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(続き)慈悲蔵は峰松を横目に見ながら、母に言いつけられた筍を掘りにでかけるが、お種がはやまったことをしないように、家の戸を開かないようにくくっておいた。お種は、次郎吉の世話をしながらも、雪の中で寒さとひもじさで泣いているわが子を捨てておけず、ついに戸をけ破って表に出て、峰松を抱き上げてしまう。唐織が姿を現し「その子を抱き上げたからには、慈悲蔵殿は我が味方になるということですね。さっそく、信玄公にお伝えしてまいります」と去っていく。お種は(そんなつもりはないのにと)茫然としている。そこへ、懐剣が飛んできて峰松に突き刺さり、息が絶えてしまう。家の中では横蔵が次郎吉を小脇にかかえて奥の間に駆け込もうとしている。お種はさては、横蔵が懐剣を投げたのか、ただではすまさぬと横蔵を追って、奥の間に入っていく。(場面はかわり)家の裏手に筍掘りにきた慈悲蔵は、この雪の中に鳩が数羽群れ集まっている場所を見つける。「軍学では、鳥の集まる地面の下には兵器ありという。さては母上のいう軍学書はあの地面の下にあるのではないか。」と慈悲蔵は考え地面を掘ると予想通り何かををおさめた箱が出てくる。やれうれしやと思う間もなく、横蔵がやってきて「それを俺によこせ。わしが出世の種にしよう。」と奪おうとする。二人が奪い合いをしているところに、家から母親の声が「慈悲蔵でかした。私が夫から預かった軍学書はそなたにやろう。横蔵そなたにも立派な主人を見つけておいた。今こそ両名武士として名をあげる時がきたぞ。慈悲蔵裏手に回り戸締りをしておくれ。」慈悲蔵が姿を消すと横蔵に「そなたの主より預かった衣装がある。」と持ってきたのが、白装束と腹切り刀。「いったいこれは何の真似だ。」「さきほど長尾景勝殿がそなたを召し抱えたいと見えられた。そなたになり替りこの母が承諾した。私に充てた景勝殿の手紙では、そなたは以前に景勝殿に命を助けられたことがあるそうな。その折容貌がにていることから、いざと言う時の身代わりになってもらおうと思っていたとか。」「わしは一度の知行ももらっておらぬのに、命を投げ出せと言うのか。」「一度命を助けられたからには、その借りは返さぬといけない。なぜ命を助けられたか、相手の深慮遠望に気付かなかったお前がうかつじゃ。嫌というなら母がそなたの首打ってやろうか。」
2018年04月30日
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(続き)そこで長尾景勝が下駄を拾って、家の中に入ってくる。「お召し物はこれですかな。」と母親の前に差し出す。「これはご立派なお侍さまが、ご丁寧にありがとうございます。人品骨柄ただのお方とは思えませぬのに、奥ゆかしいお方でいらっしゃる。とっくりとお礼を差し上げたいと思います。」「いかにも、私は長尾謙信の嫡子景勝です。山本勘助の血を引く御子息を軍師として迎えたく、私が直々に参りました。」母親はうちには息子が二人いるがいずれが御所望かと尋ねると惣領の横蔵がよいと答える近所では評判のよくない横蔵でよいのですかと問い返す母親。さる時諏訪明神で横蔵に出会ったがその時に面体しかと確かめたので、横蔵がほしいという。(省略された段では、横蔵は諏訪明神のさい銭と長尾謙信が奉納した太刀を盗もうとしたところを、景勝に見つけられたが、命だけは助けられて逃げ出した。実は後段で明らかになるが、景勝と横蔵は顔立ちが良く似ているので、身代りに使うつもり。母親も景勝を見て、真意を理解した)領主の嫡子が自ら来るのはよくよくのこと、嫌とは言えません。横蔵は外出しているが母親の私がなり替って、お受けしようと返事をする。「一度主従となるからには、一命を主にささげる覚悟をして仕えてくれよ。」ということで、その約束の印にと一つの箱を渡して、景勝は去っていく。勘助住家の段(かんすけすみかのだん)横蔵が数羽の鳥をとって帰ってくる。母親は疲れたであろうと、足を洗って家にあげ、按摩までしてやる。横蔵はお種に、「次郎吉の世話をしてくれるのはまるで実の母親のようである。どうだいっそのこと俺の女房になれ。」と言い寄る。そこへ、武田信玄が山本勘助に会いに来たと外から言葉がかかる。横蔵はややこしいことはご免だと、寝た振りをし、母親は「こんなところに信玄公が来るとは不審である。慈悲蔵とりあえずお前が出て、対応せよ。」といって姿を隠す。慈悲蔵が表に出てみると、峰松を抱いた唐織がいる。「この子があなたの子ということが分かりました。慈悲蔵殿が武田家へ軍師として仕えるならば、この子ともども身の立つようにいたしましょう。」慈悲蔵は「私は田舎者で、軍師という柄ではありません。」「どうあっても、武田に奉公しないということであれば、この子の命活かすも殺すも当方の勝手次第ということですね。」すると奥から母親が「子どもの命を盾に仕官を迫るような、卑怯な武田に奉公することはこの母が許しませんぞ。」慈悲蔵は母親に従い、仕官を断る。唐織は峰松を家の外に置き慈悲蔵が味方につくまでは、このまま捨て置くと言い残して姿を消す。
2018年04月29日
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(豆知識)慈悲蔵は直江山城之助(なおえやましろのすけ)として長尾景勝に仕えていたが、侍女八橋(やつはし)との恋愛問題で暇を出され、家に帰っているという設定。景勝下駄の段(かげかつげたのだん)舞台の家は、なくなった山本勘助の妻の住家で、女ながらも山本勘助と名乗り、この名前は息子のいずれかに譲ると宣言している。しかし、どこの誰とも知らぬ女に子どもを生ませて、その子を連れ帰りぶらぶらしている長男横蔵に、母親は甘く、何くれとなく母親の世話をする慈悲蔵にはつっけんどんな対応をしている。慈悲蔵の妻お種(元の侍女八橋)は次郎吉をねかしつけるなどかいがいしく世話をしている。慈悲蔵は魚釣りをしてきたので、魚をさばいて母親に食べさせようと言う。(廿四孝という中国の孝行者の逸話集にあるエピソードを使っている)お種は峰松の事が気になりどうしたのかと聞くが、捨ててきたとは言えず。裕福な人が是非養子に欲しいと言ってきた。乳母も準備しているぐらいの至れり尽くせりのところだから、預けてきたと嘘をつく。長尾景勝が家の外にやってきてこっそりと様子をうかがっている(なぜ来たのかは、後の段で明らかになる)母親が寝間から庭に出て、歩いているのを見かけた慈悲蔵は「庭に出て風邪でもひいては大変です。」と声をかける。「母が気晴らしにと外を歩いているのに止めるのか。親がやりたいことをさせるのが孝行じゃ、お前はなんという不孝者。」「これは私が気がつきませんでした。川魚を釣ってきました、夕食にいかがでしょうか。」「魚は釣れば手に入る。手に入らぬものを手に入れることこそ親孝行。裏の竹藪に行って筍でも掘っておいで。」(時期は真冬である。これも廿四孝のエピソード)「この時期に筍ですか・・・」「智者といわれた山本勘助の忘れ形見なら、これぐらいのことできなくてどうする。父の名前と軍学の秘伝書を譲り渡す器量はその方にはないな。」「なんとおっしゃいます。私は父の名前を継ぎしかるべきところへ、仕官して名をあげたいと母上につくしております。」「ほれほれ、本音が出たな。長らく家を出た挙句、帰ってくれば、うわべだけの親孝行をして立身出世を望むのか。」「自分が出世をしたいのも、母上に楽をさせ、喜んでもらいたいための心からです。私は兄上のような横着者ではありません。」「親を長らくほおっておいて、にわか孝行した上に、兄をそしるお前の心底がいやらしい。お前の顔など見たくもない。」と母親は慈悲蔵に下駄で打ってかかるが、勢い余って下駄を門の外にとばしてしまう。
2018年04月28日
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本朝廿四孝(ほんちょうにじゅうしこう)これまでのおはなし将軍足利義晴(あしかがよしはる)が宴会の席上暗殺され、寵愛の側室も何者かに連れ去られた。普段から熱心に出仕してこない甲斐の武田晴信(たけだはるのぶ)と越後の長尾謙信(ながおけんしん)は領土の事であらそっていたが、この二人に暗殺の疑いがかけられ、犯人を3年以内に探し出せ、できないときは忠誠の証にそれぞれの嫡子の首を打って差し出せという条件をつけられていた。桔梗が原の段(ききょうがはらのだん)甲斐と越後の国境桔梗が原で、それぞれの国の下人たちが、馬の飼料にするため草刈りをしていた。甲斐の方が越後の国境を越えて草を刈ったことから、殴り合いの喧嘩になってしまう。そこへ甲斐の方からは執権高坂弾正(こうさかだんじょう)の妻唐織(からおり)越後の方から執権越名弾正(こしなだんじょう)の妻入江(いりえ)が現れる。甲斐の方が越境したので、非は明らかである。入江は「越後の領主は人の領地を越境してかすめ取るのがお上手、下々まで同じことをするのじゃな。」と嫌みたっぷりに唐織をやりこめる。唐織はくやしいがいい返すこともできず。それぞれに去っていく。誰もいなくなった、桔梗が原に慈悲蔵(山本勘助の二男)が一子峰松(1歳ぐらい)を抱いて現れる。兄の横蔵から「家にはお種というお前の女房がいるが、子どもはわしの息子の次郎吉とお前の子の峰松が二人いる。乳が足りずこのままでは子ども二人が共倒れする。お前の子どもは捨ててこい。」という理不尽なことを言われる。しかし、慈悲蔵は兄の言いつけに従い峰松を捨てる。(なぜそのようなことをしたのかは、後の段で明らかになる)「ここにすてて、オオカミの餌食になるか、親切な人に拾われるかはお前の運次第じゃ、これも親孝行と思って、辛抱してくれ」と涙ながらに去っていく。そこへ、高坂弾正が家来を連れてやってきて、峰松を見つける。捨て子かと抱き上げてみると、顔立ちといい着てるものといい貧乏人とは思えず、探ってみると「甲州住人山本勘助」という書きつけがある。「何、山本勘助のかかわりのものか、勘助は有名な軍師であった、この子を引きとっておけば山本勘助ゆかりのものと知り合いになれる。この子を連れていけ。」「ちょっと待て、ここは国境その捨て子はこちらのものだ。」と越名弾正が現れ、子どもの奪い合いになる。最終的に、それぞれの妻が子どもをあやしつけ、たまたま入江が抱きとった時に大人しくなったことと、甲州住人ということは甲斐の国の者だということで、高坂方が子どもを引きとって去っていく。
2018年04月27日
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今日は昨日から引き続き雨が降っていて、昼過ぎまで続いた。コロも外に出て行くことができずに、つまらなさそうな顔をしている。朝のうちになんとか、掃除と洗濯を完了させる。実はこの時、録画していた海外ドラマが最終回に近づいており、それが気になるので必死になってみていた。昼ごはんが済んでやっと雨がやんだのでコロを外に出す。無事最終回までみて、納得したのでピアノの練習をする(笑)昼からは、ピアノレッスンにでかける。だいたいのところは、大きなミスなく弾けている。曲のメリハリもついてきた。左手がメロディで右手が伴奏になる手前の部分を弾きながら、意識的に気持ちを切り替えて、左手メロディということで左右の力のバランスを替えると言う指示があった。家に帰って夕食をしてから、ボランティアの月例会に参加する。そこで、最近の小学校の卒業式では女子の多くが袴でやってくるそうである。しかも、美容室で頭もセットして、メイクまでしてもらってくるらしい。うちの校区には児童福祉施設があり、親からの虐待を受けたり事情があって家に帰れない子どもがそこで生活している。当然そういう子たちは、袴をレンタルすることもできないし、非常に格差を感じてみじめな気持になるらしい。制服のある学校は当然制服をきているが、ここの校区は私服である。他の学校で私服の所では、華美にならないようにという通達を出しているところもあるそうだ。ボランティアは休日に小学校の校庭開放の時のフォローもしているので、小学校とのお付き合いがあり、意見があればというような話しになった。個人の良識の問題とは思うが、メイクにヘアーまでとなるとやりすぎという感覚はある。
2018年04月26日
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今日は朝のうちは雨が降っていなかったので、コロをできるだけ外に出す。昼から雨が降ると言う予報なので、遊ばせてやらねば。庭のカエルの声がにぎやかだ。明日はピアノのレッスンなので、ピアノの練習もする。曲が長くて、去年までは10回は弾けていたが、この曲は5回弾いたらもうへとへとになってしまう(笑)夕方からは女声コーラスに行く。メゾソプラノで私が一番上手いと思っている人で、職場も一緒だったことのある人(現在も仕事をしている)が数日前に職場のイベントの打ち上げのあと、地下鉄に乗ろうとして階段を踏み外し、足を骨折したとか聞いた。彼女は酒豪というかお酒が好きな人なので。打ち上げの後2軒ぐらい飲んだ後のことだったらしいが、踏み外したのはせいぜい数段ということだった。しかし、骨折が3カ所もあって動けなくて、とりあえず救急病院に運ばれて、その後家の近くの病院で手術を受ける予定らしい。詳しいことは分からないが、残念ながら若くはないのでお酒も同じ調子で飲んでいたら、昔以上に酔っていると言う事があるのではないかなという気はした。コーラスの練習は、今回は発音と音のピッチというか、響きを高くそろえると言う事を練習した。速いテンポなので口が回らず発音があいまいになってしまうところがある。私は今はソプラノなので、響きを高くすることは比較的やりやすいが、アルトなどではどうしても音が低いので音を下からすくいあげるような押しつけるような響きになってしまう。響きが同じようでないと、和音がきれいに聞こえないので特に注意をするようにということだった。
2018年04月25日
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今日は朝からコロを連れて公園に出発する。つつじが咲きはじめている。この公園の一角に、太平洋戦争で徴兵され亡くなった地元の人を供養するために「忠魂碑」が建てられている。この種の碑としては大きなものだと思う。上まで行くのに階段で100段以上ある。ここにもつつじの花が植えられている。八重桜はほとんど散りかけだが、葉の陰でまだ咲いている花もあった。今日もお天気が良いので歩くと暑い、私はペットボトルのお茶を準備し、コロには途中の水道で水が飲めるようにプラスティックのお皿も準備していった。公園を2周したがその間水をやったが飲まなかった。家から帰ってきたら、知り合いの奥さんが「コロちゃん元気?」と様子を身に来てくれたので、早速飛びついて愛想をふりまいている。隣の駐車場に近くの介護事業所の人が車やバイクを止めているが、その中でも数人コロに相手をしてくれる人がいる。俺はもてると思っているのかもしれない(笑)帰って来てから、掃除と洗濯をする。ピアノも水曜日がレッスンだから、あまりみっともなくないようには練習している。少しはスムーズになったかな。全体として曲として聞けるから60点ぐらい。
2018年04月24日
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はしたない写真ですが、あまりにお気楽なな姿なので。今日は朝から結構暑いからか、コロは朝食をあまり食べずに庭でウロウロしていた。畑の植え替えの時期でもあるので、家族にくっついて庭で遊んでいる。その間、私は掃除と洗濯を完了する。廊下は風通しも良くて、板の感触が冷たくて良いのか庭から戻ると廊下でお腹を冷やしている感じ。外で風に吹かれているのがいいのか、外で大人しくしてくれたのでその間に、手紙を書いたり、調べものをしたりなどの細かい作業が割合にはかどった。町内会の総会が夕方からあり、地域ボランティアとしてこれに参加した。健康体操とかその他のイベントについて、お手伝いをしていますというので、顔を覚えていただくことも大切かと思った。駅前の再開発の計画というのがあり、他の駅はそれなりにできているのだが、うちの駅前は全く整備されておらず、バスもタクシーも止まる場所がない。駐輪場はあるが、駐車場と言うのもまったくなく、駅から離れたところから通勤通学する人を送迎する車が大量に止まって駅前がこったがえしている。しかも見通しの悪い三叉路ということで、色々問題があり、ここを整備すると言う事が議題になっていた。総会が終わって帰ってくると、冬の間は氷に全く関心を示さなかったコロが、今日は冷蔵庫から氷を取り出すと駆け寄ってきたらしい。これは暑いのだろうと、夕食のトッピングをお湯でなく水をかけてしてやると、喜んで食べていた。偶然だが町内会で両隣に座った人たちの飼い犬もコロというらしい(笑)
2018年04月23日
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朝は、予定がないので7時半まで寝ていた。とにかくゆっくり動いた。風邪気味の時も何かと予定があったので、昼間にゆっくり寝ると言う事がなかったので、できるときにはゆっくりする。気温zが上昇しているからか、コロは外に出て行きたがる。風はあるので気持ちが良いのかもしれない。掃除も洗濯もトロリトロリと時間をかけて完了。コロはと見たら、日だまりの中で寝ていたり、塀際のわずかな影の所で寝ている。ご飯時には、ひよっこりと現れる(笑)ピアノを少々の練習、資源ごみの分別をしたぐらいで半冬眠状態の一日だった。遊べ攻撃も激しいが、こちらもしんどいのでおしまいというと、別のおもちゃを持ってきてこれで遊ぼうと誘う。とにかく遊びたい気持ちがいっぱい。これはこれで可愛い。昨日の深夜に起こされたと言う影響も大いにあると思うが。というわで、今日も早めに睡眠で8時間以上をめざそう。
2018年04月22日
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今日の午前2時ごろにコロが急に吠えだした。家族が様子を見に行ってコロをなだめていたが、なかなか鳴きやまない。結局30分以上鳴きづづけていた。そのあと、人の話し声がしだしたので、私が二階の寝室の窓からのぞくと、18歳から20代前半と思われる男性が二人、駐車場から出て歩きだしていた。駐車場に車を止めている人ではない。駐車場に入り込んで話をしていたようだ。その後は、コロも大人しくなったがこちらも睡眠不足になってしまった。掃除も洗濯も通常通りにはしたが、睡眠不足なのでやはり効率は上がらない。コロもいつもは、午前5時過ぎに一度起きて、10時前後には再び寝に入るが、結局ほとんど寝なかった。庭に出たりしていたので、こちらの作業には支障はなかったが・・・健康体操にも参加して、お絵描きも現在の絵に手を加えたりはしたが、体力回復のために今日も早く寝ることにした。
2018年04月21日
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風邪の方は8割から9割は回復した感じがする。咳もほとんどでなくなったし。7時には起きて、10時に掃除と洗濯を完了~次のお絵描きのために、知り合いのネッ友さんに君子蘭の写真を送ってもらったのと家で撮った君子蘭の写真の中からピックアップして現像に出す。ただ、君子蘭を育てた人からの要望で、「この君子蘭はダルマ型なのでその特徴もしっかり描いてほしい」うーんこれは結構難しい・・・普通に自由に葉が出ている品種もあるが、ダルマ型というのは正面から見て左右に対象に葉が上から見たら重なっているように生えている種類のことらしい。葉の先端を鉛筆でつなげるとダルマさんのお腹のような感じになるのでそう呼ばれているらしい。個人的には自由な葉の感じ描くのが楽なのだが・・・家の皐月がしっかり花が咲くのは5月半ば以降になるのでそれ以降でないと写真が撮れないから、当面の課題はこれにしよう。
2018年04月20日
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今日は朝からは気温が少し低い感じがした。9時半ごろに人がくることになっていたので、それまでに掃除洗濯を済ませておく。昼からはボランティアの活動についての研修があった。77歳以上の単身の人と緊急時に何らかの援助が必要ということで、役所に届を出している人について、以前に話が出た救急キット(持病、かかりつけ医、飲んでいる薬、緊急連絡先などを書いた紙を冷蔵庫のドアにマグネットで張り付けるようになっている)を配布することになったので、各家庭に訪問して書き方の説明などをして、間違いのないようにしてあげてほしいということだった。確かに書き方がわからないから、使わなかったではもったいないので、書き方の説明は大切だと思った。大分風邪は良くなってきたと思うが、無理はしたくないので今日も早めに寝よう。
2018年04月19日
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今日はコロの公園散歩の日。もう桜は咲いていないだろうと思っていたが、まだ咲いていた。曇り空なので上手くとれなかったが、この公園の一番の遅咲きの桜で「普賢象桜」(フゲンゾウザクラ)薄いピンクが白になり、散る前は濃いピンクになるのだそうだ。一番上の写真のように、花水木も咲いていた。次行った時はどんな花が咲いているのだろう。コロは公園の端っこで日向ぼっこしている、猫たちに近づいて行った。3匹中2匹は立ち去ったが、1匹は背中を丸め立ちあがって威嚇していたが、威嚇されていると自覚がないのか、ひたすら猫をみあげているだけだった(笑)一応猫には私の方から謝っておいたが。夕方からは女子会でホテルの和食だった。先付け刺身ブリと茄子の煮付け天ぷら桜エビとタイの炊き込みご飯デザート
2018年04月18日
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土曜日の朝に電話がかかってきて、日曜日のボランティアの研修が中止になったといわれた(雨風が強くなる恐れがあるため)私も少し風邪気味だったので、これはラッキーと土曜日は早めに寝て、8時間睡眠を確保した。日曜日は昼から2時間ぐらい寝たりで、とりあえず身体を休めるよう努力した。熱は出ていないか喉がはれている、咳が出ている。無理はしたくはないがするべきことはある。日曜も8時間睡眠を確保したつもりだが、夜中に何度も起きてしまった。月曜日、医院に行って掃除洗濯もすませ。昼からはいつもの通院付き添いにいく、誰か替ってくれる人がいたら助かったのだが、今日に限って替る人がいないので、自分の責任は果たした。言ったら3番目でそこは良かったが、薬で大分待たされた。それでもいつもよりは15分ぐらい早く帰れてよかった。今日もとにかく早く寝よう。
2018年04月17日
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今日はお寺さんの来る日で、いつもより少し早めに起きて、掃除洗濯を完了させる。コロはサークルに入ってもらうが、私の姿をみると出せとうるさいので、廊下にでてお寺さんをまつ。8時半ではなく、9時過ぎにこられた。コロは吠えることなく、サークルで静かにしている(私の姿が見えると、出してとは言う)今日はお経の前半はばっちりだった。後半は若干の省略あり。しかしまあまあのでき。世間話の中で、お布施を商品券で出してくる人がいたが、これは初めてのことでびっくりしたと言っておられた。時には貯金箱をそのまま渡されたこともあるとか。奥さんも子どもさんもいる人なので、家が貧乏で現金がないということはないのだろうが・・・と言っておられた。あるいは認知症になっているのかも。マナーの本でもお布施は現金でとは書いてある。1時間の御滞在で去って行かれた。友人が30年近く生け花をしており、その作品展があるというので、なんば方面まででかけてきた。竹林をイメージした集団での生け花や、それぞれに個性的な作品があった。フトイというい草をまっすぐに立てるのに、寒天を試験管に入れてそこに立てているという作品もあった。竹を上下逆さに活けていると言うのもあった。今日は昼過ぎから雨になり、私が家に帰った5時ごろは降っていた、コロも散歩に行けないのは納得していたようだ。
2018年04月16日
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今日大阪府警からの一斉メールがあって、私の住んでいる自治体で、昨日から、怪しい電話が多くの人にかかっているので、用心してほしいということだった。警察ですが、捜査に必要なので銀行の口座番号と暗証番号をおしえてほしいあなたの銀行口座が犯罪に使われている恐れがあるので、凍結されます。確認のため銀行口座と暗証番号を教えてほしい。というような趣旨で、電話をかけて銀行の口座番号と暗証番号を聞き出そうとするらしい。知り合いなどで騙される可能性があるので、注意喚起をしてほしいとのことだった。コロを夕方の散歩に連れて行く時、きになる少女の二人連れがいる。私が散歩に行くのは夕方6時~7時ごろなのだが、その少女たちはどこかのお家のガレージの前に座り込んだり、青空駐車場に入って、車止めのブロックなどに座りこんで話している。昨日は一人は中学校の制服を来ていた。何か悪いことをしているわけではないが、週に何回もご飯時まで外で話しこんでいて大丈夫なのだろうかと思う。制服を着たままというのは、家に帰っていないということではないだろうか。家の人も心配しないのだろうか。こちらは、監視する気はないが、コロも暗闇の中で人がじっといるというので、そばへ寄っていきたがるし、時には吠えたりもする。
2018年04月15日
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寒山天の川10日コロを連れていつもの公園にでかける。もう桜はないだろうと思っていたが、西側一帯に八重桜がたくさん植えられていて、まだ花が咲いていた。ピンクが強いのが「寒山」下の白いのが「天の川」というプレートがかかっていた。コロは大分慣れたのか、どの道でも自由に歩くようになった。ただ、4月半ばまではバーベキューかと言う事で人が来るようである。広場方面のゴミ捨て場には結構な量のゴミがあり、カラスもたくさんいる。低空飛行をしているカラスや歩いているカラスを見つけると、コロは追いかけようとするが、カラスに集団で逆襲される恐れがあるので、駄目と注意はしている。この日は丁度良いお天気で、コロも家の中で寝るか、外でまったりしているので、こちらも結構のんびりできる。コロが外でいる時にインターホンが鳴ったが、全く吠えない。取引のある会社の人だったが、お知らせのチラシを配りに来ると言うだけの用事だった。相手が女性だからほえないのだろうかと思っていた。しばらくして、コロが鳴き出した。インターホンもならないが何事だろうと思って外にでてみた。すると明らかに宗教の勧誘かと思われる女性が二人道に立って話をしていた。幸いコロが吠えるのでうちを飛ばして、隣のうちのインターホンを鳴らしていた。(ここのうちのインターホンは壊れている)私もコロに鳴かないでとは止めなかった(笑)女性には滅多に吠えないコロが女性に吠えるのはなぜだろうか、不思議な気がする。そういえば、コロがきてから、飛び込みのセールスと宗教の勧誘はほとんどなくなっている。
2018年04月14日
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(続き)六助は事情を知らないので「久しくお会いしていませんが、吉岡先生はお元気ですか。」と聞く。園は涙ながらに、父が京極内匠に闇討ちにされ、母と妹三人で京極を求めあちこちと旅をした。それぞれが別れて探すうち、妹の菊は京極らしい人物に返り討ちにあって落命してしまったことを話す。その話を聞いて、六助も涙を流し、共に仇討ちの旅に出ようというのであった。そこへ、奥の部屋から老女が現れ、「私は一味斎の妻の里です。孫の着物が干してあるのでどういうことかと思い、この家に上がって様子をみていました。六助殿の孝心の厚さ、夫を思う気持ちの強さを知りました。ここに夫の愛用した刀を持っています。これをそなたに授けましよう。」ここで、六助が一味斎の仇討ちに参加できるよう、六助と園は三々九度の杯をかわす(婿であれば父としての一味斎の仇をうつことが正当化できる)その時、村人たちが戸板に載せて、老女の死体を運んでくる。「数日前に斧右衛門のおふくろの姿が見えないようになり、村内で探していたところ、とある橋の下に切り殺されて捨てられていたのじゃ。このようなむごいことをしたのは誰じゃろう、仇をとってやりたいが、わしら百姓ではどうにもならん。六助殿助けて下され。」六助が死体の顔を確認すると、なんと微塵弾正が自分の母だと紹介した老女ではないか。「これは斧右衛門の母に間違いはないか。」と六助「あたりまえじゃ」「さては微塵弾正は、縁もゆかりもない老女をたぶらかし母といつわって、この六助を騙したな。この仇は六助が必ずとってやるから、早く葬式を出してやりなさい。」と言い切ったので、百姓たちは気を取り直して去っていく。園と里は話を聞いていて、「そのような卑怯な人間とはいったいどのような顔をしているのです。」と尋ねる。六助はその顔を説明し、左の眉にほくろがある30過ぎぐらいの人物であるという。「ちょっと待って、その顔は私たちの仇京極内匠と同じです。ここに菊が書いた京極の人相書きがあります。見てください。」とその人相書きをみると、二人が同一人物であることがわかる。園と里は仇が見つかったと大喜び、いざ仇討ちにと勇み立つが、六助はその前に「自分が、木刀を持って相手と立ち会い、今日の立ち会いの仕切り直しをして相手をこてんぱんにやっつけて決着をつける。そのあと、二人が正式に仇討ちをすると良い。」というそこで六助は裃に服を改め、「ぼくにも仇をうたせて。」という弥三松と里と園を連れて城へと向かうのであった。(おしまい)(おまけ)省略された段では、あらためて試合をして、六助は京極をさんざんにうち負かす。翌日正式の仇討ちということで、彦山権現の境内で仇討ちを行い、京極はうちとられる。もともとの伝説では、京極は自分は剣道指南役で士分のものとしか試合をしないと逃げるので、六助は隣の藩の加藤清正の所に行って、士分に取り立ててもらおうとするが、自分の家来と相撲を取って勝ったら取り立ててやると言われ、50人と試合をして打ち負かす。そこで、清正から京極を試合をしたいと言ってもらって、やっと試合をすることができるようになった。あとは京極を打倒してめでたしとなる。
2018年04月13日
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毛谷村六助住家の段(けやむらろくすけすみかのだん)六助の家で、微塵弾正と六助の試合が行われる。前の約束通り六助は弾正に勝ちを譲る。すると、弾正は以前の殊勝な態度はどこへやら六助に向かって「そなたも精進致せば、腕が上がるに違いないから頑張れよ。」と偉そうな態度をとる(六助は、八百長と思われないようにこのような態度をとるのだろうとあくまで善意に解釈している)弾正が召し抱えられることになり、去っていく時も「母親に孝行してやれよ。」と遠くへ呼びかける。そこへ、一人の老女が通りかかり、家の前に干してある子どもの着物に目を止める。老女は、西国を巡礼して歩いているが、足を痛めたのでしばらく休ませてほしいと六助に頼む。家に上がる老女。六助が母の位牌に念仏を唱えると、母親を亡くしたのかと老女が尋ねる。いかにもと答えると老女は「それなら、私がそなたの母親になってやろう、私は金も持っているし・・・」と。あまりに不思議な申し出なので(少し頭がおかしいのではないかと)六助は「ありがたい申し出だが、少し考えさせてほしい。」はぐらかし、しばらく奥で横になったらと老女に勧めて、奥の部屋に連れて行く。(老女は実は一味斎の妻の里で、自分の孫の着物が干してあるのに目を止め、ここの家の人が親切で、孫を預かっているのか、あるいは山賊のようなもので、子どもの身ぐるみをはいだのかを調べるために家に上がり込んだのだった)そこへ、弥三松が表から帰ってくる。しばらくは機嫌よく遊んでいたが、母親が恋しいと泣き出すのをみて六助は不憫さにもらい泣きをしながら寝かしつけるのだった。今度は尺八を吹きながら虚無僧が現れて、子どもの着物に目を止め、それに手を伸ばそうとする。通りかかった村人が見とがめ、虚無僧にうってかかろうとするが虚無僧はなんなくそれを打ちすえる。中でその様子を見ていた六助は、「そこの偽虚無僧、何しに来た。仏道に入ったものが暴力をふるうことは禁じられているはず。しかもその尺八の吹き方は正統なものではない、本物であればそんな吹き方はしない。」ととがめる。虚無僧が天蓋をとると、それは園であった。「そちらこそ、この子どもの着物はどこで手に入れた、返答によれば容赦はしない。」とうってかかるのだった。騒ぎに寝ていた弥三松が起き出し、園の顔をみて伯母様と駆け寄る。六助は弥三松を助けた経緯を説明する。園が六助に名前を尋ね六助だとわかると、園の態度が豹変して「ホホホ、あなたが六助さんですか、私はあなたの女房です」と突然側により、顔を見詰めた挙句に、食事の支度でもしましょうかと、一方的に食事の準備を始める。「いったいこの女は何者だ、刀で切りかかったかと思ったら、勝手に食事の支度をはじめるなんて。さっきから、母親になろう女房になろうと、変な人間が押し掛けてくる」という六助の独り言を聞いて、「これは失礼しました。私は吉岡一味斎の娘園です。父よりかねてから、そなたは六助という男を婿にとるのだといい聞かされていたので。あなたが独身なら私を妻にしてください」と園はしおらしげに返答するのだった。(続く)
2018年04月12日
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前回からの続き杉坂墓所の段(すぎさかはかしょのだん)六助が、なくなった母の墓の前で念仏を唱えて回向をしている。樵仲間がやってきたので茶を振るまい、明日の四十九日には必ず来てくれと話をする。彼らがさると、尾羽うち枯らした浪人者が老女を背負いやってくる。浪人者は老女をいたわりかいがいしく世話をする。六助が声をかけると「自分は長年の浪人暮しで、諸国をめぐったが士官の口はなく困窮している。この母が生きている間にせめて楽をさせたいと思い、ここまでやってくると六助と言う人をうち負かせば五百石で召し抱えると言う話を聞いたが、自分にはその自信がなく困っている。」と涙ながらに訴える。六助は人の良い男で孝行ものだからその話に感動し「六助というのは私だが、あなたの親孝行の気持ちに免じて、負けてやっても良い。」と申し出る。「自分は微塵弾正(みじんだんじょう)というもので、老い先短いこの母がなくなれば、真実を話して潔く身を引くから、助けると思って勝ちを譲ってくれ。」と頭を地に擦り付けるように頼みこむ。二人の話し合いはついて、浪人者は母親を背負って去っていく(微塵弾正と名乗った男は実は京極内匠であった。お芝居の中では、わからないが、見物客には同じ人形なのでこいつは京極内匠だということがわかる)墓の花の水を替えておこうと手桶をもって六助は谷川へ降りて行く。そこへ弥三松を抱いてとぼとぼ歩い若党佐五平が歩いてきた。それを呼びとめる如何にも山賊という二人連れ。「有り金を貸してくれ。」という二人に「そのような金はない」と答える佐五平。子どもを墓の後ろに隠して、応戦しようとするが、老人の身、たちまち二人に切りかかられ、息も絶え絶えになった所を戻ってきた六助が止めに入り、山賊は谷にけり落とされる。しっかりせよと抱き起こす六助に、佐五平は墓の裏手を指差しそのまま息絶える。墓の裏手になにがあるのかと思うと、そこから弥三松が飛び出してくる、どこのだれかと六助が質問するが、泣くばかりで要領を得ずとりあえず家に連れ帰ることにした。
2018年04月11日
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前回からの続き瓢箪棚の段(ひょうたんだなのだん)京極内匠は胴八(どうはち)と名乗り、小栗栖(おぐるす)(この地名が伏線となる)近くの街道で、旅人や百姓、夜鷹相手のイカサマ博打をして日銭を稼いでいた。近くの神社に身分の高い人が7日間願掛けの参詣にくるというので、神社付近で客を引いていた夜鷹たちは何がしかの金を与えられて、追い出される。そこへ駕籠に乗って登場したのは夜鷹に身をやつした園であった。街道を行きかう人で、それらしい人に声をかけては面体をあらためていた。そこへ、武士が馬に乗って通りかかり、園はその男にも声をかける。その男は一味斎の弟子であった男で、園の姿をみて仇を探しているのだと察し、はなむけにと自分の藩の名前の関所手形を渡してやるのだった。そのあと、友平が息せき切って駆け付け、妹の菊が何者かに殺されてしまったこと犯人のものらしい守り袋を拾ったことそして、弥三松はもう一人の若党で園についている佐五平(さごへい)に預けてあることを説明する。驚く園であったが、守り袋を開けてみるとへその緒と生年月日が書かれた紙が入っているばかりだった。これでは何の手掛かりにもならないと落胆する園。友平はへその緒を、近くの池に投げ込み、自分は腹を切った。お嬢様を守り切れなかった責任をとって死ぬと言うことだった。不思議や池の水が泡立ち、園が懐中する千鳥の香炉が鳴きはじめた(千鳥の香炉は、豊臣秀吉の持ち物で、石川五右衛門がこれを盗み出そうとした時に、香炉に描かれた千鳥が鳴きだし盗み出すことができなかったという伝説がある。)すると、京極が何者かの声に呼び寄せられ、池のほとりまでやってくる。そこで明智光秀の亡霊が出現(誰の目にも見えないが、京極だけに見えると言う設定)京極内匠こそは、実は明智光秀の実子であり、光秀が最後まで持っていた蛙丸(かわずまる)という名刀を授けたいために呼び出したのだと言う。(小栗栖は光秀が殺された場所)池のほとりの土の中から、京極は亡霊の指示により、蛙丸を掘り出す。園は物陰に隠れて京極が刀を掘り出すのを見、香炉が鳴いたことで、相手は何者か知らないが不審な人物だと思っている。そこで、夜鷹として京極に近づき、立派な刀をもっているね。ちょっと見せておくれと刀に触ろうとするが、夜鷹などに触られてたまるかとそれを拒む京極は争いになる。争いのうちに近くの瓢箪の棚の上に、蛙丸がなげあげられてしまう。それを探そうと瓢箪棚の上に上る二人。京極が蛙丸を抜いて園に切りかかり、園も脇差にて応戦する(園は体も大きくて、武術に優れている)しかし蛙丸の切れ味鋭く、脇差が折れてしまう。それではと次は鎖がまで応戦する園。京極の太刀筋ををみて、その太刀筋は京極内匠ではないか、父の仇と打ってかかるが、京極は瓢箪棚を飛び降り行方をくらます。
2018年04月10日
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彦山権現誓助剱(ひこさんごんげんちかいのすけだち)上の写真左が園中央が六助もともとは11段ある長編物語。数年前にそのうちの2段を見たが、今回は4段の上演となる。(省略された物語)ある藩の剣術指南役吉岡一味斎(よしおかいちみさい)は旅の途中で、樵ではあるが剣術の才能の優れた男六助にであった。六助に剣の奥義と兵法書を授けて、いずれ自分の後継者となってくれと言って去っていく。一味斎は藩の御前試合でもう一人の指南役京極内匠(きょうごくたくみ)と戦い勝ちをおさめるが、遺恨に思った京極は一味斎を鉄砲で撃ち殺し、姿をくらます。一味斎の妻のお里、娘園と菊は仇打ちの旅にでる。とはいえ、どこにいるかわからない相手を探す旅なので、それぞれに分かれた。お里と園は単独で、菊は恋仲の家老の息子の間に出来た弥三松(やそまつ)という幼子をかかえているので、菊と弥三松と若党友平を連れての旅であった。須磨浦の段菊たち3人は須磨浦までたどりついたが、もともと病弱であった菊の疲労は極限にまで達していた。みかねた友平が近くの宿場へ行って、駕籠を探してくると引き返して行った。とてもこの調子での旅は無理と友平にも言われたが、菊は気丈にもこの身はどうなっても、敵討ちは辞めないと言い切るのだった。菊は弥三松とともに松の根元で休んでいたが、近くで供養のための高提灯に火がともされているのを弥三松が見て、なくなったおじい様のためにも、提灯に火をともしたいとせがむので、持っているツヅラの中から提灯を取り出して、松の枝に掛けて見せる。すると、そこへ仇の京極が通りかかり、提灯を松にぶら下げているのを不審に思い近づいてくる。菊は怪しい男がやってきたので、とっさに弥三松をツヅラに隠して、連れがもうすぐやってくると対応する。話してみると、相手は仇の京極(この男は、美人の菊に横恋慕して言い寄ったことがある。)ここで会ったが百年目。なんとか相手を仕留めてやろうと思うが、仮にも剣術指南役をしていた男、まともに立ち会っては勝ち目がないので、ソフトに対応しながら相手のすきを突こうと考えた。京極は厚かましくも、「前からお前が好きだった。過ぎたことは仕方がないので、おれと一緒になって面白おかしく暮らそうではないか。」と口説きはじめる。菊も「あなたのことは、きらいではないわ。も少しそばによって。」とまんざらでもないそぶりで、側に引き寄せ、隙を見済ませて、脇差を持って切りかかる。しかし、京極にはかなわず。「やっぱりおれを殺す気か。」と逆に何度も切りつけられて哀れにも殺されてしまう。ツヅラをみつけてこれもちゃっかりいただこうと背負ったが、中にいた弥三松がなかから、脇差で京極の背中をついたため、ツヅラを放り出して、現場を立ち去ろうとしたところを、戻ってきた友平と出会う。京極は刀を振りまわして、逃げて行く。かえってみれば菊の変わり果てた姿があり、ツヅラの中から弥三松が飛び出してくる。暗がりの中だったので相手が何者かもわからず、現場に守り袋のようなものが落ちていたのが、唯一の手掛かりだった。
2018年04月09日
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今日は朝からすごい冷たい風が吹き荒れていた。気温もなかなか上がらず、最高気温は13度ぐらいのようだ。今日は来週の資源ごみ回収に備えて、新聞・雑誌・紙類の分別をする。自治体でもしているが、町内会として出すと町内会の資金になるので協力はさせてもらっている。自治体でも「町内会などので回収している時はそちらを優先してください」ということになっている。コロも寒いからか外にでもすぐに帰ってくるが、室内では寝ないので、掃除・洗濯が意外とはかどらない。昼からはピアノと声楽の練習をする。声楽については、歌う時に歌のストーリーを自分で考えて、歌うようにと言われているのでそのストーリーを考えてみた。歌は涙にくれた女性が、男性の幻の中にやってきて、そして、男性はその女性に慰められつつも女性はすぐに幻の中に消えて行く。男性は自分の心は荒れ果てた道のようなものなのだと思っているという趣旨の歌詞。私の作った物語はオペラ「カルメン」に出てくるドンホセの婚約者ミカエラを幻の女性として、ドンホセの心情を歌ったもの解釈してみたミカエラは真面目で、婚約者ドンホセがカルメンの魅力にとりつかれ、悪の道に走っても、なんとか更生させようと必死になっている。世間で言えばミカエラは美人で真面目で99%の人がカルメンとミカエラなら、ミカエラを選ぶだろうというのに、ドンホセはカルメンを選んでしまった。ドンホセを恨むでもなく、報われない愛と分かっていても彼に愛情を注ぐミカエラ。男のすさんだ心に慰めを与えようとして、近づこうとしてもどうすることもできないミカエラの悲しさとミカエラの気持ちをわかりながらも、すでに他の男に心を移したカルメンから離れられない男の絶望的な気持ち・・・こう考えたら、歌い方に多少の迫力はでるのではないかと思っている。
2018年04月08日
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今日は朝からお天気がイマイチで風が強く、コロも外に出てはすぐに帰ってくる状態だった。昼から健康体操に行ったが、いつもこの体操に参加されていた80代の女性がなくなったとかで、娘さんが挨拶に見えられた。「母が先月30日までこの体操に参加していました。4月1日に親戚が集まり花見に行くと言う事で、母は得意のいなりずしを作っておくということでした。私が迎えに行くと、お弁当が作られて準備してありましたが、本人は横になっておりもう息がない状態でした。こちらへ行くことを楽しみにしていたのに、突然何の連絡もなく参加しなくなったら、皆様にご心配をかけるといけないと思い一言今までのお礼と事情説明にまいりました。」ということだった。なくなられて間もなくなにかとお忙しい中、きっちりとごあいさつに来ていただいたことに感心した。夕方からは恒例の食事会先付け刺身ぶりの照り焼きホタルイカの酢味噌和え豚の冷しゃぶ魚のすり身桜の香りんのあんかけ鯵の天ぷら茶そばデザート
2018年04月07日
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今日はお天気がイマイチで、気温も昨日よりは4度ほど低い。掃除洗濯はいつもどおりだが、なぜかコロが寝ないで庭をうろうろしている。洗濯ものを干しながら、コロの動向にも注意していると、コロがごく小さい時から、近くの駐車場に車を止めに来ている、介護事業所の女性がいて割と可愛がってもらっていたが、今日も駐車場から出てきた女性にしっぽふりふり愛想を振りまいて、シャッター越しに撫でてもらっていた。しばらくして再び見ると、自転車にのった女性に、しっぽふりふりで相手をしてもらっている。この女性を見るのは私は初めてだが、コロにとっては初めてではないように思われた。そのほかにも、月に2回仏花を届けてくれる花屋さん、2カ月に一度やってくる掃除用の用具を持ってくるおじさんは大好きだ。夕方散歩に外に出た時もたまたま女子会のメンバーが歩いていたら、早速しっぽふりふり。こまめに愛想を振りまいている(笑)しかし、バイクに乗っている人や、黒っぽい服装の人には吠えることもある。ともかく男性で、見慣れない人には吠える確率が高い。あるサークルのメンバーがサークルを辞めることになったが、会合の日時、場所などの連絡用のラインに突然辞める旨の連絡を入れてきたとか。会合の段どり、会場の確保などは主催者・役員がすべてやってきていたし、メンバーで大きなトラブルもなかったようだ。メンバーとサークルの主催者の家は2分と離れていないところということで、本来なら辞める理由は立て前でも、適当でもいいけれど、顔出ししてお世話になったことを一言直接言って辞めれば良いのにと私は思う。新入社員レベルの年齢ではないのだから、最低限の礼儀はつくしたほうが、顔を合わすことがあっても気持ちよくいられると思うのだが。
2018年04月06日
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今日は10時過ぎに掃除洗濯を終了する予定で、7時に起きる(いつもよりはゆっくり寝ている)予定通りに作業は終わり、ピアノの練習をする。とにかく最後まで弾いて、たどたどしいと思う所を練習するなどで1時間程度使った。昼から、レッスンに出かける。とりあえず、全曲6ページぐらいのものを弾く。先生も1週間で大分完成度が上がってきたし、曲想もついてきたと言ってくれた。リズムが変わる時のペダルの入れ方。和音がきれいに弾ける弾き方などを教えてもらい、次回はそこを修正してくるということになった。次回でなんとか人に聞かせるレベルの最低限の所までにはなりたい。家に帰って、ボランティアの広報紙の作成をする。私はワードでクリップアートなどを使って、枠を入れたり、挿絵的なものを挿入したりしている。毎月問題なく作れていたが、今回はクリップアートが出てこない。調べてみたら、「最近はネット上でフリーイラストの素材がたくさん流通しており、クリップアートを提供する意味がほとんどなくなった。必要であればフリーイラストを使ってください。」という説明が載っていた。なるほどね、これも時代の流れだなと感じた。
2018年04月05日
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今日はボランティアの研修があるので、早めに起きて掃除洗濯をすべて完了してから、研修にでかける。養育に欠ける子どもたちの支援について。親の事情で十分な養育が受けられない子どもたちの現状とどのような支援があるかという研修だった。十分な養育が受けられないと行政が認識している子どもたちが全国で3万人ぐらいいる。行政が家庭自体を支援して行くという方法が一つある。また、児童養護施設に入所している子どもたちが、8から9割残りの1割が里親など家庭に準じた環境で生活しているということだった。施設入所の理由は、昔は親の死亡・病気・失そうなどが一番の理由だったが、現在は入所児童の8割は虐待が原因になっている。施設は多くの児童を収容することができるが、集団生活が基本であること、スタッフがシフトや転勤などで替る事など一般家庭とは違う面がある。そこで、小規模な数人程度の児童を預かって、スタッフも一定というか里親的な感じで生活する施設を作って行こうと言う動きが出ているそうだ。実例として、一般の家庭では「今日の晩御飯なににしよう。」というような会話は当たり前だが、施設ではメニューは栄養士が前もって決めていて、こういう会話がでてこない。ささいなことだが、そういうごく普通の会話が交わされるような環境を与えてあげたいと言う話があった。里親もなかなかなり手がないが、週末や夏休みの間だけなど預かる制度、乳幼児だけを預かる、短期だけ預かるなど色んな形態があるので、自分ができる形で支援をしてあげようと言う人はしてあげてほしいということだった。もちろん生活費などは自治体から支給される。研修が終わって家に帰り、昨日集めた冬物をクリーニング店にもっていく。仕事をしている時はゴミ袋に3袋ぐらい出たが、今は一袋でおさまっている(笑)お絵描きは、頑張って今日なんとか自分なりに仕上げた。もちろん次回先生に教えていただいて、もう少し修正するべきところがあれば修正はしたい。
2018年04月04日
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これはシロタエと言う桜今日は予定通り、コロを連れて公園にでかける。途中まではフニャフニャ言っていたが、動物病院と違う道に入ったところで、きりっと大人しくなった。公園への道は住宅がなくて、林のような所を抜けて行くのでわかるのかもしれない。桜はやや散りかけだが、十分楽しめた。平日の八時過ぎということで、犬の散歩か、ウォーキングの人がほとんどで静かだった。こちらも気兼ねなく、公園の周りを1周、さらに違うルートで半周ほどする。おまけに近くの池の周りもまわって、小一時間ほど遊んで帰ってきた。帰りに、私たちの前をサイレンを鳴らした救急車が走っており、山の中にある霊園の前で停車した。お墓参りの人で急病人でも出たのだろうか・・・昨日はコロが行く動物病院の向かいにある市民病院に救急車が同時に4台止まっていたが(大きな事故ではないかと少し心配をした)帰ってきて、昼過ぎまでにそうぞと洗濯を終了させる。昨日クリーニングをとりに行ったら、4月3日まで3割引きのセールをやっていると言う話だったので、昼からあわてて私の来ていた冬物をまとめて、ビニール袋に詰める。3日の夕方までになんとか、家中の冬物を集めよう。余った時間はピアノの練習、なんとか、難しい所の速度を心持緩めに弾くと、曲として最後まで弾き通せるというところまで頑張ってみた。お絵描きも、あと2時間少しあれば完成と言えるかというところまで、描き込むことができた。
2018年04月03日
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今日はコロのシャンプーの日なので、早めに起きて、洗濯と風呂掃除を残して一応完了させる。そして車に乗せて行くが、公園ではないとわかるのか、不満そうに鳴いていた。今日は日曜なので、診察を受けに来ている人がものすごく多い。とりあえずトリマーさんに預けて、食糧の買い物をして、家に帰り洗濯物干しと風呂掃除をする。そのあと、家のセキュリティセンサーの稼働テストをする。2カ月に1回ぐらいテストをしてくださいと連絡が入るので、やっている。家中の窓と玄関、風呂場物干し、ベランダなどの出入り口を開け閉めして問題ないかを確認する。これもコロのいないうちにしないと(笑)お迎えに来てくださいと連絡が来たので、コロを迎えに行く。今回のバンダナは青空と雲と花模様のバンダナだった。コロは家に帰っても眠そうにしていた。昼ごはんを食べたら、玄関先で行き倒れて3時間ぐらい眠っていた。その間にピアノの練習をする、ミスが少なくなっているので、1時間という時間のうちに弾ける回数が増えてきている。色鉛筆も頑張って立体感を出すように修正をしている。あと4時間あれば、自分なりに完成といえるところまでできるような気がする。
2018年04月02日
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今日は予定がないので、したいことのできる日。まずは掃除と洗濯を丁寧系で。資源ごみの分別を真面目に(笑)缶・びん・乾電池がひとまとめペットボトル食品トレー・卵パック・ビニールボトル・ペットボトルのふたがひとまとめスプレー式の缶瀬戸物関係と言うように分別する。紙系統は少し前に分別済み他に気になっていたのが仏壇の線香立ての灰、線香の燃え残り(灰に埋まった部分)を専用の小型の茶腰のようなもので取り分けて廃棄する。昼からピアノの練習で、なんとなく曲の全体がつかめてきたような気がする。具体的に技術的な成果はないが、気がつけば指定速度に近づいているような気がする。しかし、4月は焦らずゆっくりでも正確に弾けるよう、安定した指使いで弾けるようにを目標としたい。余裕ができれば、なんとか連弾の曲にも手をつけたい。こちらはがらりと変わって、スイング系の曲なのでリズム感が大切だと思う。今のお絵描き、なんとか色は塗れたが、厚みというか立体感を出すために細部をチェックしているところ。明日はコロのシャンプーなので、早めに休むことにした。
2018年04月01日
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