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Lenovo D330は、Officeソフトが付属していたり、再生品などでも人気の高い機種でした。タブレットとしても使える、珍しいデタッチャブルタイプ(着脱式)の2in1マシンです。
GIGAスクール構想などでも採用されていたため、再生品が安く出回ることが多い機種でした。N4000 CPUなのでWindows 11にも対応できるはずなのですが、さすがに古く、24H2への移行は難しいようでした。
どうしても、Windows 11 22H2以降から24H2へのアップデートができないということでした。
ひとまず、Windows 11は動作しているのですが、新しいバージョンは要件が厳しいようです。MicrosoftのHPから入手できる最新のWindows 11セットアッププログラムは開始できるのですが、エラーメッセージで停止してしまいます。
Windows Updateで最新の状態にしても、「お使いのバージョンのWindowsは、サービス終了を迎えました」と表示される状況でした。
いろいろと調べてみたところ、RufusやFlyby11というツールを使うと、インストール制限を回避して簡単にインストールできるという情報がありました。
しかし、Lenovo D330では24H2や23H2といった、まだサポート期間が有効なバージョンをどうしてもインストールできませんでした。
当然、ツールなどの利用は自己責任なので仕方ありません。万策尽きました。
買い替えしかないかと、Amazonや楽天で安いPCを探しながら作業を続けていました。
ところが、エラーメッセージをよく見てみると、公開されている情報とは原因が異なっているようでした。
「セットアップは、USBフラッシュドライブにWindowsをインストールすることはできません」というメッセージが表示され、インストールが中断していました。
このメッセージは珍しいようで、さらに深く調査したところ、何らかの理由で通常の内蔵ディスク(ハードディスク、SSD)にインストールされているWindowsが、Windows To Goで起動されている環境と誤認されていることが原因のようでした。
Windows To Goというのは、以前のバージョンでUSBメモリでWindowsを利用できるという特殊機能でした。個別の環境をOSごとUSBに入れて持ち運べる便利な機能でしたが、すでに廃止されています。
また、少し昔の機種では、SSDは非常に高価でした。当時は、eMMCという形式のSSDと同様のフラッシュメモリを使ってコスト削減を図る機種が多く、特にSanDisk製のものが多かったようです。

このタイプのeMMC形式の内蔵ストレージが使用されていると、SanDisk製であるためか、インストーラーがWindows To Go環境に対して、アップデートをしようとしていると、誤認してしまうようでした。
そのため、Windows 11 22H2以降へのアップデートができないと推察しました。
この問題を解決するため、レジストリエディタを起動し、以下のレジストリ値を削除するか、値を0に設定することで修正できるという情報を見つけました。

探すキーの位置: HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control名前: PortableOperatingSystem

そして、24H2へのアップデートを再度試みたところ、今度は問題なくスペック制限を回避し、アップデートを完了することができました。
もし、私と同じようにeMMCを採用した時代のPCで24H2へのアップデートができない場合は、一度レジストリを確認してみることをお勧めします。
その後、Lenovo D330の24H2へのアップデートインストールは無事に進行し、アップデートは完了しました。
ただし、64GBのストレージ容量の大半を使用するため、ギリギリでしたので、これが最後のアップデートになるかもしれません。当然、作業は自己責任ですが、もう少し延命できそうです。
これからLenovo D330の24H2へのアップデートインストールを挑戦される方のヒントになれば幸いです。
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