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2014.03.15
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カテゴリ: オーディオ


レコーダー「PCM-D100」


レコーダー「PCM-D100」


 究極の高音質ポータブルレコーダー

製造/販売 ソニー
製品情報 レコーダー「PCM-D100」
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IC レコーダーのフラグシップモデル。新たに DSD 2.8MHz録音をサポートし、リニア PCM の 192kHz/24bit(WAV)と合わせて 2種類のハイレゾ録音に対応する。

大口径の指向性マイクを搭載し、プロユースにも耐える“生録”用IC レコーダー。

新開発のマイクは、従来機「PCM-D50」よりも一回り大きい 15 ミリ口径となり、高感度と低ノイズ、広帯域化を実現した。

「マイクの周波数特性を D50 と比較すると、300Hz 以下の低域レスポンスが向上している。また 20kHz 以上の高域も忠実に再現し、40kHz程度までレスポンスがある。40kHz というと人の可聴域を超えているが、“倍音”などで演奏にも影響があり、“音が入っていること”が大事だ」(同社)。その場の臨場感や空気感までをも記録するレコーダーだという。

ステレオマイクは可動式で、音源に合わせて集音範囲を変更できる。例えばソロ演奏や 2~3 人のセッションであれば、近距離録音に適した「X-Y ポジション」を選択すると自然で奥行きのあるステレオ感を実現できる。またオーケストラなど大人数・遠距離録音では「ワイドステレオポジション」で広がり感のある録音が可能だ。

ストレージとして 32G バイトのメモリを内蔵するほか、新たに SDHC/SDXC 対応の SD カードスロット/メモリースティックスロットを装備。DSD 2.8MHz の場合、内蔵メモリだけで 10 時間50 分の録音が可能だ。

本体側面には L/R独立の調整ボリュームを用意したほか、誤操作を防ぐ REC ボリュームガード機構を装備。ライブ会場など暗い場所での使用を想定し、モノクロ液晶ディスプレイとともにボリュームも光る。また PCM-D50 にはなかったスピーカーを内蔵したり、頻繁に使用する機能を割り当てられる「F1」「F2」ボタンの新規搭載など、従来機ユーザーの声を反映して操作性も改善している。

DSD 対応に伴い、リニア PCM用とは別に専用の A/D コンバーターを採用している。「兼用とせず、それぞれのモードに特化した性能を発揮できるように設計した」(同社)。またリニア PCM用の A/D コンバーターは、「PCM-D1/D50」にも採用された独自機能「デジタルリミッター」用にもう 1 つ搭載しているため、計6 個の A/D コンバーターを搭載したことになる。

デジタルリミッターは、常時 2 系統の録音を行い、ピークがあって音がひずんだ場合に“予備”を使ってカバーするというもの。過大入力時でも-12dB のバッファー範囲内で最適なレベルに自動調整する。

また新機能として「S/N 100dB モード」が挙げられる。これは 2 系統の録音を行うデジタルリミッターの仕組みを応用し、A/D 変換時の内部ノイズを低減させる技術。片方はボリュームを大きくして録音し、DSP 内で元のボリュームに戻すとノイズも縮小される。もう一方は通常ボリュームで録音し、DSP 内で両方の出力を重ね、ノイズの小さな出力を得るという。「とくに小さな音を録音している際に効く」(同社)。なお、“S/N 100dB”ラインイン録音時に対応。マイク入力でも同じ機能は働くが、100dB まではならないという。

回路にもこだわった。基板は、入力用回路、出力用回路、記録用デジタル回路、電源回路の 4 層とし、それぞれの回路に独立した電源を配置することで電気的な干渉とノイズの発生を抑えてきる。またボリュームには「PCM-D1」で採用した 2軸4連ボリュームを採用。可変ゲインアンプ方式により、広いダイナミクレンジに対応するという。

再生周りでは、D/A コンバーター(DAC)は 24bit を上回る 32bit 対応の PCM/DSD 両対応チップを採用。またヘッドフォンアンプに電源を供給する回路には大容量の平滑コンデンサーを搭載し、安定した電源供給を可能にした。「PCM-D50 では、突然の大音量のときに対応仕切れず、正しく再生できないことがあった。今回は 33 万μF電気 2重層コンデンサーを採用して電源変動を抑えることで対応できた」(同社)。

機能面でも新機能は多い。例えば再生機能では、PCM 再生時にサンプリング周波数を 2/4 倍にするアップサンプリングや音楽ジャンルに合わせたエフェクト機能などに加え、再生時に半音ずつ 6 段階の調整が可能なキーコントロールを新たに備えた。また編集機能では、従来からのファイル分割のほか、PCM-D50 にはなかったトラックマーク機能やファイル結合、フェードイン/フェードアウトなどをサポートしている。ただし、DSD録音はトラックマークやフェードイン/フェードアウトに対応せず、ファイル分割/結合だけとなる。

付属のワイヤレスリモコンは、外付けの受光ユニットを本体い取り付ける仕組み。受光部が 2 カ所ある上、ユニット自体の回転も可能で、広い範囲で受信できる。ほかにウインドスクリーンやキャリングケース、各種編集作業が行える付属アプリ「Sound Forge Audio Studio 10 LE」(Windows XP/7/8 対応)の DVD などが付属する。

本体サイズは、約 72(幅)×約 156.8(高さ)×約 32.7(奥行き)ミリ。重量は約 395 グラム。

参考サイト
  1. アナログレコードを DSD録音でカジュアルに楽しむ――ソニー「PCM-D100」の提案 (ITmedia)








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最終更新日  2014.03.15 09:03:20
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