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「これ、足し算?引き算?」
「これ、割り算?掛け算?」
こういう風に聞いてきたとき
また、途中式を飛ばして
答えを書くことに熱心なとき
これは、まずいなって思います。
なぜなら、文章題というのは
問題文を読んで、自分のなかで
いかに構造化して再現させるか
というプロセスが一番大切なのにそこを避けてしまっているからです。
だから、できるだけ早い時期に
図や表やグラフを書いたり
考えることとは
同時に手を動かすことなんだ
答えが合っているということより
途中式をきちんと書くこと
思考を積み上げていくことの方が
すっと大切なんだということを
体験として自らが発見するするような取り組みを繰り返ししています。
こういうものって教えられる子供にとってみれば
「アタマがグッチャになる」
とか
「なんで、そこまでしつこいん?」
とか
「学校では、こんなことしないよ」
とか
先生は『 大魔神 』と言ったりすることで(笑)
うまくいったりすることもうまくいかないときもありますが
選択的に考えていく能力
手を動かして考える能力は
答えを発見していく上で
とっても重要だなと感じています。
こうして、手を動かして考えていく延長線上に
数学の図形の問題で
補助線がずばっと引けたり
現代文読解や英語の長文読解で
答えのヒントのなるポイントに
線がちゃんと引けるようになったり
多くの情報の中から必要なものを
ピックアップする能力が育ったり
のではないかと思います。
手は、脳が身体として
外にでてきたものといいますよね。
手を使って動かすトレーニング
って、その年齢により違いますが
とても大切なことだなと感じています。