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もう夏も終わりかけ、しかしオニオンはサンダルと袖なしでがんばっている。
夏のいいところは、外で食事が出来るということ。カフェテラス、レストランのテラスや裏庭など素敵なテーブルにありつけると嬉しいものだ。
オニオンは昼サンドイッチを買ってベンチなどで、通行人を見ながら過ごすのが好き。または公園の芝生に座ってもいい。ただ、気をつけなければならないのは、サンドイッチの包みを開けるやいなやどこからか蜂が飛んでくるのである。この蜂はミツバチと違って、蜜のみを集めるのではなく、何でもかんでもたかってくるし、掃えば刺してくるのである。刺されたらすぐに緊急病院へいかないとならない。
それでもあまりにも気持ちいいので、何度となく外で食べようと試みるオニオンである。
夜は夜で、夜中にキツネがけんかしている声が聞こえる。狸はいないだろうが、キツネはいる。目撃した人もいる。断っておくがここは、一応町である。ブリュッセル市内である。ブリュッセルは緑に囲まれた町である。森林が隣接しているせいもあるが、多くの小動物が住んでいる。
オニオンの子供の頃は大阪であったが、埋め立ててしまった近くの池のカエルか亀、時折迷子の小スズメ、コオロギくらいで、ツバメもカブトムシもリスも知らなかった。セミは毎年鳴いていたが、遊ぶのは地区の児童遊園地のみ。田舎のない家庭だった。一度くらいは夏休みなんかに田舎で生活してみたいと願っていたが、親戚は皆街の人。いつも父の居ない夏休みは、盆明けの荒れた海辺での母子家庭旅行だった。自然の姿はヨーロッパに着てから知ったのだった。本物のツバメが空を飛んでいるのを見た時は感激した。教科書と同じだった。
キツネは庭で飼っているニワトリを襲いに来るのである。それに狂犬病ならず、狂キツネ病のリスクもある。悪い動物であると人間は判断して、見つけたら殴り殺されている。人間は自分達の基準で全てを善と悪とに分けている。
朝、真っ白。。 2025年02月17日
また雪かも。。 2025年02月16日
バスは来なかった。。 2025年02月14日