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ロック
の音楽が流れ、部屋を間違えちゃった??と思った私。
次は バロック音楽
が流れたかと思うと、またロックが流れ・・。
音楽に象徴されるように、今までの貴族ものと違って
堅苦しくなく鑑賞できました。
マリー・アントワネット
と キルスティン・ダンスト
って、
実際に似ているかしら?
と、マリーのお顔を思い浮かべてみましたが
「 ベルばら
」のあのオメメがぱっちりの絵しか浮かんできません・・
この映画は歴史を忠実に描いた作品ではなく
一人の少女がウイーンからフランスに嫁いだ所から話は始まり
一貫してマリーの視点で描いた作品でした。
この徹底ぶりは素晴らしいですね。
実在の人物を描いた作品は、その歴史を忠実に描くあまり
どうも焦点がぼやけてしまう作品が多いのですが
ここまで徹して、(ラストになるまで)
貧困に喘ぐ町の人々の様子が描かれていないのに
びっくりしました。潔いです、 ソフィア監督
ギャンブルのシーンなど、カメラワークも斬新でした。
キルスティン・・実はお目目が怖くて苦手だったのですが
今回、現代的な作風に馴染んで、のびのびと演じていて
とても合っていましたね。
嫁いだ14才~37才まで見事に演じきっています。
パステルカラーのお菓子のような靴、素敵なドレスの数々、
かわいいお菓子が目にも鮮やかでした。
私だったらどのドレスを着たいかな・・綺麗な水色のドレスが
たくさん出てきてうっとりしましたが
私は水色が似合わないし・・と悩む辺り
すっかりツボにはまった一人??
印象に残ったシーンは、長女を出産し別宅で静かな田舎暮らしを
するシーンが綺麗で好きです。
自然光の中で、堅苦しくないドレスにゆるくアップした髪型、
野草の中での散歩。横にいるのは天使のような娘。
あと、バスタブに一人で浸かるシーンは、
彼女の孤独や虚無感を感じて切なかったですね。
印象に残った役は、オーストリア大使で彼女の相談役である
メルシー伯爵
を演じた スティーヴ・クーガン
。
でしゃばりすぎず、時には厳しく助言し素敵な役でした。
どこかで観たことあるお顔だと思ったら、
先日観た『 コーヒー&シガレッツ
』でした。
この映画ではコミカルな演技が光ってました。
この映画を見終わって、無性に子供に会いたくなった私。
マリーの 母
の立場に共感したんでしょうね。
今回、初日に鑑賞しましたが田舎ながらも
なかなかお客さんも入っていました。
40、50代の女性客が多かったですね。
彼女たちは ポップ
な今回の作品、どう感じたのでしょうか??
好みは分かれそうですね~。
ポールベタニー・・改めていいよね♪ 2014.11.23
『タイピスト!』 2013.10.20
「スター・トレック イントゥ・ダークネ… 2013.08.24