ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

May 20, 2026
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「残酷な天使(のテーゼ)」

 今日はショスタコのピアノ五重奏に初挑戦。特にピアノ奏者デニスさんとは初めてお会いすることもあり緊張して臨みました。

 ショスティ様の音づくりは交響曲で慣れ親しんでる奏者も多いし、その感覚でじっくり取り組めば譜読みはできるけれど、指揮者がいるわけでなし、やはり並行してスコアをチラ見しながら練習するのがコツ。

 アタッカとして続けて演奏される楽章もあるのでちょっとわかりにくいけど、全部で五楽章もあり大曲と言っていい。
 ただ大曲のくせして五人全員でガン弾きしてばかりというわけではないのは意外です。旋律/テーゼを一人ずつ順番に受け継いだり、ちまちま小出しに弾き流していく。しかも終楽章の最後の最後はしっとり静かに丁寧に。

 全体的な印象としては、第一バイオリンは高音が出てきたりして安定の難易度。ビオラやチェロも大活躍。ぼくは第二バイオリンを弾いたのだけれど、彼らに比べればそんなに難しくはないので助かりました。第四楽章にいたっては50小節以上もお休み。ひたすら待つ。

 譜読み的にちょっと注意が必要なのは第二楽章フーガ。アダージオの四拍子ということでよっぽど遅いテンポかと思いきや、四分音符=84。これでアダージオってことは大きく二拍子と数えろという意味か。

 第三楽章スケルツォは、シャープ五つで弾きにくい調であることを除けば楽しく弾ける。

 第五楽章終楽章はどこか上から目線。人を小馬鹿にしているような小悪魔的な微妙な楽想。そして要所要所にドキッとする和声が出てくるので、きちんと音程が揃えてハモらせないといけない。






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最終更新日  Jun 7, 2026 09:06:31 PM
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