みつなぁど・らんど☆鈴ヶ森☆

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2010.04.30
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カテゴリ: つぶやき
いや。
だいぶ、重たい話だな。



最近、結構「近い」人が火事で亡くなった。

未明の発見から1時間以上燃え続けて、家はものの見事に「全焼」であった。
不明だった家人は、鎮火から更に数時間後、昼過ぎになってようやく発見された。


今回、現場に1時間ばかり遺族と一緒にいて、捜索の様子やら、ご遺体の搬送の様子やら、目の当たりにすることができた。

まるで、テレビニュースのような、ドラマのワンシーンのような、あのまんまなのだが、もっともっと深刻なのは、現場対応している刑事も遺族側の一人も、自分の身内だったということ。。。



ドラマでは描けない一番リアルな部分は「遺体の身元確認」。。。
これは、たまたま、数週間前に聞いていたことなのだけれど、

と、訊ねたら、思いっきり馬鹿にされた。
「どこをどう見て確認すんねん?」
あ。。。。
「焼けていたら、性別はもちろん、顔の判別さえつかん!」
遺族とはいえ、とても見せられる状態ではない。
司法解剖と、DNA鑑定のみが、決め手なのだそうだ。



そんな話をつい最近したことを、現場に立ち会っていて、思い出した。


「今、ふたり目のご遺体を発見しました。これから、搬送します。」
発見された場所で「包まれ」て、こちらからは見えない形で警察車両に運び込まれた。

司法解剖とDNA鑑定をして、身元が確認された時点で、ご遺体は遺族の元に返されるという。
「最低3日くらいかな。」

悲しいけれど「故人と対面」というわけには、いかないのである。




焼死で亡くなったご遺体に限らず、交通事故で損傷を負ったご遺体、縊死によるご遺体、たとえ親族であっても、まともに対峙できるかどうか。
仕事とはいえこれらのご遺体と向き合わねばならない警察官たちについても、ちょっとばかし想像してもらえたらありがたい。



4月1日、伯父が90歳を目前に死去。
4月19日、伯父が92歳で死去。

「死」というのは、時に、とても残酷なことなのだとここに来て思う。。。
老齢による死と、事故による死は、悲しみは同じだとはいえ、だいぶ心持ちが違う。
重たい。。。





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最終更新日  2010.05.02 22:40:18
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