ダイアモンド・ダスト

ダイアモンド・ダスト

Jul 28, 2014
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犬の躾とか訓練というのは
どんなことを意味するのか?


結論から言うとそれは

自分を律すること

常に緊張を維持すること



なのだなと思う。



里親募集してみて感じていることは

躾が出来ますっ!。。。とか
訓練やってますっ!。。。とかいう人たちが言っているのは
躾でも訓練でもなく
ただ無意味に犬を弄繰り回しているだけなんだということ。



何故その人たちが犬に運動させるのか?も解っていなかったり
犬に仕事を与えてくださいと言うと
「たとえば、ディスクとかアジリティーとかですか?」という答えが返ってきたりする。

それ、どこがお仕事なんだい?

ただの遊びだろ!?


そんなことをお仕事と勘違いしているようだと
お犬様様だというのが見えてしまって
そういう人が考えている躾というのがどれほどのモノかが解ろうと言うもの。。。

そんなだから里子に出したその日の夜に
致命傷負わせるような事故を引き起こすんだよ!

自分で致命傷負わせてから返していいか?なんて訊いてくるんだ!



引渡し後の変換は一切受け付けない!と言ってある。

その子の一生を引き受ける。。。そういう覚悟を持って引き取ってくれるという人にお渡しする以上
こちらも今生の別れと覚悟して渡している。

断っても断っても欲しいといって連れて行ったのに、
行ったその日、

挙句返していいかと訊いてくる。


あなたの覚悟って。。。


その犬は里親さんの応募が沢山有った子だった。

あなたに渡さずとも済んだ子だった。。。


でも何度断っても絶対大事にすると言って連れて行ったはず。


くだらない事故で致命傷を負わせてしまう注意力・思考力の無さ。


起きた結果の責任を自ら取ることができない甘ったれた感覚。


相手の犬や里子に出したこちらの気持ちを考えられない
保身だけの考えかた。




私は自分を反省したよ。


そんな人と見抜けず
熱意を覚悟と錯覚して引き渡してしまった自分の愚かさを。。。


どんなに熱意が有ったって

熱意と覚悟は同じではないということ。


覚悟と愛情、
周りの者に目をやる視野の広さとは一致していないこと。



相手が断っているのに
執拗におねだりするのは
遠慮を知らないただの我侭さんだということ。

そういう人が考える躾とは
ただ形だけ作る踊りと一緒なんだということ。



画像を見て、この子が欲しい!この子と暮らしたい!
そう1頭の子だけを見つめて
他の犬にブレることがない人は
犬の年齢も訊いてこなくて
或いは、画像も見ていないのに
どんな性質の子ですか?
という質問に答えただけで
自分達の暮らしに向いているか?
その子が幸せで居られるか?
それだけを考えて答えを出し、
最後にどんな子か画像を見せてもらえますか?と聞いてくる人たちこそが
本当に犬のためを考えられる
自分を律することが出来る人たちなんだと。。。

緊張ある暮らしをしている人は、
ちゃんと理想があって
理想に近づいていくためにはどうすべきかという
常に試行錯誤して
今をおろそかにすることなく
犬だけをいじくるのではなく
全体のバランス感覚に優れていること。

そうした緊張というのは
頭の理解なんかじゃなく
仕事や生い立ちなんかによって日々培われた
陰の苦労や努力あってこその厚みなんだということ。

だから躾教室だの競技会だのに向けての訓練なんか
無意味なんだということ。

















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Last updated  Jul 28, 2014 05:41:22 AM
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