ぱなっちの窓
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年を取る毎に、年々飛行機が嫌いになっていくなぁ。昔のようなわくわく感はもうないんだよね。だって、飛行機酔いするから。食事のサービスが始まると、決まって乱気流に突入するのは、なぜ?気持ち悪いし、頭痛はするし、眠れないし、辛いのよねぇ。ぱなっちは、声上げて笑って、楽しそうだね。食事も完食だしそういうわけで、目をつぶって耐えること数時間、朝食の用意が始まったところでその匂いにやられた。クルーのいる後ろまでよろよろ歩いて行って、「すみません、酸素下さい。」と、今回も酸素ボンベのお世話になることに。「顔色が悪いですね」と、すぐに具合悪いことをアピールできて、座席にボンベを持ってきてくれることになった。(前回はクルーの詰め所で酸素吸入。)どうもゴマ油の匂いが苦手なのよね、私。学生時代にアルバイトをしていたビルが新橋にあり、近くに「おいしいかき揚天丼」の店があったのだけれど、その匂いもきつかった記憶があるな。食べれたけど。VS機のヴェジタリアン食は中華風野菜炒めなことが多く、それに使用されているゴマ油の香りが強烈なの。この匂いを吸い込むくらいなら、酸素マスクの臭いの方がずっとまし。「私の朝食は結構です。」とお断りしておいたのだけれど、やさしいクルーが「後でフルーツだけでも食べて、元気出るように。」と、どこかから持ってきてくれた。ありがとね。ぱなっちは、もちろん朝食も完食。着陸直前まで酸素を吸い尽くしたのだけれど、もっとすごい試練はここからだった。成田は強風だったのかな?すっごい揺れまくって、ぱなっち「ふっふー!」と、大喜び。マミーはグロッキーでした。着陸後、「おかげんいかがですか?」と声をかける男性が。実はこの便、それほど混んでいなかった。通路向こうの席は空いていた。「横になって眠れるかも♪」とうきうきしているところに、どこぞかのグループ席の一つに座っていたらしい青年が、はみ出ていた誰かに席を譲ったらしく、移動して来た。「でも、まだ3席あるし。この青年だったら寝かせてくれそう。」と、まだ夢を抱いているところにクルーが現れ、席を交換して欲しいと。それは、「腰が悪いので横になって眠りたい」コルセット男。乞われた気のいい青年は席を譲ってしまい、私の長々と寝る夢は無残にも砕かれた。そのコルセット男が、「揺れがひどかったですねぇ。」と声をかけてきたのだ。「最悪に決まってんだろーが!」と言いたかったけど、「えぇ、なんとか。」と答えておいた。その席では、私が寝る予定だったんだよ!
2007年03月29日
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