May 27, 2024
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同志少女よ、敵を撃て [ 逢坂 冬馬 ]


1942年、独ソ戦の真っ只中。モスクワ近郊の小っちゃい村で狩りの名手として暮らしてたセラフィマ。そんな日々が、ドイツ軍の襲撃であっという間にぶっ壊れるん。お母ちゃんを殺されたセラフィマは、怒りの復讐心に燃えて女性狙撃小隊に入隊して、スターリングラードの前線へ──GO!


表紙の絵見てなんとなく「これ、ラノベっぽいなぁ」って軽く見てた自分を殴ったりたいわ。これ、ぜんっぜんライトちゃうねん!超ヘビー級や。作者が戦史オタクかってくらいのリアルなディテールもさることながら、セラフィマの復讐劇が気になってしゃあない。気づいたら、ぶ厚い本やのに2、3日で一気読みしたわ。

日本人にはちょいと馴染みの薄い独ソ戦を舞台に、少女が狙撃兵になるっちゅう設定でここまで骨太なストーリーに仕上げるなんて、作者さん何者!?

著者:逢坂冬馬(アイサカトウマ)
1985年生まれ。明治学院大学国際学部国際学科卒。『同志少女よ、敵を撃て』で第11回アガサ・クリスティー賞を受賞してデビュー。

これはぜひとも読んでみて!おすすめやで。





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最終更新日  May 27, 2024 06:00:08 PM
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