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2025.09.21
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15年前以上の昔の日記を見つけたので、再投稿にゃ。
♢ーーーーー♢ーーーーー♢ーーーーー♢ーーーーー♢ーーーーー♢
春の代休をゲットしたはいいけど、阿蘇は桜まだだし、雨予報にゃんて、にゃんとも困ったにゃ〜。
せっかくの休みにゃのに、行き先が決まらず、頭の中はぐるぐるぐるぐる…にゃんこスパイラルにゃ。

そんな時、ふと浮かんだのが、日本三景のひとつ、宮島にゃ!でも一人旅はちょっぴり寂しいにゃ…。
そこで、平日休みが多い友にゃんに電話してみたら、にゃんと奇跡的に同じ日がお休みにゃん。
にゃんてラッキー!旅の相棒ゲットで、宮島行きが決定にゃ〜

朝6時、空はまだ眠そうなグレーにゃ。車に友にゃんを乗せて、高速をビューン!

テンションもぐんぐん上昇中〜
途中で給油したり、にゃんこ休憩したりしながら、大竹インターで高速を降りて、いよいよ宮島へ向かうにゃ

フェリー乗り場に着いたら、JRフェリーと松大観光船がにゃんこ競争してるみたいに運航中にゃ。
待ち時間ゼロのJRフェリーに飛び乗って、デッキへダッシュんたん。
にゃんとこの便だけ、大鳥居の前を通る特別ルートにゃ。
海に浮かぶ朱色の鳥居が、どんどん近づいてくるにゃんこ〜
漁船が横切るたびに、その大きさにびっくりにゃ。


※画像はAIによる生成(Gemini使用)

宮島口のターミナルを振り返ると、神聖な島への入り口って感じで、胸がドキドキにゃ。
カキの養殖いかだを横目に、フェリーは左にくるり。
山の緑と鳥居の朱色が、にゃんとも絶妙なコントラストで、まるで絵本の世界にゃ〜ん。


でも食べ物をねだらないお行儀の良い鹿さんたちで、安心して参道をてくてく、あるくにゃ。
狛犬や石の鳥居を眺めながら、千畳閣のふもとをくるりと回って、ついに厳島神社の入口にゃんね。


※画像はAIによる生成(Gemini使用)

神社に入ると、まるで平安時代の御殿にタイムスリップした気分にゃ。
回廊を歩くたびに、時間がゆっくり巻き戻っていくようで、にゃんとも不思議な感覚…。

海に突き出した平舞台から眺める鳥居は、まさに絶景にゃね。

でもその美しさに夢中になって、本社拝殿や高舞台を見逃す人もいて、ちょっぴりもったいないにゃ〜。
回廊を抜けると、朱色じゃない舞台がひとつだけあって、にゃんでだろう?って首をかしげたにゃ。
出口側には宝物館や恵比寿神社があったけど、私は鳥居に夢中だったので、海岸に降りてパシャパシャ撮影タイムにゃんね。

すると、鹿さんも海辺に降りてきて、海水をぺろぺろ。
にゃんと!  鹿って海水飲むの!?  喉乾かにゃいのかにゃ〜?    不思議にゃ〜。


※画像はAIによる生成(Gemini使用)

恵比寿さんにお参りして、ロープウェイへ向かう途中、見晴らしの良い茶屋を発見にゃ。
ここで天ぷらうどんをズズズ〜。
桜越しに鳥居を眺めながらのランチは、にゃんとも癒しタイムにゃね。

その後は五重塔と千畳閣へ。朱色の五重塔は桜と一緒に撮ると、にゃんとも美しいにゃ〜んね。
千畳閣は屋根付きの広場みたいで、柱に描かれた昔の絵が印象的だったにゃ。
秀吉さんのロマンが詰まってるにゃね。


※画像はAIによる生成(Gemini使用)

お土産屋さんでは、もみじ饅頭が機械でポンポン作られてて、にゃんこ興奮にゃんよ。
思わず写真をパシャリにゃんね。
焼き牡蠣は今回はスルーにゃ。
北九州の牡蠣も美味しいからにゃ〜。

宮島観光を早めに終えて、広島市内の平和記念公園へGOにゃ。
路面電車が走る街は、バイクがスイスイすり抜けてて、運転にゃんこ苦戦…。
でも無事到着にゃ。

広島の街に足を踏み入れた瞬間、テレビで見てたイメージとはぜんぜん違う空気がふわりと漂ってきたにゃ。
もっとコンパクトで記念碑がぎゅっと集まってると思ってたけど、実際は広々とした敷地に、いろんな施設が点在してて、歩くだけでもにゃんこ足がじんわり疲れるほどだったにゃ。

原爆ドームはその中でも特別な存在で、川沿いに静かに佇んでたにゃ。
遠くから見てもその姿には圧倒されるものがあって、近づくにつれて、崩れた壁や傷跡が、まるで過去の声を語りかけてくるようだったにゃね。
建物の隙間から見える空は青く澄んでて、その青さが逆に、あの悲劇の深さを際立たせていたにゃ…。

公園の入り口にある平和記念資料館に入ると、空気がピタッと変わったにゃ。
館内は静かで、訪れる人たちの表情もどこか引き締まってて、にゃんこも自然と背筋が伸びたにゃ。
展示は時系列で並んでいて、1945年8月6日の朝から始まり、原爆投下の瞬間、そしてその後の広島の姿が、写真や映像、証言でびっしりと描かれていたにゃ。
中でも、被爆した子供たちの遺品には、にゃんこ心がぎゅっと締め付けられたにゃ。
焼け焦げた制服、溶けたガラス瓶、変形した食器…どれも日常の中にあったはずのものが、非日常の象徴になっていて、言葉が出なかったにゃ。
ただ静かに立ち尽くすしかなかったにゃんこ…。


※画像はAIによる生成(Gemini使用)

資料館を出て、原爆死没者慰霊碑へ向かったにゃ。
公園の中心にあるその場所には、亡くなった人々の名前が記された名簿が石室に納められていて、前に立つと自然と手を合わせたくなるような厳かな空気が流れていたにゃ。
慰霊碑の向こうには、平和の灯が静かに燃えていて、その先には原爆ドームが一直線に見えるように設計されてるにゃね。
この配置には、平和への願いがぎゅっと込められてるのが伝わってきたにゃ。

橋を渡って原爆ドームに近づくと、また空気が変わったにゃ。
公園内では平和を祈る歌声が流れていたけど、その音がふと消えて、静寂が訪れたにゃ。
それはただの音の消失じゃなくて、空気そのものが重くなったような感覚で、まるでこの場所に染み込んだ人々の思いが、今もなお残っていて、訪れる者に語りかけてくるにゃん。

でも広島の旅はまだまだ終わらにゃいよ〜!
悲しみの記憶が残る街だけど、にゃんこはその中にある優しさと力強さを感じたにゃ。
平和記念公園で静けさに包まれて、資料館で人々の苦しみと希望に触れて、心がぎゅっとなったにゃ。
でも広島はそれだけじゃないにゃ。

店内はジュウジュウと鉄板の音が響いてて、にゃんこテンションもぐんぐん上昇中〜   にゃんよね。
注文した広島風お好み焼きは、見た目にもボリューム満点で、何層にも重なった具材がにゃんとも豪華だったにゃ。
にゃんこは地元の味も楽しみたくて、駐車場近くのお好み焼き屋にふらりと立ち寄ったにゃ。


※画像はAIによる生成(Gemini使用)

まず薄く広げた生地の上に、山盛りのキャベツがどっさり乗って、その上に豚肉、中華麺、卵が重ねられていくにゃ。
焼きながらヘラでギュッと押し付けることで、キャベツの水分が飛んで甘みがぎゅっと凝縮されていくにゃね。
麺は香ばしく焼き上がり、特製の甘めのソースが全体を包み込むにゃ。
青のりと削り節が踊るようにふりかけられて、見た目にも食欲そそる一品だったにゃ。

ただ、残念ながら味はにゃんこの好みに合わなかったにゃ…。
ソースの甘さや麺の食感が、普段食べ慣れてるものとは違っていて、ちょっぴり戸惑ったにゃ。
でも、広島風お好み焼きの作り方やこだわりを知ることができたのは、旅の中での貴重な体験だったにゃね。
食べ物って、その土地の文化を映す鏡みたいなもので、好みに合う合わないに関係なく、その背景にある人々の工夫や思いを感じ取れるのが、旅の醍醐味だと改めて思ったにゃ。

そして次なる目的地は岩国の錦帯橋にゃ〜。
広島観光を早めに切り上げて、車を走らせたにゃ。
カーナビにゃんこが案内してくれたのは、なんだか怪しい山道…。
近道かと思いきや、途中でリルート発動!結局岩国市内に戻されちゃったにゃ。
最新ナビは国道優先らしいにゃ〜。
にゃんこドライバー、ちょっぴり混乱にゃ。

夕方のラッシュを抜けて、ようやく辿り着いた錦帯橋は、半年ぶりの再会なのに、まるで初めて見るかのような新鮮な感動にゃんこ。
新しく架け替えられたばかりの橋は、木の香りがふわりと漂ってて、足元から伝わる感触が柔らかくて、歩くたびに深呼吸したくなるような心地よさだったにゃ。
五連のアーチが織りなす曲線は、空と川と山の景色に溶け込んでて、まるで風景の一部としてそこに存在してるようだったにゃ。

この橋には、あの剣豪佐々木小次郎が剣術修行してたっていう伝説があるにゃ。
彼が編み出した「燕返し」は、柳の枝に止まった燕が、風に揺れる枝に触れずに飛び立つ様子から着想を得たって言われてるにゃね。
その動きは、鋭さとしなやかさを兼ね備えた一瞬の技にゃ。
橋の上を歩きながら、風に揺れる柳を見つけた瞬間、小次郎の目に映ったであろう光景がふわっと浮かんで、時代を超えて繋がる感覚に胸がトクントクン高鳴ったにゃ。


※画像はAIによる生成(Gemini使用)

橋を渡り終えると、咲き始めた桜が風に揺れてたにゃ。
淡いピンクの花びらが空に舞って、川面に映るその姿は、春の訪れを静かに告げてたにゃね。
宿を取ってゆっくり花見したかったけど、翌日の予定があったから、名残惜しくもその願いは胸の中にしまったにゃ。
でも、橋のたもとでしばらく桜を眺めてるだけで、旅の疲れがふわっと軽くなった気がしたにゃ。

岩国にはもうひとつの名物があるにゃ!それが岩国寿司にゃ〜。
別名「殿様寿司」とも呼ばれてて、見た目にも華やかで、まるで祝いの席にぴったりな品格を持ってるにゃ。
四角い木枠に酢飯をぎゅっと敷き詰めて、その上に錦糸卵、椎茸、蓮根などの具材を何層にも重ねて押し固めて作るにゃ。
断面を切ると、色とりどりの層が美しく並んでて、まるで工芸品みたいな美しさにゃんこ。

口に運ぶと、酢飯のさっぱりした味わいに、卵の優しい甘み、椎茸の旨味、蓮根のシャキシャキ食感が重なって、ひと口ごとに違う表情を見せてくれるにゃ。
この寿司は、かつて岩国藩の殿様が宴の席で振る舞ったことからその名がついたって言われてるにゃ。
岩国の歴史と文化がぎゅっと詰まった一品にゃんこ。

錦帯橋の優美さと岩国寿司の華やかさは、どちらもこの土地が持つ美意識と誇りを象徴してるように感じられたにゃ。
橋を渡って、桜を眺めて、寿司を味わうという流れの中で、岩国という場所の奥深さに触れることができたのは、旅の中でも特に印象深い瞬間だったにゃ。

※画像はAIによる生成(Gemini使用)

佐々木小次郎の伝説が息づく橋の上で、風に揺れる柳を見ながら燕返しの技を思い描いて、桜の花が舞う川辺で岩国寿司の味を噛みしめる。
そんな時間が、岩国という土地の魅力を静かに、でも確かに伝えてくれたにゃ。
錦帯橋はただの観光名所じゃなくて、歴史と自然と食が織りなす物語の舞台だったにゃ。
次に訪れるときは、ぜひ宿を取って、夜桜の下でその物語の続きを味わいたいにゃん。

帰り道、以前から行きたかった下関マリン温泉(閉館)へ立ち寄ったにゃ。
関門海峡が見渡せる露天風呂からは、北九州の港の光や、行き交う船のライトがとってもきれいに見えたにゃ

#宮島観光 #広島観光 #原爆ドーム #お好み焼き #錦帯橋 #岩国観光 #佐々木小次郎#関門橋の夜





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最終更新日  2025.09.21 12:55:41
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