
旅行や文楽を楽しんでいる間にも、着々と音楽の練習を進めている。
「第九」の練習の日(この日の練習は本来の先生の後輩にあたるイケメン男子の先生が登場)
第九の真ん中あたりのちょっとしたクライマックスになる部分で、それぞれのパートが結構高い音を出して終わるというところがあった。ここがアルトの最高音の部分で、例年例えると、思いきり背伸びをして高い棚にあるものにやっとの思いで指先が届いてると言う感じなのだけれど、今回はしっかり足に地をつけて、棚の上のものをつかんだと言う感じで、楽に声を出すことができたので、これも今までのレッスンの成果だと非常に満足した。
そして、月曜日の声楽レッスン
先生の質問「家で練習してきて疑問に思う事はなんですか」
「長い音を伸ばすときに、不安定な感じがします。あと大きくしたり小さくしたり、楽譜に書いている通りにしているつもりでも、録音してきくと自分で思っているほど強弱がついていないことです。あと練習時間というのはどれぐらい確保したらいいのでしょうか。」
「ピアノなど楽器の演奏であれば、何時間でも大丈夫とは思いますが、歌は自分の身体を楽器にするので、長くやれば疲れてきます。また初心者であれば変に力が入ってきたりするため、一度で15分程度、それを2回ぐらいやればいいでしょう。きれぎれにして2時間ぐらいが限界かと思います。」
「音が不安定なのは、腹筋などを全部使い切ってしまうからです。歌う時に息をだすのは当たり前ですが、腹筋をゆるめないように腹筋は緊張させたまま息を出すのです。」
「強弱については、弱の時に息もれさせたり腹筋をつかわないで弱弱しく歌うのは間違いで、緊張感を持って歌ってください。」
後、日本人は邦楽の伝統から同じキ―の音でも下に響かせる癖があるが、洋楽の場合は上に響きをとるように意識して行う事。
ブレスの前に腹筋も全て使いきってしまわず常に腹筋を張っておくこと。上体を前屈させて手を地面につけてどれだけの時間ついていられるか測ってみる事。また、声を有効に音に替え長時間出し続ける練習をすること。
というわけで、歌を歌ってみる、易しい方の歌は最高音の部分が楽に出せた。非常によくなっています。高い音も必死でなく余裕を持って出せているのがいいです。休符の間に次の発声の準備をしておくことを忘れないように。そして、声が若いです。(キャホー、録音ではいまいちだけど、まあいいかな。うふっ)
難しい方の歌、最初の響きが低い。そこを意識して高く響かせること、それができれば後はまあまあできています。
先生の質問はいつも鋭い。
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