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巨椋修(おぐらおさむ)

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カテゴリ: 周辺事態
前回のブログ


「教師の自殺が増えるかも知れない」


と書いたばかりでした。


しかしながら、すでに教師の自殺が起こってしまいました。


茨城県のある高校で授業の履修不足が発覚、校長が首を吊って亡くなられました。


他にも数日前、鹿児島で女性中学教師が、校長や教頭からのいじめで自殺してしまっています。


現在の教師は、大変にストレスの多い職業で、教師の7割が精神的に何らかのトラブルを抱えているという報告があるくらいです。


おそらく、これまでも報道されていないだけで、多くの教師が自殺をしてきたかと考えられます。


いま、全国的に授業の“履修不足”が問題になっているのですが、その原因のひとつに、週休5日制があります。





これは、加熱する受験戦争を緩和させようとする文部科学省の考えであり、その元になっているのは、「子ども達にもっとゆとりを……」という国民の声を受け取ったものでありました。


つまり。


最初に国民・民衆の圧倒的な声があり、行政がそれを汲んだ。


ということになります。


しかし、結果としては、それはうまく働かなかった。


ゆとり授業の結果、教科書は薄くなり、親たちは不安になります。


授業時間が減った分、よりいっそう“詰め込み教育”が盛んになり、放課後・休日は塾に通う生徒が増えます。


本来、ゆとりが目的であったのに、生徒はよりいっそう焦り、先生はよりいっそうストレスと過重労働と責任が強いられるという、まったく逆の結果になってしまった。


いま、公教育はどんどんと信用を失ってきています。


この動きは止まりそうにありません。


現在、教育基本法の改正や、教育制度全体の改正が行われようとしていますが、多少の改革程度では、この動きが止まるとは思えません。


一度、大きく破壊してゼロから作り直すくらいの覚悟が必要であるかとも思います。


しかしそうした大きなことは、わたしたちひとり一人では、なかなかできません。





公教育を受けさせるというのもひとつの方法です。


学校や教師を選ぶという方法が取れるようになるかも知れません。


公教育ではなく、それ以外の学校、教育機関を利用するという方法があるかも知れません。


公共の小中学校を卒業していない者でも、中学校卒業程度認定検定を受けて、中卒同等の資格を得るという方法。

あるいは、大学入学資格検定を受けて、進学するという方法を選ぶ人も増えてくるでしょう。




現在、マスコミや国民は問題が起こるたびに、安易に学校や教師を責めるという方法をとり、ますます現場の教師を規則や義務で、縛り上げる方向に行くように思えます。


しかし、教師を締め上げても教育が良くなると思えません。





生徒にもゆとりを。


親にもゆとりを。


もっと、肩の力を抜いて、全体的にゆとりを持たないと、ますます窮屈になっちゃうよ。



そうしていかないと、生徒の自殺も先生の自殺も、人々の自殺も、なかなか防ぐのは難しいと思います。









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Last updated  2006年11月01日 14時48分03秒
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