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カテゴリ: 旅行記
2泊3日でイタリアへ行ってきました。

いいえ、キュネオCuneoです。
う~ん、またしてもマイナー。

キュネオ県はフランス国境、アルプスに隣した北イタリア、電車もジェノバやトリノまでしか走っておらず、外国人といえばフランス人しか見かけませんでした!
おそらく日本人は私たちが今年初かも!?

主人の会社の休みが急に取れて行く事になったイタリア。
半ば冗談でホテル探しをネットで始めたら美しい内装のホテルが見つかり、「犬OK」「近場」の条件に見事ヒット、予約してしまいさあ、出発!

車で4時間、国境もトンネルの中であっけなく過ぎてしまい、あまり国が変わった感覚が無いものの、"雪に注意"や"チェーン着用"の標識をあちこちに発見、冬にはスキー客で賑わうのでしょう。


部屋の窓からは絵のような大聖堂が眺められます。

荷物を置いて早速大聖堂の見学に行けば、恐ろしく立派じゃないですか。
こんな名もない田舎町なのにおかしい!と主人が急いでガイドブックを開いてみれば。
ここはローマのバジリック大聖堂に次ぐイタリア第二の大聖堂なのだとか。
偶然見つけた聖堂のパンフレットには私たちが出発する日の翌日から約10日間に渡り聖母マリアの昇天祭を行うプログラムが。
この大聖堂は1603年、聖母マリアが亡くなったのを偲んで建築されたとか。丸天井に続く美しい騙し絵には聖母マリアが昇天する様を再現した様子が描かれています。
あまりの見事さにしばし釘付け、今年できっちり400年でもあるので祭典は見事なものだろうと推測がつきます。

ちょうどその時期を逃し、ホテル予約もスムーズに行えた私たちはラッキーだったのか否や?
ちょっと残念なものの、通常の顔のままでも非常に美しいヴィコフォルテ大聖堂。教会を見学して久々に圧倒されてしまいました。

そう考えてみればここに来るまで5分おきに見られたマリア像にも納得、田舎道に定期的に現れる祠はこの地方の人たちの信心深さを思わせます。
道行く人々も南仏とは違い、きちんとした身なり。上半身裸で歩くオジサンなんて皆無、南イタリアを車で旅行した友人の「あいつらに交通ルールなんて無い!」という話は、こちらでは当てはまらないようです。


と言うか犬自体あまり見かけなかったので一瞬「この町は犬の立ち入り禁止?」なんて思ってしまったほど。夕方になってちらほら見かけたので、シエスタしていただけなのかと納得しましたが。
しかし全体的にゴミも落ちていない、町並みはとてもきれいな印象、スイスのそれに近いですね。

そして、最大の驚きは片言のイタリア語でも嫌な顔せず聞いてくれること! …そりゃあ、たまには不機嫌な女性店員も見かけましたが。
フランス語を喋って通じるんです!
「喋れない!」という人とでも大体意思の疎通はできるのでカフェのお姉さんからはちょっとした言葉を教えてもらえたりと不自由感は無し、良いですね~、北イタリア。



ただパスタが…。

「美味しいパスタが食べたい!」
これもお目当てだったんですが。

なぜ!?見当たらない!!食べてる人も見ない!!
初日に入った、どうでも良さそうなレストランはしょうがないとしても2回目、3回目にミシュラン・レッド・ガイドで選んだ店でさえ、パスタは2~3種類、タグリエテール、ラビオリ、ニョッキ、以上!
なんでだ~~!!
ということはつまり。

パスタは南イタリア及び海側の食べ物であって、ここのように山中付近では冬の寒さに備え、エネルギーを蓄えるためしっかり前菜、魚、肉をとるのでは。
スパゲティ・トマトソースなんてカフェの軽食の欄にあってもレストランにはありません!

しょうがない、タグリエテールにしようと頼めば「ウサギの肝臓ソースですが良いですか?」
ぎゃー!!重い、重すぎる!
親切にも仏語堪能なサービスのお兄さんが私の「スパゲティは無いんですか?」に「特別にタグリエテールをトマトソースでからめましょう」と提案、ありがとう、お兄さん(涙)!!

そう、どうやら地方柄、ウサギ料理もスペシャリテな様ですね、行くレストランには必ずジビエが用意してありました。
それでレッド・ガイドにも"パスタ"ではなく、"トラディッション"の文字のオンパレードだったんですね。

ちなみに一緒に行った日本人たちは慣れないジビエに代表される重い料理にやっつけられていました。
北イタリアを旅行する際は強力な胃薬が必要です!

そして心残りの一つに、ついに"幻の白いトリュフ"が発見できなかったこと!
キュネオ県アルバAlba市はワインの規格がイタリアで一番厳しく、多くの優良ワインを産していますが、山ということでキノコも有名、なんと白いトリュフの生息地でもあるそうです。
あのアラン・デュカスもわざわざ買い付けに来るとか、何が何でもこの目で見たい!と意気込んだものの…。黒トリュフしか見つけられませんでした…。
ああ、残念。

そして最終日。
ホテルに置かれたパンフレットを頼り訪れたヴィラノヴァ・モンドヴィVillanova-Mondovi’にある洞窟Grottaはイタリアで一番最初に発見されたもの。

マイナーな地方とはいえ、見所満載だったというのが私の感想。
移動は車以外は考えられないのでやはりやたらとお勧めはできませんが。

最後に余談を一つ。
イエールの人口の80%はイタリア出身だそうですが、主人の両方の祖母はイタリア人、しかも二人ともキュネオ県出身とのこと、キュネオ県を車で走っている際、イエール付近の町や村との姉妹都市を表す看板を多数発見、更にイエールにはキュネオという苗字の家族が結構います。

おばあちゃんの両親を初め、多くのキュネオ県人が国境により近いニースではなくイエールを選んだのは一体どういう理由があったのでしょう?
謎が解けたらまたお知らせしたいと思います。

写真は こちら から

後日訂正:Cuneo県をフランス語読みして「キュネオ」と記載しましたがイタリア語読みすれば「クネオ」でした。





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Last updated  2004.08.29 18:49:06
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