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☆f4♪LOVE アンクミの徒然日記
愛が始まる時 最終話
悲しげな表情で 消えて行った あいつの姿が 今も目に焼きついて離れない
あの夢のように もう俺の手には届かないのだろうか
この半年 夢の中に現れる あいつは いつも悲しい表情ばかりだった
類は俺に 迎えに行けと言うが
牧野の心の中に まだ俺は 存在しているのだろうか
あいつはまだ 俺を必要としているだろうか
ただ一つ確かなのは、俺があいつを必要としている事
なのに何故 あいつを迎えに行けない
まだ あいつが俺を受け入れてくれるかその事が 気がかりだ
何時までも決心がつかず 今も 窓をつたう雨を見ながら
あいつのことを考えていると 類が
「司 何してるの?又牧野の事考えていたの」
相変わらず類は 人の心を読んでくる
「悩む事無いんじゃないの 司は今でも牧野を愛してるんでしょ」じっと司の目を覗き込む 類
その眼差しは 全てを見透かされそうに思える
「類 あいつ俺を必要としているだろうか?」
「司らしくないね 牧野には 今司が必要に決まっているじゃないか どんな事が起きても 牧野を守るんじゃなかったの」
その言葉に嘘は無かった 今でも そしてこれからも 俺は牧野を守っていきたい
バスで去って行った牧野を あの時の牧野を忘れられずにいる自分
『好きだったら こんな風にいなくなったりしない』そう言った牧野 あの意味は 嫌いだから俺の前から 消えたのか
そうは思いたくなかった その答えが知りたかった
今の俺には 牧野が必要だから 迎えに行こう
病院 そこはただでさえ暗くなりがちな所だが その一角だけは笑いが絶えなかった
女性の回りに沢山の人が集まり その表情は皆 明るかった
つくしが此処で働き出して 一週間
勇樹と過ごしたこの土地には 癌など重大な病気で最後の日々を過ごす人達が暮らす施設があった
勇樹が亡くなり この地を離れようとした時 一枚の求人広告を目にしたつくし
様々な事情で 家族と離れて暮らす人達
辛い治療にも絶え 静かに最後を迎えようとする人達
愛する人に見送られずに ひっそりと逝く人がいると聞き
つくしは 勇樹の最後の言葉をお思い出した
『君が 居てくれたから 僕は少しも寂しくなかったと』
今の自分に何が出来るか判らなかったが 寂しい思いで天国へ旅立つ事がないようにしてあげたい そう思い施設で働く事に
つくしを取り囲む人達の中から 笑い声が上がった
相変わらず 人を楽しくさせるやつだな じっとその話しに耳を傾けていた 司
つくしに背を向け立って居るので 司の存在に気づかないつくし
「牧野~」
聞き覚えの有る声 彼と別れて半年 忘れようとしても忘れられなかった人の声
「牧野~」司はもう一度つくしの名を呼んだ
静かに立ち上がり 振り向くつくし そこに居たのは 道明寺
「道明寺~何故此処に」じっと見つめあう二人
一人の患者が「つくしちゃんの彼氏かい?」
「牧野 ちょっと話しがあるんだけど いいかな 皆さん牧野をお借りして行っていいですか」
牧野の手を取り 連れ出して行く司
「牧野 元気だったか?」外のベンチに腰かけながら 司がそう聞いてきた
半年会わなかった司は 少しやつれた様に見える 私のせい
「うん 元気だったよ 道明寺は?」
膝で組んでいる手をじっと見つめたまま 司が「ああ~なんとかやってたよ」
話したい事が一杯あったのに どう言えばいいのか解からずにいる司
「今日はどうしたの 話って何?こんな遠くまで来て 別れ話しも無いよね、私達もうずっと前に別れたんだし」
「俺 お前と別れたつもり無いぞ どうして別れなきゃなんないんだよ 俺お前に言った筈だ 死ぬまでお前がスキだって どんなに遠くに行こうと お前を離さないって だから今日は迎えに来たんだ 一緒に帰ってくれるよな」
この人の心には まだ私がいたのね
「お前にあいつの事忘れろなんて言わない この半年 俺がお前を忘れられなかったんだから でももうあいつはいないんだ
お前がいなくちゃ俺 駄目なんだ お前を想う為に生きてるんだから 俺の愛を信じて欲しい お前の為なら 俺は何でも出来る
お前の心に流れる涙を 俺にも分けて欲しい きっと二人なら辛くないだろ あいつはお前が傍にいてくれたから 幸せに逝ったと想う これからは俺の 俺のそばに居てくれないか」
一気にそう話した 司
勇樹の傍にいると決めて 司の元を離れた時 つくしは司を忘れようと努力してきた でも忘れようとすればするほど 司への思いは募るばかりだった
「お前が 一人で泣いてるのが俺には辛いんだ」
今まで 押さえ込んできた気持ちが一気に溢れ出す
「こんな私を許してくれるの 貴方を沢山傷つけたのに それでも いいの それでも私を好きだと言ってくれるの」
溢れ出す涙が つくしの心を 以前のつくしへと
「泣くな お前泣くと ブスになる お前は笑ってる方がいい」
しっかりとその腕の中に抱きしめて 司がそう言う
沈みかけた夕日が 司の横顔を真っ赤に染めている
司はつくしの涙をぬぐうと そっと唇を重ねてきた
暖かい唇 初めてのキス こんなにも安らいだのは初めてだった
彼の唇から 伝わる大きな愛を つくしは全身で感じていた
「つくし愛してる やっと捕まえた もう絶対離さない 俺から絶対離れるな」耳元でそう言う司 コクリと頷き「私も愛してるよ 道明寺」
「お前何時になったら 俺の事名前で呼ぶんだよ!」
両肩をつかみ身体を話した司が
以前の司に戻った彼につくしは「別に道明寺だっていいじゃない」
「一度でいいから 名前で呼べよ」
「嫌よ 道明寺は道明寺じゃない そんな事ぐらいで大声出さないでよ 何時までもガキみたいなんだから 私仕事の途中だから戻るね」立ち上がり戻ろうとするつくし
二人の様子を見ていた あきらが気づき
「あの二人何やってるんだ!」車の傍にいた総二郎と類もふたりを見る
「司 何やってるんだ 又牧野怒らせてるのか」心配になったあきらが 二人の傍に行こうとすると 類が「あきら 大丈夫だよ あの二人は」
それまで類達に気づかなかったつくし
「花沢 類 西門さんに美作さん 助けてよ このアホどうにかしてよ」3人に駆け寄って来るつくしを司が追いかけて来る
でもその二人の顔は 幸せに溢れていた
今 新たな愛が始まる時
完
最後まで私のつたない文を読んでくださった方々 本当に有り難うございました
ようやく 最終話を書き上げる事が出来ました
まだまだ 未熟な文章ではありましたが 私としては満足のいく物となりました
二次小説と出会い 自分でも書きたいと無謀にも思った時は
最後まで書けるか心配でしたが 何とか終わり今はほっとしています
色々な方の二次小説を読み漁り 感動し涙した自分
そんな思いを自分も表せたかは 疑問ですが
少し前にお知り合いになった はななまんさん
貴方の小説に出会わなかったら 私は書く事の楽しさを知らずにいました
ブログの方は閉鎖されてしまいましたが(凄く残念です)
この場を借りて お礼申し上げます
まだ 次の話しは思い浮かばないですが いつか又 書きたいと思っております
長い間お付き合いくださいまして 本当に有り難うございました
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