ダイアモンド・ダスト

ダイアモンド・ダスト

Feb 16, 2015
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某会社のオーナーが
後継者を育てられずに悩んでいた。

その会社では新入社員が定着しない。

或る時、その理由がはっきりした。


オーナーは並外れて能力が高い。


一般の人間と能力のギャップが大きすぎるせいで
並みの人間がやることに対して
「サボっている」とか「気配りが足りない」という風に受け止めがちで
その苛立ちが重っ苦しい「気」となって放たれているために

緊張を高めてしまうことになり
その緊張が、さらに能力の低下を招き
なおさらオーナーを苛立たせるといった悪循環に発展する。

オーナーは、
自分ほどの能力を持ち合わせている人間はそうそう居ないのだと解りながらも
能力差による思考の違いという風に受け止めないのは
社員に対して過剰な期待を捨て切れていないために
眼鏡が曇っているのだと感じる。

そうでなければ、もともと懐疑的な性格というだけなのかもしれないが
案外、この方は相手を信頼すると
とことん尽くすタイプだから


とにかくその方を見ていると
社員が思ったような思考や行動に至らないのは
やる気が無いからではなく
余計な緊張が邪魔をして
さらなる能力低下を引き起こし

理解させる必要が有りそうな気がした。

やる気が無い社員というなら
叱責は有効なのだけど、
やる気があって社員なりに自分を追い込んでいるのだから
そこにオーナーの叱責が加われば
もっと緊張が高まって自滅していくだけだ。

叱責はやる気のある社員には本末転倒の結果を招くことになる。

こうした誤解や関わり方の間違いというのは
犬と人間の間では
頻繁に起きている。

次回に つづく。。。







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Last updated  Feb 16, 2015 09:54:29 AM
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