2003年04月26日
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昨年3月に発行された川上弘美のエッセイを読んでいたら、「旅行に出ると、行った先に居ついてしまいたくなる」ときがある、と書いてあった。身軽なときには、現実にそのまましばらく居ついてしまうことも有ったようだ(笑)それには、はるるも同感だけど・・

もちろん今は、良人やら子供やら親族などの係累がいるので、そんなことは無理だと言う。でも、それではつまらない!誰でもが結婚したり、手の離せないやっかいな仕事などにがんじがらめになってしまい、ため息をつくばかり・・。そんな日常の繰り返しなのだ。

そこで非凡な彼女が考え至ったのは、「今住んでいるのも、旅先で居ついた街なのだ」と、想像すればいいんだと言う結論。とたんに、愉快になった(笑)らしい・・。

天気の良い日にバスで20分ほどの海に行き、浜辺で読書する青年などうっとり眺めながら、ビールを1本飲む。いいきもちになって、帰りのバスでは少しうとうとする。部屋に戻ってから持ち金の残りを計算する。良い天気だったので、きれいに乾いた洗濯物などたたみつつ、「この街も長くなったな・・・次ぎは何処へ行こうか」などとぼんやり考えてみる。

石畳の橋から西楼門を抜けると神殿への参道





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最終更新日  2003年04月26日 20時42分54秒
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