2004年05月14日
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昨日、読み聞かせで一緒になった、中学のお母さん友だちKさんと一緒に食事をしました。
食べながら子どもの話になり、おかちはかなりはっきりしたことをKさんに言ってしまいました。

Kさんは息子が3人。
真ん中の息子がうちの娘と同い年で、今年同じ高校に合格して何と同じクラスです。
一番下の息子のI君は今中学3年生。 このI君は、うちの中学で一番荒れていると評判の3年生の中でも、5本の指に入る問題児といわれています。

おかちはこのI君がどの子かわかっていないのですが、I君が起こした数々の問題に先生や他の子が振り回されている事、母親のKさんが自分の息子の実態がわかっていなくて、かばってばかりだからいけないんだ、という声を、いろいろなところからよく耳にしていました。

Kさんはおかちと話していても、I君のことを「初めから疑ってかかられているから荒れてしまう。」「仲間の事は大切にするいい子だ。」とよく言っています。
でも、そう言いながら「夕べも4時までいろいろ話したんだけど・・・。」とか、「信じてやりたいと思うんだけど・・・。」と言っては、目をうるうるさせているのです。
そして、少しでも息子の様子を自分の目で確かめたい、と思って読み聞かせに参加したそうです。



Kさんは子どものことを悩んでいないと思っている人もいる。
でも、おかちは悩んでいない人が話すたびに涙をこぼしたりしないし、校長先生に呼び出されたその足で、ボランティアに行く気まずさをわざわざ選ぶはずがないって、思ってる。
きっとKさんは、責められるばっかりで、疑われるばっかりで、親とも子ともきちんと話をしてくれる人がいなくて、誰も信じてくれないなら私ぐらいは・・・って、一生懸命子どもの味方をしているんだと思う。

って、全部そのまま言っちゃいました。
彼女は自分がそんな風に言われているだろうことを充分判っていると思ったのですが、やっぱりそのことはショックだったようでした。
それなのに、「おかちさんは、私の子育てをどう思ってる?」と聞かれたので、その時話していて思ったことを、はっきり伝えました。

子どもが親にいろいろ了解を求めるから、何でも話してくれるから大丈夫と思うのは違うと思う。「修学旅行にマージャン牌を持って行っていいでしょ。」とわざわざ聞くんだから、「ダメ」と言ったらやめるんだから、ちゃんと親子関係ができてると思うのは、違うと思う。
子どもが本当に自立していくっていう事は、「ダメ」と言われても、やろうと思ったら秘密でもやる。自分の責任でやって、結果を自分でかぶる。 そういうことだと思う。
だから、親は子どもの要求で、子どもとの関係を壊さないために、「ダメ」の線を簡単にずらしちゃいけないと思う。
タバコを吸ってはいけないといくら言っても吸うからといって、家ではいいけどよそでは吸うな、と言ってはいけないと思う。
たとえ言う通りにしなくても、「ダメ」の線をこどもにはっきり言い続けることを、本当は子どもも求めていると思う。

だから、今、他の人や先生の非難をかわすことではなくて、本当にI君がいい人生を送っていくことのために、いいと思うことを言ってほしい・・・と。


何でこんなにはっきり言っちゃったのかわかりません。余計なお世話だてことはよくわかっています。でも、おかちはKさんが他の人に理解してもらえてない事がつらかった。理解してもらえないがために、I君と二人の世界がゆがんでいく感じがつらかった。 なぜだか、まだそんなに付き合いが長くないのに、Kさんならわかってくれるような気がしたのです。


その後、高校のPTA総会に一緒に出席したのですが、Kさんはずーっと黙っていました。
すごくショックだったんだな、と思いながら、安易にフォローしたりするのは失礼だと思い、おかちも黙っていました。
総会とクラス懇談が終わって帰る時、Kさんがポツリと言いました。


「今まで、やっぱり息子が悪く言われるのがいやで、悪く思われないようにっていう事ばっかり考えすぎた気がする.」

「うん・・・。」

そのまま彼女はまた黙って、おかちも黙って別れました。
伝わったのだろうか、という気持ちと、ただ傷つけ落ち込ませたんだろうか、という気持ち。
月末にKさんが、おかちの親業の会報にI君のことを書いてくれることになっています。
今は、その原稿をただ待とうと思います。









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最終更新日  2004年05月14日 22時51分31秒
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Re:不良の息子(05/14)  
みかん8613  さん
たとえ言う通りにしなくても、「ダメ」の線をこどもにはっきり言い続けることを、本当は子どもも求めていると思う。



本当ですね。
親子関係が悪くなりたくないために
安易に許してしまう自分を反省しました。

今は「子供が私の言うとおりに動くため」ではなく
いけないから「だめ」を言い続けています。

今は聞いてくれなくても仕方がないと思っていますが
言うべきことは言い続けています。 (2004年05月15日 09時33分22秒)

Re:不良の息子(05/14)  
おーぴん  さん
 そのレポート、いろんな意味で楽しみっていうか、すごく興味深い。

 ダメって言い続けることも辛い。
 ダメって言って言うとおりにしてもらえない辛さを味合わないために、許してしまうんだね。
 深い深い!! (2004年05月15日 17時21分26秒)

Re:不良の息子(05/14)  
比女乃文  さん
子どもに対して、「ダメ」という線をきっぱりといい、それを持ち続けること・・・安易に理解を見せないことも親としてすべきことですね。
むし歯になりやすいとわかっていても、悲しそうな顔の息子を見ると甘いものを許してしまう自分を反省・・・。
Kさんのレポート、差し支えなければまた紹介してください。 (2004年05月15日 22時37分59秒)

Re[1]:不良の息子(05/14)  
おかち☆  さん
みかん8613さん
最近、スーパーでひっくり返って泣く子が少なくなったっていうけど、やっぱりそうならないように買ってやっているうちが多いのでしょうか。

一線を守るのは、本当に親も忍耐ですよね。
忍耐と思うひとつ、おかちはユーモア精神も貴重だと思っています。 (2004年05月16日 00時07分39秒)

Re[1]:不良の息子(05/14)  
おかち☆  さん
おーぴんさん
あんな話をする前に頼んじゃったから、きっとKさん書きにくくて困ってるだろうなあ。

ダメって一切言わないんだったらそれはそれですごいことなんだけど、「ダメ」の線を子どもに合わせてしまうと、いつの間にやら合わせたっていう事、忘れちゃうんだよね。
自分の基準を子どものところに移したのに、ちゃんと自分の線を守っている・・・って錯覚しちゃうところが、こわいような気がする。 (2004年05月16日 00時12分38秒)

Re[1]:不良の息子(05/14)  
おかち☆  さん
比女乃文さん
おーぴんさんにも書いたんだけど、自分が今とりあえず妥協して、あいてができそうなところに基準を動かそう、と自覚していれば、少しずつまた動かしていく事ができると思うのです。
ちゃんと子どもに伝えきるっていうことはそんなに簡単な事じゃあないから、たくさんの価値観を伝える事は無理。だから、自分にとって本当に大切だと思うこと、厳選したいくつかはしつこく、ねちっこく言い続けたいと思うのです。 (2004年05月16日 00時17分23秒)

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