Divertimento

青森県内では４月７日、多くの小学校で入学式が行われました。新１年生たちは晴れやかな表情で式に臨み、初めての学校生活をスタートさせました。  真新しいランドセルを背負い、保護者と初めての登校をする新一年生。県内では７日、公立小学校２５８校のうち９割近くにあたる２２３校で入学式が行われました。このうち、青森市の浦町小学校では新１年生５０人に、津川弘行校長から励ましの言葉が贈られました。このあと、教室に戻った新一年生は担任の教諭やクラスメートと話をするうちに緊張した表情も少しずつ緩み、これからの日々に期待を膨らませていました。県教育委員会によりますと、今年度はおよそ８５００人の新一年生が初めての学校生活をスタートさせます。多くの小学校で新１年生のにぎやかな声が響いた７日、十和田市立高清水小学校にも元気な新入生が登校しました。水尻愛士くんです。高清水小学校では地域の過疎化で年々、子どもの数が減少し、ことしの新１年生は水尻くんただ１人です。初めて小学校の門をくぐった水尻くん、まずは担任の福田志保先生とあいさつの練習です。  ※水尻くん「水尻愛士です。よろしくお願いします。」 福田先生「１００点。上手」  ものおじせず元気にあいさつができることを確認して、入学式に臨みます。式で出迎えたのは１８人の在校生です。温かい拍手で水尻君の入学を歓迎しました。  ※増尾安希子　校長「愛士君に会えてとってもうれしいです。元気に高清水小学校に入ってくれてありがとう」  続いては水尻くんのあいさつです。練習の成果を出せるでしょうか。  ※「水尻愛士です。お願いします」 ※母・水尻美穂子さん「さみしい思いをさせるなとありますけど、楽しい思い出がいっぱいできるといいなと、一人だけど思っています。  水尻くんは８日から、２年生のお兄さん３人と同じ教室で小学校生活をスタートさせます。