読書の部屋からこんにちは!

読書の部屋からこんにちは!

2007.01.13
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カテゴリ: エッセイ
有名人、それも超の字のつく有名人を妻に持った男性って、どんな気持ちだろう。

それにこの人はいい年をして、おかっぱ頭にちょびひげという、ちょっと変わった外見だし。
得体がしれないって思われてもしょうがないと思う。
しかも、この人の奥さんはそんじょそこらの有名人じゃない。
なにしろ、この人の奥さんは日本で唯一の女性宇宙飛行士、向井千秋さんなんです。
宇宙飛行士ですよ。普通の人が、逆立ちしたってつける職業じゃありません。

しかし、この人、向井万起男さんはタダモノじゃありません。
それは前にエッセイ 「君について行こう」
今日 、「ハードボイルドに生きるのだ」 を読んで、ますますタダモノじゃないってことがよく分かり、
ひょっとしてこの人が身近にいたら、好きになってたかも・・・・という気になりました。

このエッセイ集は、宇宙飛行士の話題、医学の話題(この人の職業は病理医です)、
読書の話題、大リーグに関する話題、
「病理医」って何?と思った方、そう思うことが日本人の特性で・・・という話題もあるよ。
とにかく分析好きでパロディ好き、知的なユーモアと幅広い知識、ほんとに魅力的です。
中でもアメリカの宇宙飛行士の出身州に関する考察や、CTスキャンとビートルズの意外な関係など、ほんとにおもしろい。
宇宙飛行士の夫であることを潔く自認して、開き直っているところが、
これまたステキなのです。

ぱぐらはちょっと変だ。







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Last updated  2007.01.14 07:20:35
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