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【本日の一冊】 貸家だった木造民家の解体現場から、白骨死体が発見された。音道貴子は、家主の今川篤行から店子の話を聞こうとするが、認知症で要領を得ず、収穫のない日々が過ぎていく。そんな矢先、その今川が殺害される…。唯一の鍵が消えた。捜査本部が置かれ、刑事たちが召集される。音道の相棒は…、滝沢保だった。『凍える牙』の名コンビが再び、謎が謎を呼ぶ難事件に挑む傑作長篇ミステリー。
2009年02月28日
【本日の一冊】ある街で、ある瞬間に偶然出会ってしまった人と人―。時に危険で、悲しく、エロチックに描かれた登場人物たちの仕事、恋、人生―。30年間も音信不通だった父親が死んだ。その遺品の中にあった一本のフィルム。そこに写されていたものとは…!?静かな感動が胸を打つ表題作「フィルム」ほか9編収録。 【目次】アウトポスト・タヴァーン/フィルム/スプーン/タワシタ/パイナップル・ラプソディ/あえか/青山クロッシング/鎌倉の午後三時/セレンディップの奇跡/ラブ・イズ…
2009年02月24日
【本日の一冊】年老いた父と同居するため、家族をつれて故郷に戻った美笹修司。その帰郷を待ちわびたように次々と発生する怪事件。恐怖のどん底に突き落とされる村。その時、修司の脳裏には、ある少年の姿が浮かんでいた…。
2009年02月18日
【本日の一冊】三十年近くコンビナートの荷役をし、酒を飲むだけが楽しみ。そんな男のもとに、十五夜の晩、偶然、転がり込んだ美しい女―出会うはずのない二人が出会ったとき、今にも壊れそうに軋みながらも、癒しのドラマが始まる。表題作ほか、子供のころ、男と逃げた母親との再会を描く「ピエタ」など全七篇の短篇集。
2009年02月16日
【本日の一冊】小学校の卒業記念に埋めたタイムカプセルを開封するために、26年ぶりに母校で再会した同級生たち。夢と希望に満ちていたあのころ、未来が未来として輝いていたあの時代―しかし、大人になった彼らにとって、夢はしょせん夢に終わり、厳しい現実が立ちはだかる。人生の黄昏に生きる彼らの幸せへの問いかけとは。
2009年02月14日
【本日の一冊】 『枝の折れた小さな樹』改題書 10歳で死んだ妹が人生を幸福に全うする過程を、兄はCGを駆使して映像にし、悲嘆に沈む父に見せた…「枝の折れた小さな樹」。両親を失った女子高生と、生後まもない娘を遺して妻に死なれた塾講師。二人の前にあるシーンが立ち現れる…「サイレントリー」。打ちひしがれた心が、輝いた瞬間の記憶を頼りに再生していく。人生をいとおしむ静かな7つの物語。 【目次】目覚めれば目の前は海/大山/結婚指輪/枝の折れた小さな樹/人生相談/一輪車/サイレントリー
2009年02月05日
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