いしのあるいし(okota)

いしのあるいし(okota)

PR

プロフィール

Netriders Okota

Netriders Okota

カレンダー

キーワードサーチ

▼キーワード検索

フリーページ

2025.07.19
XML
今年の夏、8月15日に公開される映画『 雪風 YUKIKAZE 』のこと、知ってるかにゃ?
これはね、戦艦「大和」の最後の作戦、沖縄への特攻――「 天一号作戦 」に随伴した駆逐艦「雪風」の軌跡を描いた戦争ドラマなのにゃ。
ただの戦争映画じゃないんだにゃ。
命を懸けて仲間を守り、撃沈される艦からも乗員を救い出す。
生きて帰り、生きて還す 」という、雪風の信念にゃ。
そんな姿から、命の尊さや、背負う責任の重みがスクリーン越しに伝わってくるんだにゃ。

奇跡の駆逐艦 ”って呼ばれてるにゃ。
数々の激戦をくぐり抜け、天一号作戦でも無傷で帰還した、まさに九死に一生を得たラッキー艦だけど、ただ運がよかったわけじゃないにゃ。
そこには、覚悟を決めた乗員たちの勇気と行動があったにゃ。

この雪風と共に戦った仲間たち――駆逐艦「 涼月(すずつき) 」「 冬月(ふゆつき) 」の存在、忘れちゃいけないにゃ。
この2隻も大和の護衛として天一号作戦に参加してたにゃ。
でも、今は福岡県北九州市若松区の「 軍艦防波堤(正式名称:響灘沈艦護岸) 」にて、静かに眠っているんだにゃ。

この軍艦防波堤、実はとっても貴重な場所にゃ。
秋月型駆逐艦「涼月」「冬月」、そして第一次世界大戦を戦った桃型駆逐艦「柳(やなぎ・初代)」、この3隻が今、防波堤の一部として利用されているんだにゃ。


さてさて、涼月と冬月の運命もまた、壮絶だったにゃ。
涼月 は敵の激しい攻撃で艦首を吹き飛ばされ、艦橋機能も通信も全滅。
だけど、乗員たちは諦めなかったにゃ。
なんと、後進だけで航行して、奇跡的に佐世保へ帰ってきたのにゃ。
一方の 冬月

それぞれの艦には、それぞれの使命があって、姿も戦い方も違ったけど、共に戦い、共に生き抜いた仲間だったにゃ。
そして今、 涼月と冬月は北九州の海辺で、防波堤として、今も静かに港を守っているにゃ。


※画像はAIによる生成(Copilot使用)
 本当は猫たちがいる堤防に軍艦が埋まっており、船体上部が見えるのですが....

ところで、 防波堤に沈んでいる軍艦って、実は全国にあったの知ってたかにゃ?
福島県の小名浜港 では、峯風型駆逐艦「沢風」と「汐風」が防波堤にされてたにゃ。
沢風は1965年に撤去されちゃったけど、蒸気タービンが三崎公園に展示されてるんだにゃ。
秋田港 では、海防艦「伊唐」、松型駆逐艦「竹」、未成駆逐艦「栃」が使われてて、 山口県の宇部港 には「菫」「柿」、海防艦57号が沈設されたにゃ。
軍艦たちは戦いの後、資材不足の中で防波堤として新たな役目をもらったのにゃ。
だけどそれは、単なる再利用じゃないにゃ。
その船体は、かつての戦いと記憶、そして命を背負ってた証にゃんよね。
その存在は今も地域の中に、静かに語りかけてくるんだにゃ。

映画『雪風 YUKIKAZE』は、そんな軍艦たちの記憶を呼び起こしてくれる作品だにゃ。
命の尊さ、責任の重さ、そして希望のかけらが、この物語にはぎゅっと詰まってるにゃ。
雪風の物語に耳を傾けたら、そこには涼月や冬月の声も聞こえるかもにゃ。
もし、聞こえたなら、彼らが眠る防波堤を訪れることで、忘れられた記憶と向き合えるかもしれないにゃ。

#雪風 #涼月 #冬月 #駆逐艦 #軍艦防波堤 #北九州 #歴史を刻む防波堤 #軍艦の記憶 #福岡県


そういえば、『宇宙戦艦ヤマト』にも「雪風」は登場するにゃんね。
この雪風は、旧海軍駆逐艦「雪風」に由来する艦名で、艦長・古代守の乗艦として描かれているにゃん。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2025.09.03 09:29:59
コメント(0) | コメントを書く
[徒然なるままに(北九州+下関編)] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: