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巨椋修(おぐらおさむ)

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2006年08月30日
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カテゴリ: 周辺事態
北海道稚内で


「母親殺害事件 16歳の少年が中学時代の同級生に30万円で母親殺害を依頼し殺した」


という事件が起きました。

このブログで何度も言っているように、日本での殺人事件でもっとも多いのは、“家庭内殺人”です。

よって、家族の誰かが自宅内で殺された場合、最初に疑われるのはその家族という事になります。

犯人である殺された母親の長男と元同級生は、共に母子家庭でした。


長男は「リーダーシップがあり、何でも一生懸命に取り組むまじめな子だった」といいます。


手をくだした元同級生は「まじめで目立たない子」であったといいます。


この事件の特異性は、“同じ境遇に共感し、金銭で殺人を依頼し、請け負った”というところですが、わたしは、金銭を通しての依頼・請け負いということに関しては、さほどの奇異さは感じません。

元同級生が、金銭目的で殺したとは考えていないからです。



犯罪心理学者の福島章氏は


「母親と自由に話せる親子関係ではなく、母親の過度な期待に反抗もせず、受け入れる『いい子』だったのではないか。長い時間をかけて強い抑圧感が蓄積され、母親が自分を苦しめる存在にまでなってしまったのだろう」


と分析しています。

母子家庭というのは、現代ではめずらしくなく、“母子家庭だから……”ということはないと思います。

母子家庭に限らず、父親不在とも言える家庭は少なくありません。

あるいは父親不在でなかろうと、あまりにも“母親密着” あるいは“両親の一方的な思い入れ”が激しい場合、子どもは息苦しくなり、“生きながら殺されている状態”になってしまいます。


先日、埼玉県吉川市で起こった 「中一長男放火事件」 も、親子間の軋轢が原因です。


前回のブログでも書いたように、犯罪少年に対する親の養育態度のほとんどは、放任、厳格(過干渉)、過保護です。

こういった養育態度の結果、マスコミに出るほどの犯罪にならないまでも、家庭内暴力、ひきこもり、自傷、自殺になることは、何十万倍も多いと考えられます。

こうならないためにも、バランスのとれた親子関係を望みたいものです。










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Last updated  2006年08月30日 10時54分58秒
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