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2007/06/20
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テーマ: ニュース(95833)
カテゴリ: 時事的話題
横浜市営バスの営業所助役が、料金回収箱から市バス料金を5000万円以上盗み出したとして、窃盗容疑で逮捕されたそうです( こちら を参照)。
横浜市民としては大変残念なニュースです。

料金回収箱は、バスに備え付けの料金箱に収められたバス料金を集めて、金融機関に運ぶためのものだそうです。
料金回収箱の鍵は、交通局と金融機関が保管していましたが、定規で空けてしまう裏技を多くの職員が知っていたそうです。
横浜市交通局の事業は大赤字で、市民の足となる路線が、乗降客が多いのにもかかわらず次から次へと廃止されています。

コミュニティバスなどを推進し、地域の足は地域で考えてくれ、というのが中田市長の方針で、大赤字を抱える横浜市の財政のことを考えて市民も耐えているわけです。
しかし、料金回収箱の鍵を定規で開けてしまう裏技を多くの職員が知っていた、ということになると、財政赤字に耐えている分だけ市民の怒りは爆発してしまうのではないでしょうか?
応援していた市会議員が落選してしまったので、横浜市にクレームのつけようもありませんが、横浜市議会は何をやっていたんでしょうかね?


横浜市営地下鉄は、最近、乗車率が高くなっていて、なかなか坐れません。
最近は、どうせ坐れないのなら、料金の安い京浜急行を使うことが多くなりました。
近隣にくる市営バスも乗車率は高いように思います。
もしかして、横浜市交通局の大赤字が、職員がネコババしていたため、ということはないでしょうね?
運賃記録との照合では8830万円の不足が判明していて、既に、660万円を盗んだ職員が懲戒免職になっているそうです。

私が、この記事に注目するのは、社会保険庁はどうなのだろうか?ということです。
宙に浮いた年金保険料支払いのうち、既に保険加入者が死亡している場合、また、年金支払期間が24年以下で保険料を支払ったのにもかかわらず、年金受給資格が得られなかったような場合、年金支払いデータを消去してしまえば、年金保険料が宙に浮きます。
ネコババしても誰にも知られることはありません。
年金保険料が、年金支払いデータを消去されることなく全額、年金会計に残っていることを確認すべきなのではないでしょうか?


民主党の長妻議員が、宙に浮いた年金保険料について精査し、国会で厳しく追及を行っていますが、宙に浮いた年金保険料を誰かが着服していたのではないか、ということまで調べているわけではありません。
強行採決を繰り返し、強行採決に反対した議員に、懲罰委員会の委員長を不当に解任してまで登院停止30日の懲罰を与えてしまう、なんていう無茶苦茶を自民党がやる、ということの裏には、絶対に明かすことのできない深く暗い闇が横たわっているのではないか、という気がしてなりません。
あそこまで血眼になって、社会保険庁の不正にフタをしてしまおう、という自民党の姿勢は、きわめて不可思議です。

私には何もできませんが、民主党の誰かか、マス・メディアの誰かか、ジャーナリストか、命がけで、国民の年金を守るために、この闇を暴こうという人は出てこないものでしょうか?




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最終更新日  2007/06/20 12:43:14 PM
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