではないので、即、他チャンネルに変えてしまいます。



で、その塾長が1時間番組になってテレビで放映された後、それを観たという人から、意見を求められたり、いろいろな意見を聞かせてもらったりしました。



その意見のほとんどは否定的なもので、 しかもその塾長そっくりにヒステリックになって、非難している ように感じましたね。



もしかしたら……、なんですが、そうやって同じようにヒステリックに否定する人は、自分自身が、親や教師から同じような扱いを受けて、ひどく傷ついた経験がある人かも知れません。


あるいは、親自身が、我が子にあの塾長と同じように、ヒステリックに罵り、無理やりひきこもっている子どもを、家の外に追い出そうとした人かも知れず、その行為が、我が子をひどく傷つけたことを知り、後悔している人なのかも知れません。





また、あの塾が、何回もテレビに取り上げられるということは、世間一般の人は、



「不登校・ひきこもり・ニートなど、親が甘やかしているだけなんだから、ひっぱたいて無理やり追い出せばいいんだ!」






テレビ局のようなメディアは、あまり評判の悪い番組は放送しませんし、視聴率が取れない番組も作りたくはないもんなんですよ。

つまり、あの番組には、それなりの受容があったということでしょう。



実際、わたしは全国の『不登校・ひきこもり』の親御さんや、当人の話を聞いてきましたが、多くの親がそういうこと

(つまり強制的に学校に行かせようとしたり、家から出そうとする行為)

をやったことがあり、

また、当人は、親から強制的に学校に、引きずり出されたり、暴力的に、家から出されそうになった経験があったという話しも聞きます。




長田塾やスパルタ教育で有名な、戸塚ヨットスクールについて、わたしは好意など持っていませんが、完全否定をするつもりもありません。



そこに入れよう、入れたいと思うのは、その子どもの親であって、いくら塾や学校という供給の場があったとしても、誰も行かなければ、その塾は潰れるだけでしょうし、何らかの犯罪行為があれば、誰かが告発して裁かれることになるでしょう。

(ちなみに、長田塾は、元塾生の訴えられているらしいですね)



これは、出来の悪い子どもがいて、親が修行の厳しい永平寺や、高野山、比叡山の寺、修道院にぶち込むといっても、否定も肯定もしないのと同じです。
(永平寺などの体罰っちゅーのは、想像を絶するものがあるらしい)


もし我が子なら、永平寺に入れても、長田塾に入れようととは思いませんけどね。(笑)






まあ、10代のときに一時親元を離れ、他人様にもまれるという生活をすることで、独立心、自信を養うことができるということもあるのでしょう。

どんな子どもでも、いつか大人にならないといけないわけですから。




男の子の場合、長田塾や、戸塚ヨットスクールのように、問題があると思われるような施設に我が子を強制連行するというのは、あまり感心しませんが、若い時期に一時親元を離れて暮らすというのは、悪いことじゃないように思いますね。


ただし、その子が精神病や重度の神経症、学習障害や多動症なんかの場合、逆効果にもなるでしょうから、我が子の資質をよく見る必要もあるでしょうね。




また、これは小学校や中学校でも同じことで、親が我が子を学校に預けるわけです。






我が子を育てているのは親なんですから、学校や塾に任せっきりっていうのは、いささか無責任かも知れませんよ。







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Last updated  2005年08月29日 01時32分47秒
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いたたた、、、  
痛いとこつかれちゃいました。無責任な親の見本みたいなものです、私の場合。長田塾の話やテレビは少しだけ聞いたり見たりしました。子供の生きづらさは、親のいきづらさと聞いたことがあります。なにかに頼るまえに、自分の辛さに気づくと親も楽になれるんじゃないかな、親が楽になれば子供も自然と楽になれる、そんなふうに思いました。 (2005年08月28日 22時46分56秒)

Re:いたたた、、、(08/28)  
なご5555さんへ
>親が楽になれば子供も自然と楽になれる、そんなふうに思いました。
-----

ぼくもそう思います。

親が気持ち的に楽になることが、子どもにとってもいいことなんだと思うんですよ。

親がヒステリックになっちゃうと、子どももいたたまれないと思いますねえ。


(2005年08月28日 23時54分38秒)

メディアの力  
勇飛  さん
どうもです(*^_^*)
なるほどー!!

いや、正直恥ずかしながら、あの特集見てああいうやり方がいいんだなと言う事を認識していましましたが、ちょっとストップって事ですよね(^_^;)

しかし長田塾裁判まじですか・・・

それは知らなかったです。

ところで僕の友達は「引きこもりを治す方法」について、こう言ってます。

「そいつの家燃やして親を殺せ」

と。

つまり例えるなら「アマゾンのジャングルに一人でほっぽり出す」という事ですね。
確かに効果はあるかもしれませんがどうでしょう?

「デッドオアアライブ(生か死か)」の状況まで追い込むということですね。 (2005年08月29日 09時30分49秒)

こんばんは。  
ぱぱもこな  さん
どんな素晴らしい学校や塾でも、親が丸投げをしてしまえば、いい結果は出ないと思います。

環境に適応し、自立心が芽生えても家に戻れば、また同じようになってしまうかもしれません。

親の教育を先にしないと効果が半減すると思うのですが。 (2005年08月29日 22時42分04秒)

Re:メディアの力(08/28)  
勇飛さんへ

>ところで僕の友達は「引きこもりを治す方法」について、こう言ってます。

>「そいつの家燃やして親を殺せ」

>と。

>つまり例えるなら「アマゾンのジャングルに一人でほっぽり出す」という事ですね。
>確かに効果はあるかもしれませんがどうでしょう?

>「デッドオアアライブ(生か死か)」の状況まで追い込むということですね。
-----

デット・オア・アライブっていうのは、現実を知らない甘えんぼさんの意見でね。(笑)

ご友人に言ってごらんなさい。

「じゃあ、まずお前をアマゾンに放り出すぞ」

って。

ご友人は

「オレはひきこもりじゃないから、そんなことされるいわれはない」

とでも言うんですかねえ。


アマゾンだろうがツンドラだろうが、トーキョーだろうが、生き抜くためには、それ相当な教育が必要なんですよ。

ご友人には、巨椋が

「甘えたこと抜かしてんじゃねえ、馬鹿野郎!」

と、お伝えください。

この問題はねえ、デット・オア・アライブに行き着く前に何とかしたほうがいいんです。

そして現実に「生か死か」ってことに直面している人も少なくないんですよ。

親を殺す、子を殺すも、家を放火するってのもリアリティのあることでね。

そんな事を軽々しく言ったとしたら、そいつは馬鹿野郎ですよ。

(2005年08月30日 01時14分23秒)

Re:こんばんは。(08/28)  
ぱぱもこなさんへ
>親の教育を先にしないと効果が半減すると思うのですが。
-----

同感です。まず親、大人の教育でしょうね。

子ども以上にどうしょうもないのがいますから。


(2005年08月30日 01時16分49秒)

Re[1]:メディアの力(08/28)  
勇飛  さん
へー!!
僕の周りの人の意見とまったく違う意見が聞けて新鮮です。
この「デッドオアアライブ」なんですが、誤解のないように言っておきますと、僕はそういう意見を持ってないんですが、周りでこの意見多いんですよ。

五人中四人がこう言います。
その筆頭が僕の親父です(笑)

あの人正直「ニートとか死んでくれや、カスが」とか「意味ないねん、自殺しろ」とか思ってるんですよ。
というかいつもそういう事平気で言いますし。

なのでまったく価値観が合いません。というか生まれた時からすでにあのおっちゃんとは心を通じ合わせる事ができませんでした(笑)
まぁ親やからというだけで合うわけではないでしょうが(笑)

ところで、

>アマゾンだろうがツンドラだろうが、トーキョーだろうが、生き抜くためには、それ相当な教育が必要なんですよ。



>そして現実に「生か死か」ってことに直面している人も少なくないんですよ。

親を殺す、子を殺すも、家を放火するってのもリアリティのあることでね。

の二点についてもう少し詳しくお話しを聞かせてくれませんか?
お願いします(__)
(2005年08月30日 11時56分37秒)

Re[2]:メディアの力(08/28)  
勇飛さんへ

親兄弟だから仲良くしなきゃならないなんて事は、ありませんね。親子兄弟は他人のはじまりと言いますしね。(笑)


それから、2点のご質問への答えですが、生きて行くために必要なものとして、“言葉”や、“意志の疎通”が最低限必要でしょ。

ぼくの叔母は、聾唖で、聴覚や声を失っていましたが、多弁でしたし、意志の疎通もそれなりにできたと思います。

人間の言葉って生まれて本能的に喋れるようになるんじゃなくて、親とか周囲の言葉を聞いて真似して覚えるんです。

学ぶの語源は、まねるだそうですよ。

つまり言葉でさえ、教育の成果である。生きて行くためには、言葉はもちろん、いろいろな知恵と知識が必要になってくる。それが教育です。

アマゾンの住民も、ジャングルで生き抜く知恵と知識があるから、代々暮らしていけるんですね。

また、親殺し子殺し放火のリアリティですが、単純に『現実』と受け取ってもらっていいでしょう。

現実に、親を殺したいとか、子を殺してしまいとか、思っている人もいますし、ひきこもりから抜け出そうと、自宅に放火をした人もいます。

『不登校・ひきこもり・ニート』の人の中には、それくらい追い詰められている人もいるのですよ。

そういった家族はねえ、円満な家庭からは考えられないくらいの“修羅場”になっていることも少なくないんです。

実際に「殺すか、殺されるか」と家族同士で思っている場合もあるんですよ。

そういった人にね、口先だけで「親子仲良く」なんていっても、どうしようもない事もありますねえ。


(2005年08月30日 20時12分50秒)

蛇足・・・  
WEST55 さん
長田塾では、「精神疾患がある人や一度でも通院歴のある人、投薬したことがある人は受け入れない」らしいです。
実際にそう言われた人(家族)に会った事があります。
対象年齢も若いし、個人的には自分達の役割と面倒見れる範囲を決めて、やれる事をやっている、という感じがします。
そこは立派。
なんでもかんでも受け入れて、途中でほっぽり出す所も少なくないし。
訴えられる云々は、その大きさはともかく何処にでもあるんじゃないでしょうか。
結構そういう話は聞きますねえ。

で、長田さんのやり方が現実問題として有効なケースもありますし、様は「本人に適した対応」が必要なんだと思います。
その判断が難しいんですけどね。

まあ、実際に長田さんには会った事がないので分かりませんが。 (2005年08月31日 22時41分05秒)

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