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"しない"という目標設定 (記事)
「しない」と禁止するばかりでもなく
どちらもバランスよくできて
そして、それが自然に出てきたら
とても心地よいものになりますよね。
変えられるものをかえる勇気と
変わらないものを受けいれる平和な心
ちょっと前の日記にコメント頂いて
レスするときに思い出したんですが
こういう心って、大切だなって思います。
さて、「意識が変わったら。。。」とか
「ちょっとは意識を変えなさい。」とか耳にしたり
自分でも「意識を変えてみたい。」
そんな風に思ったりしますよね。
そして、うまく言ったときに
「あの人の意識が変わったから。」
なんて、言ったりしますよね。
この「意識」という言葉が
前からとても気になっていました。
そして、先週「意識レベルを上げる」
という言葉を聴いて
やっぱり、気になるので
昨日の日記に書いたように
「意識レベルを上げるとか。
意識が変わるってどういうことですか。」
って、聞いてみたんです。
「意識レベルを上げるかぁ。
普通、意識を変えるとか
気持ちを入れ替えてというとき
善という考え方をしていると思うんだ。
プラス思考、マイナス思考、善悪で考えている。」
「○×をつけているんですよね。」
「そう。善、もしくは
プラス思考に意識したときに
人って、どうなるかというと
しっかりしよう、頑張ろうと思うんだ
そういう風にならない?」
「そっちに頑張ろうと思いますもんね。」
「実は、そこが問題なんだよ。
みんな、それで苦労している。
意識レベルを下げたい人は、いてへん。
みんな上げたいと思っている。
じゃぁ、上がるって、どんなん?
上げるって、なんなん?
って言われても分からんけど
下げるか、上げるかといわれたら
みんな上げたいと思っている。」
「自分も、上げたいとか
意識を上げるということ
なんなん?って、思ったんですよ。」
「じゃぁ、その上げたいと思ったときに
ほとんどの人、善の意識を持とうとする。
みんな、清く正しくを持とうとする。
なんでそうなるかというと
清く正しくないと
マイナスとか、マイナス思考とか
魔、悪魔とかそっちになっちゃうから。
泥棒があかんという考え方ですよ。
うそつきはいかん。
人のものを盗ったらいかんと
善なる人は、一生懸命する
人助けをする。人の役に立つ人であるべきだ。
こっちをプラスと考えていると思うんですよ。
いわゆる良妻賢母、聖人君主の類がいいと思う。」
「いい人のことですよね。」
「じゃぁ、いい人になったときに
ここで問題。
楽しそうかというと
楽しそうじゃないんだよ。
楽しそうでなかったら
精神的なものというか
人は、清く正しくでしか生きなくなる。」
「前に、もう一歩進んで
楽しいがたくさんあって
ゆとりがたくさんできたら
善悪というのを上回るということですか。」
「楽しいになったら、
勝手に上がるんだよ。
楽しいのなかに、善も喜びも
仲よくも人助けも入ってくるんだ。
楽しい努力って
努力じゃなくなってくるんだ。
努力というのは
自分がいま下だと感じていて
しっかりしないかん、
頑張らないかんというもの。
努力ということが、
自分を下げてしまっているだろう。
いま100点という状態なら
努力ではないだろう。
能力があれば、物事を生み出すのは
そんなに難しいことではない。
能力がなければ、生み出すのは大変だよね。
じゃぁ、能力は、なにかと言ったら
元気とゆとりと知恵。
元気とゆとりと知恵を取り入れるには
単純に言ったら、いま楽しいかどうか。
楽しいかどうかで
エネルギーは増えるんですよ。
美味しい、楽しい、気持ちいい
そして、仲よくする。
それとみんなが結び付かないんです。
楽しいというのは、
いいか悪いかは知っているんですよ。
楽しい=どんちゃん騒ぎになってしまうんですね。
楽しいと言葉は一緒でも
似て異なるんだと思う。
それと、仲よくすることの大切さ
これがみんな分かってないんだよね。
笑顔と仲よく楽しくと
本当に自分のなかで呪文みたいに
何でも心に唱えているだけでも
ものすごい変わってくる。
そして、勉強、仕事、スポーツ
どんな分野であったとしても
仲よく、楽しく、笑顔
そのことが分かってきたら
ほんとに伸びてくるんだよ、勝手に。
努力は、半分で済むんじゃないかな?」
そんな風に聞いてきました。
さっき、授業を受けて帰った高校生が
「いままでは、勉強やっても
手ごたえがないというか
何をやってるんか
ぜんぜん、面白くなかったんですが
ここに来てから
なにしたらいいか分かるし
やったら、やっただけ分かるんで
いま、楽しいんですよ。 」
って、帰って行ったんですが
これは、たぶん、
僕の意識がまず変わったからかもしれない
って、その子に褒めてもらった気がしました。
意識って、面白いものですね。
Clair de lune / Debussy 月の光