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2005.09.12
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カテゴリ: カテゴリ未分類
こども英会話講師として1か月。前任の先生と私はずいぶんキャラも違うらしく、当然教え方も違うんだろうと思う。だからこそ、いちいち説明をするようにしている。

だいたい「自分の行動の説明をする」は、私の育児のモットーでもあるのだ。母親は自分の子供のことは何でもわかってあげられなければならないみたいな風潮もあるようだが、私はそうは思わない。

「言わなくても分かる」ということは日本にしか根付かないことで、文化の違う異民族が混在する外国では、当然バックグラウンドがちがうから「互いに違って当然→だから唯一の共通項=ロジックをつかって言葉でイチから説明する」のだ。

これは何も異文化論などというたいそうなことでもない。結婚したら誰だって実感することなのだ。

関西出身のダーリンは新婚当初納豆を食べ物とは容認していなかった。わたしが夕食に納豆を出すと、「こんなものは食い物じゃない」とまで言ったほどである。

そこで納豆を夕食で取ると、体にどういい影響を与えるか、病気にならないためにも納豆をたべてほしいということを、情報を得た新聞もみせながら、グラフも見せながら、とくとくと私は語った。

しばらく神妙な顔つきになるダーリン。「ふーん、そんなに言うなら食べてみようか」。そして今じゃ、すっかり“納豆派”に転じてしまった。

話を元に戻そう。

そういうわけで、私は子供たちの「なぜ、どうして?」という質問に対し、「どうしてそう思うのか」意見を聞くことにしているし、反対に自分がすることもきちんと説明をすることにしている。(家でもこれを子供たちに要求する、こどもにとっては非常に面倒くさい母親だ。)



私はフルネームで呼んでいるのだが、彼女たちは「名前(ファーストネーム)だけにして」というのだ。その理由は?と聞くと、「え~……」と一瞬戸惑い(つまりたいした理由はないのだろう)、「学校の英語でもそうだしぃ、前の先生もそうだったしぃ……」ということらしい。

そこで私は説明した。「先生はレッスン中の呼びかけは名前だけにしてるけど、同じ名前の子が2人いたりすることだってあるし、授業の初めなんだからちゃんと個人としてフルネームで出席はとりたいんだよ」

すると1人の女の子が即座に返してきた。

「先生って、“どうしていつも”言い訳ばっかりするの?」

正直、私は耳を疑った。「自分の意思を説明する」という行為が、彼女には「言い訳する」ということになってしまうのだ。

まあ、それ以上今回は深入りしなかったが、彼女はこれまで自分の行動の責任をとってきちんと説明をしたことがないのだろう。

いや、あったのかもしれない。家で親の意図と違うことを彼女がしたとき、彼女は必至になって「私は○○だと思ったんだもの。なぜかといえば~~だから」「○○したかったんだもの。どうしてかっていうと~~だから」と訴えたことがあったのかもしれない。しかし、もしかしたらそのときに親が「言い訳するんじゃないの!」の一言で彼女の意思を聞いてやらなかったのかもしれない。

日本人は特に自分の意見を言わない、国際的に見たら本当に存在が薄くなりやすい人間の集まりのように思われているが、彼女の一言にそんな一端を見たような気がした。







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Last updated  2005.09.15 11:09:42


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