Divertimento

北海道・知床半島沖で起きた観光船の事故を受け、青森県内の旅客事業者を対象にした安全点検が始まりました。  東北運輸局青森運輸支局と青森海上保安部が合同で行った26日の安全総点検では、青森県外ヶ浜町蟹田と同県むつ市・脇野沢を結ぶ240人乗りのカーフェリーに船舶検査官4人が乗り込みました。 両機関では、毎年4月と5月に安全点検を行っていますが、北海道の知床半島沖で26人が乗った観光船が遭難した事故を受け、急きょ実施されました。 点検では運航する際の風速や波の高さの規定のほか、救命胴衣や消火ホースなどの設備の状態を確認し、いずれも不備はなかったということです。 青森県内の旅客事業者は不定期航路も含め9社で、28日までにすべての立ち入り検査を終える見込みです。