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「日本一の斬られ役 福本清三
 どこかで誰かが見ていてくれる」

 聞き書き 小田豊二
(集英社文庫¥600)

今日、長崎書店で見かけましたけん、買いました。
ボブ
「ラストサムライ」でトム様の側にいた寡黙な侍、福本清三さんが、アタイに語りかけてきます、、斬られ殺された回数二万回のお方が、、


「冬の夜、煌々と月が冴えて、人通りのない池のほとり、こんな場所なんかが立ち回りにはいいわけですよ、話の筋としては。(中略)
夕方五時くらいから何度もテストがあって、そのたびにドボーンと池にはまってますと、池から上がった時、これが寒いんですわ。(中略)
ブルブルなんていうのは、そんなに寒くないんですわ。ガタガタですよ、冷えきると。
全身ガタガタ、歯がカチカチ。ガタガタ、カチカチ、ガタガタガタガタ、カチカチカチカチ、時間がたつにつれて、その震えもひどくなるんですわ。それで「ウーッ、寒ゥ!」なんて思ったら、もっとあきまへん。どうだァっていうくらいの、極端な震えがきますからね。」


福本さんが、東映の京都撮影所に入ったとは15の年。この当時、昭和30年代は、時代劇全盛の頃ですわ。映画館は三本立てで、1週間でプログラムが変わる、、、
大部屋の仕事も有り余る程あった時代、一日、十本の掛け持ちもあったそうでごあす。
大部屋の仕事ちゅうと、エキストラみたいなもんと思うかも知れませんが、斬られ役の場合は、スタントマンも兼ねてるわけですわ。それで日当で保険も保証もなかとですよ。

そげん世界に10代で飛び込んだ福本さん、
その語りば聞いとるとですな、、



「当時、まだ若い私にしてみたら、どんなにつらくても、そのつらさがおもしろかったって言うか、皆が一生懸命やって映画を作ってる、その一員になれたっていうんか、それがものすごくうれしかったんですわ。(中略)
生意気言うようやけど、仕事っていうのは、金やないですね。心から惚れてないといけません。若い時、撮影所で働くたくさんの人たちから、そんなことを教わったような気がしますわ」


福本さんは、撮影所で、故郷で、電車の中で、語りかけてくれるとです。

「すんまへん。またしょうもない話ばかりで。
 ほんま、私のために、すんまへん」

この言葉にウソはなかとですよ。
ばってん、自分の仕事をけして卑下するわけでなく、思い出を美化することなく、笑いを織り混ぜつつ語る福本さんがよかとです。素敵とです。

時代劇全盛期から、テレビの隆盛に合わせ、一気に時代劇を作らなくなる衰退期、、
そして「仁義なき戦い」に始まる実録路線でも、川谷拓三さんと同居しながら、更に殺される役を演じ続けてきた福本さん、、
その「仁義なき」の現場で、自ら脇役に演技指導する深作監督の言葉がええとですよ、、、

「いいか、フクちゃん(福本さん)、映画のスクリーンっていうのは、主役だけが主役じゃないんだよ。このスクリーンのなかに映ってる皆が主役なんだ。スターさんがどんなに一生懸命やっていてもな、このスクリーンの片隅にいるヤツが遊んでいたら、この絵はもう、その段階で死んでしまうんだ」


この言葉を聞いて、福本さんはかなりショックを受けたそうですわ。

「それからですわ。私がとにかく一生懸命、与えられた役をやってさえいれば、誰かがきっと、どこかで見ていてくれると思うようになったんは。


そげん福本さんの姿ば、見ていてくれたとが、
トムクルーズだったちゅうわけですタイ!
こん 「日本一の斬られ役 福本清三
 どこかで誰かが見ていてくれる」

皆さんもぜひ!読んでみて下さりまっせ!





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最終更新日  2004年01月04日 11時48分23秒
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