April 20, 2008
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もし日本が100人の村だったなら
40人はまったく読書をしなくて
20人は読書をしても月に1冊以下



趣味は読書
著者: 斎藤美奈子
出版社: 筑摩書房
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
ふだん本を読まない人が読むからベストセラーになる。だからいわゆる「本読み」は、ベストセラーを読まずに批判する。が、それでいいのか?そう思った文芸評論家・斎藤美奈子が果敢に挑みました。49冊を読み倒し、見つけたベストセラーの法則が6つ。読めば、抱腹絶倒、悲憤慷慨、そして世間の事情がわかってきます。文庫化に際し書き下ろしたのは『国家の品格』『東京タワー』など6篇。大増補版。




出版不況といわれて久しい。
出版社や本屋はメチャ大変な時代を迎えてますね。


減ってきたとはいえ、日本の本屋の数は凄いと思う。
ヨーロッパの大都市に行ってもこれだけの数・規模の本屋は
まるでないです。家に置いてる本の数も少ないし、雑誌や新聞も
これほどには読まれていない。
まだ、本屋が多いほうやな~と思えたのは韓国くらいか。

出版不況の原因は色々言われてるけど、ざっと書き出すと

・メディアや趣味の多様化
・ちょっとした情報ならネットで見れる
・若年人口の減少
・新古書店、マンガ喫茶の台頭



なんかかなあ。


おいらは年間100冊以上は読むけど、もっと(仕事を持ちながら)
読む人も沢山いる。でもほとんどの人はほとんど本を読まない
まだ、人生を変えるような一冊に逢ってない… んかな?不思議。
そして、ハリポタやケータイ小説みたいなんが売れてる一方で
ロングセラー、古典の名作が売れなくなっている。
ディケンズ、ヘミングウェイ、バタイユ、荷風、カミュ、魯迅、
漱石、マン、サリンジャー、久作なんかの話をしたくても、なかなか
読んでる人が見つからない。

今はほとんど図書館で借りて読んでるけど、子供のころは
年間400回 くらいは本屋に行ってたと思う。
図書館も自転車こいでしょっちゅう行ってた。もう、その空間が好き。

ネットで買うケースも増えてきてます。

全国のお母さん、お父さん
子供に本を与えてあげてくださいね。



任天堂栄えて本屋潰れる 旭屋書店閉店の衝撃度
(ゲンダイネット)


街の書店はもうダメなのか。
老舗中の老舗、東京旭屋書店の銀座店と水道橋店が閉鎖を決めた。
売り上げ低迷が理由だ。
銀座店は1965年11月の開店で42年以上も営業を続けてきたが、
今月25日に閉店する(水道橋店は6月下旬)。銀座東芝ビルの
1階という場所柄、サラリーマンの利用者も多く「寂しい」
「残念」の声が続々だ。
銀座店をよく利用したという住信基礎研究所主席研究員の
伊藤洋一氏も嘆く。
「ショックです。ただ私もネットで本を買うケースが増えてい
るのは事実です」(伊藤氏)
夜中にネットで注文。数日後には自宅に届く。
忙しいビジネスマンや近くに大型書店のない地域に住む人には
便利だ。「書店離れ」は加速していた。
もっとも本屋不況は今に始まったことではないから「何を今さら」
と感じるかもしれない。しかし42年続く老舗店の閉鎖は深刻度が
増している証しだ。
書店数の減少は凄まじい。01年は2万939店あったが、
08年1月には1万6512店まで減少(アルメディア調査)。
毎年600店程度が消滅しているという。
「書店は、任天堂DSやWiiなどのゲーム機、携帯電話に完全に
客を奪われた。新刊を買うお金があったらゲームやケータイに回す。
任天堂ばかりが栄える時代ですよ」(流通関係者)
そればかりじゃない。街の書店は、中古本のブックオフや
コンビニにも客を奪われ続けている。
セブン―イレブンの雑誌・書籍・新聞の売上額は1430億円
(07年度)に達し、日本一の冊数を売る書店、紀伊国屋書店の
売上額(1173億円)を軽く上回る。
「しかも本がなくてもネットでいろいろと調べられる時代です。
ただネットの情報は断片的。本のように大きな枠組み(テーマ)が
ない。断片情報は入ってくるけど、それをどうやって自分のものに
するか。そのために枠組みをきちんと持った本を私は読みます」
(前出の伊藤氏)
ゲームやケータイ、ネットばかりがもてはやされ、書店が消えていく。
その先にはどんな事態が待ち受けているのか。知の荒廃で
なければいいが。

2008年4月18日掲載




沖が子供に薦める本




著者: アルベール・カミュ
出版社: 新潮社
母の死の翌日海水浴に行き、女と関係を結び、映画をみて笑いころげ、友人の女出入りに関係して人を殺害し、動機について「太陽のせい」と答える。判決は死刑であったが、自分は幸福であると確信し、処刑の日に大勢の見物人が憎悪の叫びをあげて迎えてくれることだけを望む。通常の論理的な一貫性が失われている男ムルソーを主人公に、理性や人間性の不合理を追求したカミュの代表作。



アルケミスト
角川文庫
著者: パウロ・コエーリョ /山川紘矢
出版社: 角川書店 /角川グループパブリッ
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
羊飼いの少年サンチャゴは、アンダルシアの平原からエジプトのピラミッドに向けて旅に出た。そこに、彼を待つ宝物が隠されているという夢を信じて。長い時間を共に過ごした羊たちを売り、アフリカの砂漠を越えて少年はピラミッドを目指す。「何かを強く望めば宇宙のすべてが協力して実現するように助けてくれる」「前兆に従うこと」少年は、錬金術師の導きと旅のさまざまな出会いと別れのなかで、人生の知恵を学んで行く。欧米をはじめ世界中でベストセラーとなった夢と勇気の物語。



風の歌を聴け
著者: 村上春樹
出版社: 講談社
1970年の夏、海辺の街に帰省した〈僕〉は、友人の〈鼠〉とビールを飲み、介抱した女の子と親しくなって、退屈な時を送る。2人それぞれの愛の屈託をさりげなく受けとめてやるうちに、〈僕〉の夏はものうく、ほろ苦く過ぎさっていく。青春の一片を乾いた軽快なタッチで捉えた出色のデビュー作。群像新人賞受賞。












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最終更新日  April 22, 2008 12:13:13 PM
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