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2005/10/21
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テーマ: ニュース(95833)
カテゴリ: カテゴリ未分類
ネット上のセキュリティを侵害するような事件が相次いでいます。

米国大使館の職員の名前とメール・アドレスを使って、職員詐称メールがあちこちに送られているそうです。これは、離婚前に私もやられました。私のメール・アドレスから、アダルト・サイトに誘導する内容のメールがばらまかれたのです。仕事がダメになったのもこのせいだと今でも思っています。

当時、BIGLOBEというNEC系のプロバイダーを使っていました。BIGLOBEに問い合わせましたが、対処の方法がないと言われたので、BIGLOBEを解約して、今のプロバイダーに変えました。このときには、たまたま、アダルト・サイトに誘導するメールが私を発信人として私のところにも来たので発覚しましたが、もし私のところに来ていなければ、詐称メールが送られたまま、周囲の人に白い目で見られるだけになっていたでしょう。こわい時代になったものです。

どうすれば、こういうメールを送ることができるのか、私にはわかりませんが、ネットの技術者の方に聞くと、簡単にできてしまうそうです。ご覧の皆さまも、自分の知らない間に、アダルト・サイトに誘導するメールや、振り込め詐欺のメールなどが、自分のメールアドレスから送られてしまうことがあり得る、ということを、よくご注意願いたいと思います。

この米国大使館の職員を詐称したメールは、首相の靖国神社参拝を強く非難し、中日関係を著しくそこなう、と書かれていたそうです。反日中国人がやったのか、あるいは、日中関係を破壊するために靖国参拝支持派がやったのか、私にはわかりませんが、恐らく、この職員の方は、外務省上部から厳しい叱責を受けながらやっとのことで詐称メールであることを納得してもらったのだと想像します。会社にお勤めの方の場合だと、問答無用で処分されてしまうかも知れません。

しかも、このメールには新種のウィルスが添付ファイルとして付属しているそうです。こうした行為はテロ行為と何ら変わりません。厳しく弾罪されるべきだと私は考えます。

朝日新聞の、「キャンパス・アサヒコム」というサイトが、何者かの侵入を受けて改ざんされ、しかも、このページをアクセスすると、自動的に別のページに接続されて、ウィルスを送られてしまうようになっていた、という事件もあったそうです。

私が一番危機感を持ったのは、偽Yahooサイトが、共同通信社を装って、「中国軍が沖縄に侵攻した」、という偽ニュースを流したという事件です。既に、犯人は自首していて、ヤフー社、共同通信社は、然るべき法的措置をとると明言しています。

この事件は、Yahooのニュースページをダウンロードして、ソース表示し、一部を書き換えて、自分の持つホームページ・スペースにアップし、2チャンネルの掲示板(楽天ブログでもできます)にリンクを貼ったというものですが、「中国軍が沖縄に侵攻した」と書かれていて、偽ニュース・ソースへのリンクが貼ってあれば、騙されてしまう人も多数出ると思います。こんなことで、パニック事態が発生したらどういうことになるか、と、思うと、ゾっとします。



この事件の意味することは、今、あなたの目の前に表示されているページが本来のページなのかどうか、つねに疑わなくてはならないということです。銀行のページで、ID番号や、パスワードを入力する欄が出てきても、それが、本当に銀行のページなのか、一々、疑わなくてはならない、ということです。

本来そのページがどのURLを想定されて作られているページなのか、という情報を、HTMLソースの中に暗号化して埋め込んで、表示前に一旦、そのURLから送られたページなのかどうかをチェックしてから表示する、といった対策が施されない限り、この問題は解決しません。偽計業務妨害罪などの適用も考えられているようですが、もっと単純に、既存ページの偽ページをアップしただけでその責任を問えるようにする必要があると、私は思います。

ネットが社会の中に溶け込むに従って、ネットの便利さを悪用する連中がいるのは本当に困ったものです。当局の厳正な対処と、ネット犯罪を未然に防止するための法整備をお願いしたいと思います。





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最終更新日  2005/10/21 12:49:24 AM


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