「50 Years in Space(宇宙に見る50年)」と題されたそのカンファレンスが、2日間の日程で開催されている。そこでは、1957年10月4日にソビエト連邦が行った人工衛星スプートニクの打ち上げが大きく取り上げられた。宇宙飛行士で元上院議員のHarrison "Jack" Schmitt氏は、スプートニクの打ち上げについて、「知的社会に激震」が走り、宇宙に対する関心を引き起こした最初の出来事だったと語った。たしかに、米国は翌年の1958年11月に航空宇宙局(NASA)を設立している。また1961年には、John F. Kennedy大統領が、1960年代末には米国民が月面着陸を果たすと宣言した。そして1969年7月20日、米国はアポロ11号で初めて人類を月面に着陸させることに成功した。