二代目大家の日々。

二代目大家の日々。

2017.09.18
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カテゴリ: 雑学
古代インドの都市シュラヴァースティの話です。

最愛の一人息子の遺骸を抱えた母親ゴータミーが御釈迦様にお願いしました。
「私は愛する幼子を亡くしました。この子に薬をください」
「それでは芥子粒をここに持ってきてください」
「芥子粒を持ってくればいいのですね」
「条件があります」
「どのような条件ですか?」
「未だかって死人を出したことのない家にある芥子粒を持ってきなさい」

ゴータミーは街中を探して歩きました。

「それならあるよ」
「この家から死者を出したことはないですよね」
「数年前に祖父が亡くなったよ」
「そうですか。。。」

次から次へと家を訪問しては尋ねましたが
死人を出したことのない家を探すことはできませんでした。

今度こそは、今度こそは。。。
そう思いながら街を彷徨い続けました。
ついにゴータミーは正気に戻りました。

夕刻、御釈迦様の元へと戻ったゴータミーに
御釈迦様は仏法を伝えました。






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最終更新日  2017.09.19 23:40:18
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