ひたすら無題

ひたすら無題

2005年01月16日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類

私はなぜXMLを愛していないか ~ 言語屋の視点から


http://www.rubyist.net/~matz/20050113.html#p01


もうひとつ、私には欠点に思える点は、XMLは型のない言語である点である。


なんてこった。 XMLはスキーマなしでは、どの属性が数値なのか、どのデータが文字列なのか区別することはできない。できるのは「ノード」と「テキスト(文字列)」の区別だけだ。


もちろん、XML SchemaやらRELAXやらを導入すれば型の表現はできる。しかし、「スキーマなしで操作できる」のがXMLの良さではなかったのか。 DOMでデータを取り出してきても、その(型の)解釈は個々のプログラムに任せられてしまう。要するに、アプリケーションのロジックの中に分散して埋没してしまうということだ。




XML Schema使えば型指定できますよ、じゃダメなんだろうか。「スキーマなしでいいけど機能制限されます」って、そんなに変かな。「もっと簡単にすれ」と言う意味なら(どんなことにでも通じるから)わかるけど


てことは、XMLが悪いんじゃなくて、使う人が安易に「今の時代はXML」とかやってることがよくないんじゃないのかな。開発言語やデータ保存先の決定なんてその時々の状況によるけど、「型なしであることが有効な状況だってある」とわかってるなら、愛せないのはXMLじゃなくて技術屋のほうだろう、と。







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最終更新日  2005年01月16日 16時10分36秒
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