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2006.01.03
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カテゴリ: 日常
 どうも。茅端です。
 今日はバイトが休みでした。
 有意義な時間を過ごせ……たかは微妙ですが、まぁ休めました。

 さて、今日の日記はネタバレです。
 なんのネタバレかといいますと、『ひぐらしの く頃に解 皆殺し編』というゲームのネタバレです。

 ゲームをやったことが無い人には非常につまらない日記になります。
 すみません。
 相方は後でやると言っていたので、きっと怒るでしょう。


 さぁ、対応の違いを見せ付けたところで進めていきましょう。

 それではもう一度忠告です。
 これは『ひぐらしの く頃に解 皆殺し編』の ネタバレ 感想になります。
 やるつもりの無い方は見ても大丈夫ですが、これからやる方、または今現在やられている方は見ないほうがいいです。

 それでは、感想スタートです。
 ちなみに反転させていますからね↓


 今回はひぐらしの世界の大部分の解答がなされました。
 ゲームを重ね合わせることにより、浮かび上がってくるひぐらしの世界のルール。
 ルールX、Y、Zが複雑に絡み合い、惨劇の袋小路を強固なものにしているのですね。

 不特定の誰かが疑心暗鬼に陥り、凶行を犯すルールX
 必ず鷹野と富竹が綿流しの晩に、消えるまたは殺されるルールY
 全てを園崎本家が黒幕なのであろうと信じてしまうルールZ

 このルールに気付けた人いました?
 もちろん問題編の間でですけど。
 僕はルールYくらいなものです。
 ルールZについては僕も信じてしまいましたから。

 さて、今回は梨花の視点で物語が進行していきます。
 その中で新キャラ『羽入』が登場しましたね。
 梨花にしか、見えない、話せない、特殊な存在。

 今回はこの羽入にイライラした人も多いのでは?
 梨花が何度も運命に打ち勝てる、打ち勝とうと希望を持とうとすると、期待しないほうがいい、きっと同じだというような態度を物語中ずっと続けます。

 ひぐらしの世界の完全なる傍観者。
 長い時間を生きて、傷つき、信じること、期待を持つことをやめた存在。
 僕らプレイヤーとは相反する傍観者ですね。
 僕らは次のお話に期待を持ち、どんなことが起こるかワクワクし、圭一たちと共感し、笑い、泣き、恐怖をして、色々な感情とともに、物語を傍観します。

 ですが、羽入という存在はプレイヤーのなれの果てなのだと思います。
 だって、あの惨劇を僕らより、何百回と見続けてきたのですから。
 期待して、裏切られ。また期待して、裏切られ、傷ついて……。
 そんな物語をずっと見せ付けられ続けたら、きっと僕らプレイヤーも期待することをやめてしまいますから。
 次こそはみんながハッピーエンドだろうか、いやきっとどうせ惨劇で終わるに決まってる……ってね。
 『罪滅し編』がいい例かもしれませんね。
 レナを疑心暗鬼から救い、誰も死ななかった。ですけど、結局は大災害で全員死んでしまったのですから。


 さて、今回はルールXを破る事ができました。
 誰も疑心暗鬼に陥らず、自分達の力で惨劇を回避しました。
 この場面は嬉しかったですね。
 過去のみんなの後悔とか反省とかが、拭えた気がして。

 ルールZも一部は破れたような気がします。
 沙都子に対する冷遇が無くなりましたから。


 序盤はこれほどうれしかった事はありませんね。疑心暗鬼をクリアして、なんと赤坂まで登場したのですから。
 うわーオールスターだ。って感じですよw
 ですけど、追い風追い風で来てから、一気にどん底に落とすように、沙都子の叔父が帰ってくる、と。憎い演出です。

 それでもそれに打ち勝つ事ができたのは、圭一たちが短絡的な行動をとらず、真っ当な方法で、真っ当に勝負したから。
 それと、みんなで力を合わせた。誰か一人で考えたのではなく、みんなが知恵を合わせ、立ち向かったから。

 この辺りの終盤なんて、もう勢いが凄かったです。
 圭一が大活躍。
 雛見沢の年寄りたちを説き伏せ、園崎天皇であるお魎さんまでもを説き落とした。
 さすが口先の魔術師ですよ。

 そして綿流しの晩。
 衝撃……というかまぁある程度予想できた黒幕『三四』の登場。
 秘密結社『東京』や政府など、中々に想像付きがたいところまで来てしまいました。
 その辺のヒントが少なかったと思いますが、まぁ物語に矛盾は見られないのでさほど気になりませんでしたね。

 そして本当にあった未知の薬。
 『雛見沢症候群』をL5の危険域まで一気に引き上げる最悪の薬。
 だから、鬼隠し編の圭一のメモはそこら辺の部分が切り取られていたのですね。

 梨花は何度も鷹野と富竹に忠告しましたが、忠告した方に犯人がいるなら、何度しても無駄ですよね。
 まったくもって悲しいことです。

 そして、最後の最後。
 仲間達まで駆けつけてくれて、あともう一息で運命に打ち勝てたのに……全員が殺されてしまった。鷹野 三四によって。

 あの淡々と圭一たちを殺していく様は、まるで殺しを楽しんでいるようでした。
 それは雛見沢大災害を引き起こす時も同じでした。
 村人たちを数箇所にまとめ、ガスで殺していく。
 『祟殺し編』で圭一が死ななかったのは当然でした。だって、村にガスは流れ込んでいなかったのですから。

 そして、バタバタと倒れていく様を、祝福の歌としてタクトを振る鷹野。
 あの場面ほど、鷹野に腹が立った場所はありません。
 彼女は神になった。雛見沢という地区に伝わる祟りを引き起こした。
 そしてずっと語り継がれていく。様々な事を引き起こした『雛見沢大災害』を。
 それこそが鷹野 三四の目的だった。

 TIPSで出てきた『高野 一二三』という存在がどうやら鷹野さんに何らかの影響を与えているのは間違いないですね。
 次でそこら辺が明かされると思います。

 以上、面白かったです。
 また惨劇で終わってしまいましたが、次へ繋がる。
 次で、惨劇を終わらせる為の死。
 最後のエピソード『祭囃し編』を楽しみにしています。


 と、以上です。
 すごい長くなってすみません。ホントすみません。
 今日はこの辺にしますので……。



             みんな力を合わせて戦った。
       だからこそ、最悪の確立に打ち勝つことができた。

             みんな力を合わせて戦った。
       だからこそ、事件の真実を掴み取ることができた。

            だけど、本当に“みんな”だった?



                       Sinjyu Kayahata





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Last updated  2006.01.03 20:12:23
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