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2019.05.05
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カテゴリ: 音楽考察
​​​​​​​ ご覧いただきありがとうございます。



​ピースベイダーです。​

今回は【音楽考察】シリーズで、ドラムのに関する記事になります。

最近になって米津玄人やKing gnuみたいなおしゃれで気持ちのいいグルーヴがある曲がトップに入っていますね。
メロディーやギター サウンドなどに耳がいきがちですが、裏で鳴っているドラムには少し秘密があります。


まず通常の、いわゆる「四つ打ち」のドラムパターンです。

パターン1


もちろんこれだけでも音楽は成り立つのですが、「面白くない」と言われる曲ってこのパターンが多いのです。
多分多くのバンドがサビでこのパターンに陥りがちで、これから触れる部分はそうならないためにはどういった工夫をドラムにしているのかというのを研究した結果です。




パターン2

このパターンがほぼ全てを語っているのですが、 「4分に向かう為の16分のバスドラ」 ​​ が存在します。
本来ある4分のバスドラの前にさりげなく16分を入れる事によってゴーストノートのような「ン ドゥ」というグルーヴを感じさせます。
ベースやギターでいう経過音的な考え方です。
これがあるか無いかで音楽的な良さが遥かに変わるという事が研究していた結果でした。

ほとんど何も変わっていないように感じる方が多いかと思いますが、実は更にハイハットも変えています。
これはハイハットを 「ほんの少しスウィング」 させているのです。
どういう理論かと言いますと、クリックに対して合っているリズムの重心をバスドラとスネアに持って行ってハイハットは味付けの要素にしたという事です。



この「少しのスウィング要素」がかなり肝になってたりします。


次を聴いていただきたいです。

パターン3

これもほぼ変化を感じにくいと思いますが、今度は「スネアを遅らせいる」トラックになります。


しかし、難点なのがこれによってベースとバスドラのズレが明らかに分かってきます。
ここにきてやっとベースとドラムが出せる本来のグルーヴ感がわかるようになります。
※実際軽く一発録りのベースなのでブレているのがわかります。
これがバスドラとマッチすると途端にグルーヴ感が変わります。


最後にこちらを聴いていただきたいです。

パターン4

これは明らかに違うのですが、主にハイハットパターンを16分を織り交ぜたパターンにしました。
もちろん8分を刻み続けるパターンもかっこいいですが、 「最近流行ってきたビート」 という例で作ってみました。

あと一つ工夫がされてまして、 スネアを叩く瞬間ハイハットを抜いていたり します。
これはR&Bから取り入れた技法ですが、これが時たまクールにしてくれたりするのでさりげないアプローチでなかなかいいです。




ここまでありがとうございました。

昔実際にバンドの生演奏で色々試した結果このような結論に落ち着きました。
今回の記事にした理由はKing gnuのアルバムを聴いて「ドラムやってるなぁー」と思ったので思わず書いてみました。

これだけが全てでは無いですが、「なんでグルーヴあるんだろう?」という疑問などで解決していない場合こういった事に着目すると新しい道が開けるかもしれません。

また需要があれば発信していければと思います。

ありがとうございました。

​​​​​​​





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Last updated  2019.05.05 09:00:07
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