プライマリーケア&ペイン・リハビリクリニック開業を目指して

卒後26年目となる2020年秋に新規のクリニック開業を決めた。

麻酔科を経由して救急専門医となり、このまま救命救急を中心とした仕事をしていこうと思っていたところで、持病の術後腰痛が悪化…。

麻酔科に戻り、ペインクリニック的な治療を受けても良くならず、整形外科で手術（椎弓形成）を受けることになったけど、経過はイマイチ…。

そんな状態で4年近く仕事を続けてきた。

もう年齢は50歳。

「このまま定年まで麻酔科のみを続けていくのか？」

（時間的にかなり余裕、給与安定）

それとも、救急医として働いていた時に感じていた、

「救急医療に来る前の段階で患者さんの病気を予防したり、治療する側の医療に携わりたい」

と言う気持ちを実現するのか？

迷ってはいたが、念のため（？）、2年ほど前から不定期だがコンサルタントと面会したり、開業された先輩の話を聞いたり、本を読んで勉強したり、セミナーを受講したりするようになった。

そうしているうちに、

「やはり自分は麻酔だけではなく、総合診療、救急医、麻酔科医として診察や治療、リハビリにも関わり、患者さんの健康寿命を延ばすようなお手伝いをしていきたい」

と言う思いが強くなり、開業を目指すことにした。

（もともと、勤務先の各種マネージメントや、経営にも興味があり、またビジネス書を読んだりするのも好きだったことが開業を後押ししたのは間違いない。）

気の合うコンサルタントとの出会い、目的に合うような新設メディカルモールも見つかり、今（2019年8月）は各関係者の方々との面談をしているところ。

私のような気持ちで開業する方、救急医をベースとする方の参考になればと思い、このブログを始めることにした。

まずは、ここまで。

一昨日、購入したのが、「開業プロフェッショナル」。

小説仕立てで「開業とは経営。」ということがわかりやすく書かれている。まだ全部は読んでないけど。

“開業”プロフェッショナル クリニック開業ーこれだけは絶対に知っておきたい話 [ 柴田 雄一 ]