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認知症と聞くとドキッとしますよね。
最近いろいろ忘れっぽくなって、「あれ」とか「それ」が多くなってませんか?
お子さんやお孫さんから言われたりすると、心配になって気がめいります...
実は、糖尿病になると年をとってからの認知症になるリスクが2倍になるといわれています。
「でも、今は特に血糖値も安定しているし、体調も悪くないんだよね...」
しかし、糖尿病は10~20年かけて徐々に進行する病気ですから、次第に身体は蝕まれていきます。こわいですね。
とはいえ、長い年月をかけた開発された治療法が確立されていて、いろいろな合併症が出る前に打つ手はたくさんあるのです。
ですから、糖尿病が原因で発生する認知症も例外ではありません。お薬や体・頭のトレーニングで防げる可能性は高いのです。ただ、そのためにはより早期からの治療が効果的なことは言うまでもありません。
最初に書いた「最近忘れっぽくて、名前が出てこない」というのは、必ずしも認知症というわけではありません。
わたしもそうですが、勉強したはずなのに社会の試験で「聖徳太子」の漢字が出てこなかったとか、お茶を入れようとして台所のドアを開けたとたんに「何しに来たんだっけ???」などといったことは日常茶飯事です。
これは、単なる『ど忘れ』で認知症ではないのです。
認知症とは、家族との意思疎通ができなくなったり、せわしなくじっとしていられず、ベッドから転落したり、昼夜逆転し、被害妄想などが生じてくる病気です。ここまで進行すると、専門の医療者や介護者の介入が必要です。
(その、初期段階では、財布や大事なものを盗まれたと人を疑うようになったり、料理ができなくなったり、慣れた道で迷ったり、些細なことで怒りっぽくなったり、好きなテレビ番組に興味がなくなったりといったことが起こるといわれています。)
最近流行のMCI(軽度認知障害)は、認知症ではありません!
MCIの段階で適切な治療やトレーニングをすれば、認知障害の進行を防止したり、認知度が快復する場合もあると言われているのは、テレビなどでご存知だと思います。また、これまでは簡単に見つけられなかったMCIも、 簡単に見つけられるテスト
が開発されたのも朗報です。一部の病院や自治体ではすでに導入済みです。そばにそのシステムがなければ、 電話サービスによるテスト
を受けることもできます。
つまり、自分がMCIの状態であることを見つけられれば、治療やトレーニングで自分の老後を楽しく過ごせる可能性が高いと言えます。
そうすれば、息子や嫁や孫に心配をかけることもなく、年をとっても友達と楽しく語らうこともできます。
もちろん、旅行などの外出も自由にできるでしょう。
しかし...MCIに気が付かないで放っておくと、その半数近くが5年以内に認知症に進んでしまうといわれています。そうなっては、ご自身の老後に黒雲がかかります。
このような長い年月をかけて病状が進行する病気においては、特に、早期診断早期治療が有効です。
早期にMCIが見つかってすぐに治療やトレーニングを開始すれば、10年後の未来を明るいものにできるのです。
専門の病院や医師もおり、作業療法や食事療法などもどんどん進歩していますので、あとはどの治療やトレーニングを選ぶかだけです。
そうして、最期の10年(平均)を要介護状態で過ごすといわれている自分の未来を「ピンピンコロリ」に変えていただきたいと思います。
MCIの定義(Petersenら)
1.本人や家族より記憶障害の訴え。
2.正常高齢者に比較して、記憶が低下。
3.全般的認知機能は概ね正常。
4.日常生活上問題なし。
5.認知症ではない。
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