I love Salzburg

I love Salzburg

2010.05.17
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もう数年前のことになりますが、


もちろん、語学の勉強の為ではありません。(^^;
番組後半で紹介される それぞれの観光名所、そして流行の音楽や話題の映画など、
新たな感動と旅先を探して、とりわけ古代遺跡が豊富で、未知との遭遇が多いアラビア語圏の映像がお気に入りでした。

ある土曜日、30分早くTVを点けると、そこにはロシア語講座が流れていました。
ロシアには興味ないけどなぁ~と思いつつ 目にした、数分間という僅かな時間に凝縮されたモスクワの魅力が、何故か他のどの国の風景よりも私の心に残りました。

その時は、まさか自分がモスクワの地を踏むだなんて、夢にも思っていませんでした。
ですが、きっと その時から私とモスクワとは何かの縁で結ばれていたのでしょう。^^



さて、スーズダリへ向けての小旅行を前に、
               少しモスクワの地下鉄についてご紹介したいと思います。


モスクワの地下鉄駅構内が世界で最も美しいことは、私はロシア語講座で初めて知ったことでした。
そして、モスクワ行きが決まった時、それを見ることが楽しみの一つでもありました。^^

まるで宮殿のような、美術館のような、豪華で芸術に富んだ壁画や天井画の数々。
初めて訪れる人の 一体 誰がそこを駅構内だと思うでしょうか…。


それは、社会主義国であったソヴィエト時代の名残りであり、
社会主義リアリズム
(社会主義を称賛し、革命国家が勝利に向かって進んでいる現状を平易に描き、人民を思想的に固め、教育する目的を持った芸術。(Wikipediaによる。))
の様式に沿って、豪華な装飾が施されているのだとか。
そして、"かつて要人の核シェルターの役割をするために造られた" とのうわさもあるほど、地下深くに広がっています。



大理石に囲まれた広い空間とお洒落なデザインのシャンデリアによって、
豪華に贅沢に、だけど少し翳りのある 一昔前の雰囲気に、まるでトルストイの時代にでも遡った気分になれるのです。


では、そんなお洒落な場面を、皆さんにもほんの一部分だけお届けしますね!

ただし、駅構内の写真撮影は原則禁止されておりますので、
(エスカレーターを降りると監視員がいて、そこら中に警官がウロウロしています。><)


2010-05-19 18:13:13
<環状線カムサモーリスカヤ駅>

2010-05-19 18:11:50
          <3号線アルバーツカヤ駅>

2010-05-19 18:12:47
                    <環状線キエフスカヤ駅>

2010-05-19 18:10:38
<8号線アヴィアマトールナヤ駅>

2010-05-19 18:10:13
          <環状線タガンスカヤ駅>

2010-05-19 18:11:04
                     <3号線プローシャチ・レヴァリューツィイ駅・革命志士の像>


すっご~い!!@@ と、思わず口をポカ~ンと開けて見入っていると、
ギュ~ンと思わず耳を塞ぎたくなる騒音を引き連れて、猛スピードで列車が入って来ます。
2、3分に一本の割合で走っていますので、煩過ぎて じっくり壁画や彫刻を見て回る、、、ということはちょっぴり難しいようです。^^;

ワルツでも流れれば、今にも舞踏会が始まりそうなのに、
実際は、列車の騒音と振動、そして豪華な装飾など目もくれずに超現実を生きる大勢のモスクワ市民でごった返しておりました。(笑)

*

路線は非常に分かりやすく、ロシア語標記しかなされていないにも関わらず、他のどの国や街の地下鉄よりも簡単に乗りこなすことが出来ます。

東京や大阪では迷子になり、ソウルでは慣れるまでに目イボができるほど公共機関が苦手な私でさえも、モスクワだけは大丈夫でした!!!

市内に路線が3本だけというブダペストほど単純ではありませんが、
放射線と環状線を巧く組み合わせて、ほぼ市内を網羅しているので、どこへ行くにもこの上なく便利です。

営業時間(?)は早朝5時半から深夜1時過ぎまで。 

料金は一回につき26ルーブル。 日本円にして、単純に80円くらい。
料金については、常に変動しているようですので、その都度 ご確認を!

700px-Mosmetromap_rus_2008[1].png


*

一つだけ残念だったことがあります。
それは、ブダペストと同じく "地球の裏側まで潜るのだろうか…(笑)"、と思うほど長~い長~~~いエスカレーターです。

4ヶ月ほど前に訪れたブダペストの地下鉄では、エスカレーターのスピードは日本の2倍以上は優にあったと思われます。
あまりの速さに、その上を歩く人は一人もいません。

大きく下から風にあおられて、あわや吹き飛ばされそうになった あの感覚がまだしっかり残っていたせいでしょうか、モスクワは「ごく普通」の速さに感じました。
(それでも、日本のスピードのつもりで乗り降りすると危険です。)

モスクワのエスカレーターはかなりのスピードだと聞いており、
そのジェットコースター並み(?)の速さは、モスクワこそが本場かも?と期待していた分、それを裏切られた気分になったのです。


*

あっ、忘れてはなりません!
このモスクワ地下鉄で、私は生まれて初めて「スリ」に遭遇したのです!!!
私がポケットに手を入れようとした その時に、偶然 犯人の手と接触し、幸いにも未遂に終わりましたけど、、、。

隣りになったおばさんも、「あなた、危なかったわね~!」と目をまん丸にしていましたっけ。
うぅ~~~、やっぱり油断は禁物のようです。(><)

*

そして、もっと忘れてはならないのが、地下鉄で出会った若い何人もの青年達。^^

どの青年も、自分より年配の方が列車に乗ってくると、スッとその席を立ち、相手に席を譲ります。
それは相手がお年寄りに限ったことではなく、自分よりも明らかに年上である人が目の前に立つと、当然のごとく席を譲るのです。

おぉ! ロシアの未来は明るいな!(^^)/  って、なんだか嬉しくなりました。


そうそう、プーチン首相を20歳くらい若くして背を高くしたような、私好みの男性を見かけたのも地下鉄でした。(*^^*)


美しき青きモスクワ地下鉄を、今日も沢山のモスクワ市民が目まぐるしく行き来していることでしょう。

私の時計は未だモスクワ時間のまま、
今でも時々、ふっと時空を飛んだような、モスクワの地下鉄に立っている自分を感じます。。。





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Last updated  2010.05.21 05:16:31
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