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2008.06.27
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カテゴリ: のんびり

どこで育ったかなんて関係ない。

断ち切れない絆があればいいのだ。

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ある日、ある時、俺とあいつは一緒に生きていくことになった。
そう誓ったとき、その契のシルシはまるで針金を曲げただけの安っぽいモノをふたつ。

俺たちふたりは寄り添い、決して離れないでいられた。
その安っぽいシルシは俺たちふたりをつなぐ絆だ。


しかし、俺たちふたりの蜜月も長くは続かない。
シルシは引きちぎられ、俺たちふたりは離れた。

いや、しかし、ほんの少しの距離をおいたすぐそこにいつもいることができた。

ときに踏みつけにされ、ときにもみくちゃにされながら、すぐそこにあいつがいる。

いっしょにいられる夜もあった。

あいつもすぐそこにいるという実感があったから、泥水をすすりながらでもへこたれないでこれた。

バブルの波にもまれたこともあった。

炎天下で吊るしあげられたこともあった。

いつでも、あいつがいる。

シルシは引き裂かれても、絆は失っていないと信じている。

・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・

しかし、・・・・・・・

あいつは?

・・・・・・・・

・・・・・・・・・

今まで姿が見えなくても、必ず感じられたあいつが・・・イ・ナ・イ・・・・・・・・

どこにいる?

・・・・・・・・・・

どこに?

・・・・・・・・・・・・・・・・・

どこ?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・

もはや絆まで失われてしまうのだろうか?

絶望が俺を包む・・・・・・・



そして、月日は過ぎていった・・・・・・・・






途方に暮れて、仕事もしないで吹き溜まりのような処にたどり着いた俺は、同じような境遇の奴と共同で生きていた。

そんなある日、太陽の輝きがまぶしくて目を細め空を見た。

おぉっ!  

相棒はそこに居た!!





























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「ねえ、洗濯機の脇に落ちてたわよ。

でも、物持ちいいわねぇ。

いつの?   昭和?

じゃあ、バブル以前のモノが泡まみれになって落ちていたのね。

洗い直して干しておいたからね。

今日は天気がいいから、すぐ乾くでしょうね。


物干しのカゴに、 相棒 は入っていたはずだから、一緒にしておいてね。

この 靴下 。」

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どこで生まれたかはもうどうでもいい。
どこで育ったかなんて関係ない。

断ち切れない絆があればいいのだ。







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最終更新日  2008.06.29 18:48:21
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