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「見当をつける」
という言葉を使って
短文を作りなさいと悩んでいる子たちに
「先生の真似しちゃダメだよ。
『サンタさんは、
子供たちがほしいものが
だいたい見当がついている』とかどう?」
と言ったら
「サンタさんは、なんで解るんだろうね?」
と言っていました。
「サンタさんは、
みんなのこと、見守っているんだよ。
聞いていたり、
見ていたりするから解るんだよ。」
というと
「え、サンタさん、どこにおるん?」 というので
空を指差して、
「お空にいるんだよ。
アメリカのNASAには、
いまこのへん飛んでます
というのが出てたりするんだから。」
というと、疑いつつも興味津々で聞いているので
「だから、自分が何を言っているかとか
考えているのかとか、とっても大事で
愚痴、泣きごとが好きな人には
それを多く言わせる現象が降り注ぐし
『ありがとう』が好きな人には
それを多く言わせる現象が降り注ぐんだよ。」
と、お話したら、みんな解ったような解らない顔して聴いていました。
さてさて、、
ちょっと前に読んだ本に
このサンタのお話に似た
面白い話が載っていたのでご紹介しますね。
イギリスには、マジックワードというものがあります。
直訳すると「魔法の言葉」という意味になりますが
大人たちは子どもたちに、
この言葉を遣うようによく促しています。
さすが魔法の国の異名をとる
イギリスならではのことです。
実はこれ、躾に関わっている言葉なのです。
さて、その言葉とはいったい何だと思いますか?
それは 、「プリーズ(please)」 です。
プリーズ。
『何かが欲しい時には
この言葉をつけなさい』
と、大人たちは子供たちを躾けます。
私は、日本とイギリスをよく往復しますがその飛行機の中でキャビンアテンダントさんに
「お飲物は何になさいますか?」
と英語で聞かれた際に
「コーヒー」とか「ウォーター」
とだけ
答えている日本の人たちをよく見かけます。
こんな時に 「プリーズ」
と付け加えられるだけで
『そこに魔法が発生しますよ』ということなのです。
どんな魔法が発生するかというと
「プリーズド(pleased)」 が発生します。
『Please』 に 『 d 』 がついただけの
この 『pleased』
という言葉は
満足とか喜びを表します。
プリーズという言葉は
日本では、相手にものをすすめたり
頼んだりするときに使う『どうぞ』
という言葉だと思われているそうですが
ほんとうは、自分と相手との間に
喜びのエネルギーを発生させ
物事がスムーズに前に進み
欲しいものが手に入りやすくする
魔法の言葉なのです。
だまされたと思って次の機会に
この言葉を使ってみてください。
ただし、プリーズに笑顔をプラスすることも忘れないでくださいね。
『五次元思考』(小宮・ベーカー・純子著)
サンタのお話をしながら
この本のことを思い出し
なにか通じるものがあるなと思ったのです。
子どもたちを見ていると
「~してくれなかった」
「~してくれないのです。」
「~してもらえなかった。」
「~してもらえないのです。」とか
「私が」「私が」という言葉を遣っていた子が
「おかげさま」「おかげさま」
と口にするようになると
どんどん状態が良くなっている気がします。
ニワトリと卵のお話でどっちが先かは、わからないのですが
たぶん、こういうことを口にすることで
交流することで、喜びが増えること
交流できる自分でいることが一番大切なことだということが
解ってくるのかもしれません。
一目散に目標に向かい
達成しなければならないと思いこむよりも
想像力を発揮し、創造的になることで
勉強しなければならないが
勉強したくなる、勉強してしまった
に変化させてしまう方法があること
見えないもの言葉や思いを大切にすると
散らばったものが一つになるように次々とつながっていき
思いが実現化することそんな奇跡が起こってきますよね。