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カテゴリ: アニメ感想
ついにこれも最終回。

マクシミリアン殿下のマーモット内に捕らえられたアリシアを救出に向かう第七小隊は、隊長ウェルキンをアリシアの元へ向かわせるため、自分たちが囮となると申し出る。

彼女の元へ向かうウェルキンだったが敵に見つかりなかなか進むことができない。
そこへ助けに現れたのはファルディオ。
しかし途中でファルディオはウェルキンをかばって負傷し、ウェルキンを先に行かせて自分は爆弾を抱いて敵を道連れに爆死する。

(ちょ…ええええええ…いやぁ~)

一方捕らえられたアリシアは拘束されてマクシミリアンの前に引き出されていた。

お前を助けてやったのだ、余に従えばお前は欲しいものを手に入れられる、と楽しそうに告げるマクシミリアンは
「あなたには愛する人はいないのか? 服従させるか、服従するかの関係しかないのか?」と問うアリシアに向かい、「それ以外に何がある?」と言い放つ。



「何の価値もないのは、あなたじゃないの? 可哀想な人…」

(そーだ、そのとおりだ、よー言うたアリシアー!もっと言えー言ってやれー! )←心の中で声援

負けた事でもうマクシミリアンに仕える資格がない、と死を選んだセルベリアの悲しい姿を思い出したアリシアは、私は絶対にあなたに服従などしないと宣言。
その哀れみの言葉に怒りを爆発させ、アリシアを張り飛ばすマクシミリアン。

(ばかやろー!縛られてる女の子に手を上げるなー!)←非難ごうごう


ま、このへんでアリシアが殿下に手厳しい台詞を投げつけるところが、一番すっきりしたとこかもしれないですね。

…というかマクシミリアン、ダメすぎる~…。
敵将ながらもあっぱれ…な部分が、まったく何もないのだということがアリシアとの会話でどんどん露見してしまったよー…あうう。

イェーガーの方がずっと大将らしかったなー…。
あ、結局最終回でまったく出てこなかったということは、やはり前回のあのシーンで銃殺されてた…ってことですねー。
むあ~…部下を簡単に殺すなよ…。



目の前にそびえたつ塔?のようなものに吊り下げられているのは、愛しいアリシア!!
驚愕の表情を浮かべるウェルキン!

(ええええー!? 何このSMプレイ?)

その後すぐに舞台俳優のように奈落(?)からせり上がってきたマクシミリアン殿下は「人造ヴァルキュリアシステム」(うろ覚え)とかいう盾と矛を身にまとい、すっかり「ヴァルキュリア人」気取りで大はしゃぎ。
アリシアの腕の戒めを解いて、ためしに自分と戦え♪と命じてます。



というか、どうせ解くんなら、あんな高いところに吊り下げる必要がどこにあったのか不明。あ、「私にたて突いたり哀れんだりした態度が許せんかったので、おしおき」ってとこなのかな。さすがドSです殿下。

アリシアとウェルキンは、マクシミリアンの盾と矛にエネルギーを送っている元となる装置を探そうと躍起になるのですが、追い詰められて絶対絶命に。

「死ね」と槍を向けたマクシミリアンでしたが、なんとここでその槍がシュウウウウウウ~…と故障。(なぜ?)

「ヴァルキュリアの力が大きすぎて、あの盾では制御できないのよ! もっと負荷をかけることができれば…!」とアリシア。

(なるほど詳しい解説ありがとう…♪ 私はてっきり盾が故障したのかなーと思ったよ…)

しかし殿下ってば、アリシアとウェルキン二人を攻撃するためだけにその力をマーモット上で炸裂させるもんですから、マーモット、ボロボロです。
自分の戦艦壊してどーする。
なんかもう、こうなってくると強大な力を手に入れてすっかり浮かれている子供みたいですね…戦略とかもう全然何にもないなー。

武器のないアリシアは転がってた鉄パイプで向かっていきますが、殿下の盾はまだ健在なので、せっかくのチャンスにとどめを刺せません。
それどころか故障中だった槍、また威力を復活させます。
うわお、アリシアぴーんち!………そこへ鉄パイプでウェルキンが側面から攻撃ー!

「私の盾に傷をつけたなーー!!(怒)」

激怒する殿下にふっとばされるウェルキン。
殿下、さっきからウェルキンに砲撃浴びせてますが、ウェルキンがいつもぴゅーんと空を舞うばかりで直接ダメージ食らってないのがなんだか不思議です。

よほど殿下の砲撃の的中率が悪いのか。

ターゲットをウェルキンに変更した殿下の腰にくらいつき、がっしりホールドしたアリシアは、自らのエネルギーで人造ヴァルキュリア装置に大きな負荷をかけることに成功したようで、マクシミリアンの肉体に異変が現れます。

(かなり怖い異変でしたね…このままマッチョ進行して北斗の拳みたいにめりめり服が張り裂け、最終的にマクシミリアン巨大化…とかになったらどーしよう…と変な心配をしてました)

己の負けを悟ったマクシミリアンは、全員マーモットごと道連れにすると言い残し、さっきせり上がって来たあの穴に落ちていきます。

ドーンという爆発音はしたものの、その後そんな急にマーモットが壊れる気配はなし。(よかったよかった)

しかしアリシアの身体にも異変が。
これはセルベリアの最期の時と同じだ…と気付いた彼女は、ウェルキンに逃げてくれと懇願します。
二人の間の床にはすでに大きな亀裂が走り、そこから吹き上がる炎。
初めはいやだと言っていた彼も、アリシアの指示に従い、くるりと背を向けます。

(このへんウルウルした)

んが、しかし。
去ったと思いきや助走をつけて炎をジャンプし、アリシアの元にスライディングするウェルキンー!
(やるじゃん)

君を置いてなんかいけない…
一緒に帰ろう…(うろ覚え)

アリシアのトレードマークでパン職人の証だったあの髪飾りをつけてあげるウェルキンは
「やっぱり君にはこれが似合う…」

とかなんとか愛の言葉を囁き、キス。

キスしてる場合なのか?…というこっちの心配もよそに、二人を包む青い光は
どかーん……と天空に放たれ……


ん?アリシア生きてます。
なんかよくわかりませんが、セルベリアのように消滅せずにすんだようです。
愛の力、ってことなのかな。


その後、あちこちから炎を吹きあげるマーモット。
第七小隊のみんなはいつの間にかかなり離れたところに脱出してマーモットを見守って涙ぐんでいた。

そのとき二人の人影がこちらに近付いてくるのが見える…
ウェルキンとアリシアだーーー!うわーい……みたいな感じで。
途中で登場人物死にまくりのダーク路線を突き進んできたこのアニメにしては、ハッピーエンドなラストだったような気がします。

あーでも…
ファルディオファンの私としては、だーれもファルディオの死を悼んでくれてないのが残念でしたね…。

壮絶な自爆で最期を遂げた人って……死に様を誰にも見られてないから…こんなもんなのかなぁ…。
そーいや、青いおじいちゃんも自爆だったなー……(遠い目)

ダルクス人であるイサラの死や、第一小隊の部下の死は、彼らに関わる登場人物に深い悲しみと後悔、その後のいろんな行動へのきっかけを与える重要な役割があったかな…とも思うんですが、ファルディオの最期の扱いはちょっと残念だったなぁ…。
身を挺して友人を守って散っていく…という役割だったのなら、彼の死に対してもうすこし友人だったウェルキンやアリシアが思いを馳せる場面を、せめてEDでチラリとワンカットでもいいから作って欲しかったですね…。

それがなくてハッピーエンドで終わらせたいのなら、わざわざファルディオ殺す必要なかったんじゃないかな…。

まあ戦場が舞台のアニメで誰かが死ぬたびにガックリ落ち込んでたらキリがないのかもしれませんが、主人公の次ぐらいに出番も多かった登場人物なので…最期も丁寧に描いてほしかったなぁ…というファルディオファンの愚痴でした。




総評としては、前半非常に面白かったです。
セルベリアがヴァルキュリアの強大な力で最前線に立つようになるまで…は、かなり好きでした。一話ごとの構成や展開もしっかりしていてほんとに面白かった。

セルベリアVSアリシアになってからはもう、最終兵器の威力がハンパなさすぎて、戦略がどうこういう世界じゃなくなってしまったので…(笑)。ちょっと内容がそのへんでガラリと変わってしまっちゃったかなー…?

も、ヴァルキュリア人二人だけで勝手に戦っとけば?…みたいな戦況になってしまってましたしね…。

ウェルキンの知力や奇抜なアイデアを使っての作戦を、ひとくせもふたくせもある第七小隊を率いて実行していくあたりが見所だな~♪と思って毎回楽しみに見ていたので…それがなくなってしまった後半はちょい残念だったかな。

後半は…マクシミリアンのどす黒さが暴かれていくのを楽しく見れるかどうかですかねー。
私は、「冷徹で頭脳明晰ながらも親族に疎まれる不遇の皇太子」ってイメージを前半で抱いていたので…。
まあ冷徹なのはいいとしても、あそこまで自己中で部下のことも国のこともどーでもいい人に描かれてたのはちょっと見てて辛かったかなぁ。

最終話はもう「やっぱりマクシミリアンが極悪非道のラスボスか…」と割り切って見てましたが。


最終話のEDで、戦後の第七小隊のみんなの様子がちょっとずつ出てきていたのは、なかなかいい演出でしたね♪

姫がダルクス人であることを隠さず国民の前に姿を現してたのはビックリしましたが。(あそこまでダルクス人への偏見が根強い国でよくまあ受け入れられたなあ…)

後半は前半といろいろ雰囲気が違ってしまったので、なんだかんだ辛口でしたが、毎週とても楽しみにしていました。
いいアニメだったと思います。いろいろ感動ありがとう。

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ドラマCDは楽しそうだなー…ちょっと聞いてみたい。





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最終更新日  2009.09.27 13:43:02
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