おさかなの子育て奮闘記

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Jun 21, 2005

子育て今昔

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テーマ：子育て奮闘記f(^_^;)(85842)

カテゴリ：子ども

私の子供のころ、箸の持ち方・大人への言葉遣い・挨拶・背筋を伸ばす・物は大切に使うなど事細かく注意され、治らない場合は物が吹っ飛んできた！

親は決して対等ではなかった。

かさだって、洋服だってかわいいものが欲しかった。
でも、買ってなんてもらえなかった。
「今あるのが壊れてから」そういうのでわざと壊したら、物差しで尻を叩かれ、１時間正座をさせられた。
その間延々と説教だ。

その説教は日常生活の細部にまでわたり、果ては「カンボジアの子供達は･･･」なんて話になった。

カンボジアなんてどこにあるのかも知らない。

私はどうやったら買ってもらえるのか、必死に策をめぐらしていた。

足がしびれて正直親の話なんてどうでもいい。
心を占めた思いは
クソババァ!!! だけである。

あまりにむかつくので、さっさと自立がしたかった。
自分でお金を稼いで、かわいい洋服を買い、傘だってお洒落なやつを買ってやる!!!と思った。

さて、自分が親になりどうだろうか？
ふと振り返る。

自分なりに一生懸命やっている。

でも、「箸の持ち方を教えてくれる教室ないかなぁ～」なんて、他力本願なことを思うときがある。

ねだる子供についつい物を与えて「物を大切に使う心」なんて教えていないかもしれない。

気がつけば、子供が挨拶する前に私がしているよ!
本当は子供が答えなきゃ行けない場面でも、親の私が答えている。

親の見たいテレビではなく、子供の見たいテレビが優先だし、背筋のことまで注意していない。
親と対等どころではなく、子供のほうが上かもしれないぞ（ーー；）

一発叩いただけで「これって虐待?」なんて思い悩む。

（あそこまで一生懸命になってくれていたんだなぁ。）

あそこまで自分の子供に一生懸命怒れるだろうか?
事細かく注意していたら、私の血圧は上がりっぱなしだ。

（ああ・・・母は高血圧だ・・・たぶん私のせいだね。ごめん。）

もちろん今でも対等ではなく、口うるさい存在だということには変わりがない。

会えば喧嘩が勃発する。
出来るだけ無難に避けて通りたい関所だ。

親になったから分かるものがある。
理解できることがある。もちろん、理解できない部分もある。

私は子供達に甘いよなぁ。
きちんと向き合っているかな?
あんまり厳しくして、困ったときに相談してくれないのは嫌だし・・・（私は親に相談をした記憶がない）

母の子育ては今の時代には合わないと思う。
でも、もしかしたら「友達親子」ではなく、「クソババァ!」が必要なことなのかもしれない。

今日、なんとなく思った。

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