Apr 21, 2005
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 今日の話題は、「南極と小心者」です。

 南極での活動は、日本とは違った観点で、危険と隣り合わせのところが多々あります。例えば、荷物の輸送や観測には、小型飛行機、ヘリコプター、雪上車、スノーモービルなどの乗り物を使います。落っこちたりひかれたりしないように気をつけなければなりません。

 夏には建物や観測設備の建設、観測ではロケットの発射、大型気球の放球、高圧の無線局の保守等様々の危険と隣り合わせです。

 また、自然も魔の手を掲げています。南極大陸のクラック(割れ目)へ落ちる、ブリザードで遭難、寒さによる凍傷、内陸の高所での障害(高山病)などがあげられます。

 こういった、経験は、日本の何処にでもあるかもしれませんが、プロが仕事をしている場合、事故の確率は低いと考えられますが、南極では観測隊は、専門分野のプロであっても時には大学生であった人が建設作業をするのは当然なのです。

 そういったときに、建設のプロは事故を起こさないため「気をつけること」と言うだけです。私は、小心者ですので危うきに近寄らずと言う面もありますが、「気をつける」という言葉のとおりなれないことは慎重にする事を心がけていました。

 かえって石橋をたたくぐらいの小心者である方が南極などでの非日常的な作業をするには大事なことかもしれません。

 観測隊は時間厳守と言うルールがあります。「集合時間の5分前には来ること」と言うルールです。私は小心者の為かそのまた5分前には、行くことにしていました。もし、時間に遅れると南極では遭難しているのではないかということで、他の隊員が探すことになります。

 遅れると信頼を失って、他の隊員全員にあの人はルーズと思われてしまいます。その方が小心者の私には怖かったりします。


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最終更新日  Apr 21, 2005 12:43:40 PM
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